米FOMCがスタート、1ドル=76.349998円、なう | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

米FOMCがスタート、1ドル=76.349998円、なう

秘書です。
注目のFOMCがスタート。野田首相も注目していることでしょう。

現在、1ドル=76.349998円


米FOMCがスタート、追加緩和を慎重に検討へ
2011年 09月 21日 08:14 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23276420110920

 [ワシントン 20日 ロイター] 米連邦公開市場委員会(FOMC)が20日から2日間の日程で始まった。今回の会合では、減速しつつある景気回復の支援に向け、期間の短い証券の保有を減らして期間が長めの証券を増やす「ツイストオペ」の実施を決定する可能性が高いと予想されている。
 米経済が二番底のリスクにさらされ、政局の動向から財政出動の見込みも不透明となる中、米連邦準備理事会(FRB)は成長押し上げに向け、たとえ小規模でも一段の措置を取る構えを示している。

 景気の問題への対処をめぐりFRB内では意見が分かれているものの、アナリストはバーナンキ議長が、FRBのポートフォリオのリバランスを通じて長期金利の押し下げを図る案でコンセンサスを確保するとみている。

 当局者は、FRBの保有証券における長期債の比重を高めることで住宅ローンの借り換えに弾みをつけるとともに、米国債から株式や社債への投資資金のシフトを促すことを期待している。

 米経済はプラス成長を保っており、インフレ率も目標水準をそれほど大きく下回っていないことから、FRB当局者は一連の慎重な緩和措置を検討しているものの、バランスシートを一段と拡大させるなどの大胆な政策には踏み切らない見通しだ。

 ドイツ銀行(ニューヨーク)の米国担当上級エコノミスト、カール・リッカドンナ氏は「(FRBが検討しているとみられる)これらの措置は微調整であり、大砲ではない」とし、「雇用データがマイナスになる局面に入れば、より大胆な措置を講じる必要があるとの見方が強まるだろうが、まだそうした状況にはない」と述べた。 

 FRBが今回打ち出す可能性があるとしてアナリストが挙げているもう一つの措置が、銀行の超過準備に対して支払う金利の引き下げだ。現在、銀行がFRBに預ける準備預金の超過分には0.25%の金利が付くが、これを引き下げれば融資を促す可能性があり、景気押し上げ効果が期待できる。

 一部のFRB当局者が追加緩和に反対するのは必至とみられている。FOMCは前回8月の会合で、少なくとも2013年半ばまで金利を異例の低水準に維持することを決めた。この決定をめぐっては3人の当局者が反対票を投じたのに対し、より積極的な行動を望む声も出た。

 8月の雇用統計で非農業部門雇用者数の増加がゼロとなり、失業率も9.1%に高止まりしたほか、企業や消費者の信頼感に悪化が見られる中、バーナンキ議長やイエレン副議長、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁など中核となるメンバーは確固として追加緩和を支持しているもようだ。
 今回のFOMCでは、失業率やインフレのターゲットを明示する案も協議するとみられている。

 FRBは21日午後2時15分(1815GMT、日本時間22日午前3時15分)ごろにFOMC声明を発表する予定。