世界経済は「一段と大きいリスクと不透明感が高い時期に突入している」←そんな中の9.2兆円増税 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

世界経済は「一段と大きいリスクと不透明感が高い時期に突入している」←そんな中の9.2兆円増税

秘書です。

「一段と大きいリスクと不透明感が高い時期に突入している」

そんな中の9.2兆円増税の決定。

1929年の世界大恐慌の中で金解禁をした浜口雄幸政権に匹敵しますね。

某小説のイメージのために浜口政権は正義のイメージとなり、そのダメージから日本経済を救った高橋是清に悪のイメージをすりつる極一部の偏った歴史観が浸透し、歴史は主流派の説を暗記するものと考える人が同じ過ちを繰り返すのでしょう。

金解禁のときも、国民・メディアあげて支持しました。しかし、結局、都市のインテリ青年は「大学はでたものの」、そして農村の娘さんたちは・・・。



米FRBに追加策の用意も、手段は尽きず=アトランタ連銀総裁
2011年 09月 28日 06:44 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-23378020110927

 [ジャクソンビル(米フロリダ州) 27日 ロイター] 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は27日、米経済は今後リスクが高い状態に直面するとの見方を示し、連邦準備理事会(FRB)は成長支援に向け必要に応じ追加措置を導入する用意を整えていると述べた。
 同総裁はワールド・アフェアーズ・カウンシルの会合に出席し、前週の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定した長期金利押し下げへの取り組みについて、経済刺激効果は限られるとの見方を示した。消費者や銀行が警戒姿勢を崩していないためとしている。

 そのうえで「(保有債券の)残存期間の長期化およびモーゲージ担保証券(MBS)買い入れは、一段の景気支援に向けた慎重かつ漸進的な取り組みを表している。問題をすべて解決するわけではないが、支援になるのは確かだ」と述べた。

 また「前週のFOMC決定は、米連邦準備理事会(FRB)が一段の行動に出るとも、『すべて手を尽くした』ともとらえられるべきではない」とし、FRBは必要に応じて行動する警戒態勢を崩していないとの見解を示した。

 ただ「衝撃がない限り、景気後退に再び陥るとは考えていない」とし、欧州債務危機が波及する危険性に言及。こうした意味では「一段と大きいリスクと不透明感が高い時期に突入している」と述べた。

 FRBが前週のFOMCで決定した、4000億ドルの6─30年物国債を買い入れ、同額の償還期限3年以下の国債を売却する「ツイストオペ」については、融資需要が低迷し信用基準が厳しい状態のなかでは、追加的な流動性供給の景気刺激効果は低下するとの考えを示した。

 ただ今回の対策は「若干のポジティブな影響は及ぼすことができる」と述べた。

 同総裁は自身の米経済成長率見通しを、2011年は1─2%、2012年は2─3%に下方修正した。ただ「米経済が二番底に陥るとは考えていない」と述べた。

 ロックハート総裁は今年はFOMCで投票権を持たないが、来年は投票権を持つメンバーとなる。


→「一段と大きいリスクと不透明感が高い時期に突入している」のに増税を決定できる「円高デフレ路線推進者の精神構造」って何なんでしょうね。経済財政を縦割り的思考と法学士的思考で考えるからなのでしょうか?