鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

鉄道ニュース!

全国200万の鉄道ファンのみなさま、こんばんは!

「志士の目鉄道研究会」です。

まずは、東北ローカル私鉄の話題から!


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→三陸鉄道のヘッドマークを年間30万円でいかがですか?

三陸鉄道が企業の広告を募集
8月23日 7時23分NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110823/t10015076121000.html
震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸を走る三陸鉄道は、収益の確保に少しでも役立てようと、車両に企業の広告を貼ったヘッドマークを付けることになり、東京や大阪など各地から応募が相次いでいます。

岩手県沿岸を走る第3セクターの三陸鉄道は、震災で駅舎やレールなどが大きな被害を受けたため、現在運行している区間は全体の3分の1にとどまり、収益は震災前のおよそ4分の1にまで落ち込んでいます。このため三陸鉄道では、収益の確保に少しでも役立てようと、現在使用している11両の車両に企業の広告を貼ったヘッドマークを付けることになりました。広告料は年間30万円で、ホームページなどで募集を始めたところ、これまでに東京や大阪などの10を超える企業から応募があったということです。三陸鉄道では社内での審査を経て、8月中にどの企業の広告を採用するかを決める方針で、早ければ9月から広告を貼ったヘッドマークを使い始めるということです。三陸鉄道の冨手淳旅客サービス部長は「復旧の見通しが立たない厳しい状況が続いているが、さまざまな取り組みで収入を確保し、なるべく早く全線で運行を再開したい」と話しています。

→個人でもいいみたいですね。

鉄道ファン垂涎、三陸鉄道が車両マーク募集 年30万円
2011年8月16日17時30分 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0815/TKY201108150271.html

 三陸鉄道(岩手県宮古市)のオーナー気分を味わいませんか――。3年後の全線復旧を目指す第三セクターの三鉄が、ヘッドマークのオーナー募集を始めた。鉄道ファンの心をくすぐって復興資金を集める狙い。年間30万円の広告料で、自分のデザインしたマークを付けた列車が走る。

 三鉄は復旧の総工費を110億円と試算し、国と県、沿岸市町村に負担を求めている。マークが取り付け可能な車両は現在11両あり、年間330万円の収益増となる計算だ。

 車両の前と後に1枚ずつ、好きなデザインのマークを掲げられる。サイズは60センチ四方以内であれば形状、材質を問わない。個人のメッセージや企業のロゴなどデザインも自由だが、三鉄のイメージに沿わない場合は断ることもある。契約年数や独自の除幕式の開催なども相談に応じる。

 担当者は「三鉄は全国にファンが多く、注目度は抜群。価格に見合った効果が十分に得られるはず」。問い合わせ、申し込みは三陸鉄道旅客サービス部(0193・62・8900)へ。(角田要)


→秋田内陸縦貫鉄道は、社長さんの公募になるようです。

秋田内陸線 民間社長が辞意表明
(秋田県)

[ 8/25 12:12 秋田放送]
http://www.news24.jp/nnn/news8611761.html

秋田内陸縦貫鉄道で、初の民間出身の社長として経営の立て直しに取り組んできた若杉清一社長が、24日開かれた取締役会で辞意を表明し了承されました。秋田内陸縦貫鉄道では、後任の社長は年内に公募で決めたいと話しています。
若杉社長は、2009年7月から、秋田内陸縦貫鉄道では初めての民間出身の社長となり、ことし6月に再任されたばかりでした。秋田内陸縦貫鉄道によりますと、若杉社長は辞任の理由について「一身上の都合」と説明したということです。後任の社長は、公募で選ぶ方針で、年内には新しい社長のもとで再出発する見通しです。なお、若杉社長は、後任が決まるまでは引き続き、社長として、内陸線の運営に携わるという事です。

→わたらせ渓谷鉄道は被災者の鉄道運転士候補募集です。

被災者対象に鉄道運転士候補募集 わたらせ渓谷鉄道
(8月25日 下野新聞)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20110824/595446 

東日本大震災の被災者を支援しようと、日光市足尾町と群馬県桐生市を結ぶ第三セクター「わたらせ渓谷鉄道」(群馬県みどり市、樺沢豊社長)は、被災者を対象に運転士候補者1人を募集する。採用予定日は10月1日で、年齢や性別の制限はない。群馬県の就業支援事業を活用し、来年3月までの人件費は同県費で対応。列車を運転するための国家試験に合格すれば、正社員に登用され同社が給与を支給する。

 福島第1原発事故などの影響で多くの被災者が家や仕事を失い、生活再建への道のりは厳しい。このため、同社は被災者の生活の安定を図り、慣れない土地での就労を支援することを目的に、被災者の採用を計画した。被災者の出身地や被災の程度も問わない。

 9月21日に本社で筆記と面接の試験を実施。罹災証明がない場合でも、行政に問い合わせるなどして確認するという。

 当面は時給900円の期限付き臨時雇用となる。この期間に学科の研修や技能訓練を受け、来年3月には国土交通省の内燃車動力車操縦者運転免許の試験を受けてもらう。免許取得後は、正社員として採用する。

 同社は「仕事がなくて困っている被災者の方に就労の機会を提供したかった」としている。応募方法は履歴書など必要書類を持参、または郵送する。

 問い合わせは同社総務企画課、電話0277・73・2110。


→十和田観光電鉄がピンチ!

「十鉄」存続ピンチ!…鉄右エ門社長が支援訴え

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110825-OYT1T00298.htm
(2011年8月25日11時47分 読売新聞)

 十和田観光電鉄(本社・青森県十和田市)の鉄道事業が、存続の岐路に立たされている。

 少子化や沿線人口の減少で主力の定期券販売が落ち込む中、昨年12月の東北新幹線全線開業で客離れが加速したためだ。同社は沿線自治体に財政支援を求めているが、財政状況が厳しい行政側は及び腰で、協議が難航するのは必至だ。

 「支援がなければ存続は難しい」。同社の白石鉄右エ門社長は18日、十和田、三沢、六戸の沿線3市町の首長らが集まった会合で断言した。支援要請額は今後10年間で計5億2000万円。それが得られなければ鉄道事業から撤退することを宣言したわけだ。

 同社の試算では、2020年度までに駅舎の改築や変電所の更新など計約7億3000万円の設備投資が必要になる。一方、鉄道事業は毎年赤字を計上しており、累積損失は約8000万円と予想。自力での資金調達は困難といい、国と県の補助計約3億円から差し引いた残る全額などを沿線自治体に肩代わりするよう求めたことになる。

 同社が行政にすがるのは、将来の利用者増が見通せないためだ。昨年の利用者数は45万9000人で、この10年で約24万人減少。営業収入も同期間に3割減った。主力となる高校生の通学利用の減少が主な要因だ。

 さらに、東北新幹線七戸十和田駅(七戸町)の開業が苦境に追い打ちをかける。同駅から十和田湖など観光地までの2次交通が着々と整備されており、同新幹線八戸駅から青い森鉄道を経由しないと利用できない十和田観光電鉄の劣勢は明らか。実際、観光シーズンの4月から7月までの定期券以外の利用者数は前年比約70%にとどまった。

 同社は利用者数の減少は今後も続くと予測しており、昨年度約1億1800万円だった営業収入は、20年度に9300万円まで減少すると見ている。

 一方、支援を要請された沿線3市町も苦しい台所事情は同じで、簡単に応じられる状況にはない。同社の業績が好転する見通しがない以上、追加支援を求められる可能性もある。三沢市の山本文彦政策調整課長は「経営環境は年々悪くなるばかりで、いずれ行政で丸抱えすることになりかねない」と警戒する。

 3市町は、議会や住民の意向などを踏まえて9月中にも支援の是非を最終判断する。十和田市の小山田久市長は「運行が赤字だから設備投資に1円も出せませんという会社の言い分に、果たして住民が納得するのか」と疑問を投げかける。(木瀬武)

 ◆十和田観光電鉄=十和田市から六戸町を経由して三沢市に至る鉄道事業を運営。約15キロの計11駅を約25分で結ぶ。三沢駅で青い森鉄道に接続するほか、沿線には十和田工業高や三本木農高、北里大などもある。愛称は「十鉄(とうてつ)」。平日は17往復している。バス事業なども手がけている。

→さあ、全国からユニークなイベントのアイデアを集めてみましょう。まずは、イベント列車の老舗の大井川鉄道です。


静岡・鳥瞰の図:/9 大井川鉄道 SL列車、観光客が支持 /静岡
 <鳥瞰(ちょうかん)の図>
毎日新聞 2011年8月25日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110825ddlk22040252000c.html

 緑一色の茶畑の中を白い煙を上げながら黒い車体がゆっくりと走っていた=写真・島田市で、本社ヘリから木葉健二撮影。35年前、経営難に陥っていた大井川鉄道が起死回生策として復活させたSL列車だ。

 沿線の集落は過疎化が進み、通勤、通学の利用客は右肩下がりの状況が続いている。だが観光客の支持は根強い。駅で停車するたびに乗客がホームに降り立ち、記念撮影する光景がそれを物語っていた。

 客車へのこだわりは並々ならぬものがある。昭和のころに製造された車両を他の鉄道会社から譲り受け、手入れして使用。大井川と茶畑の合間を縫うように堂々と走る姿は、タイムスリップしたかのような感動を呼び起こしてくれる。【小玉沙織】=つづく


→SLが温泉観光客をけん引。群馬の成功例です。

DC集客SLが牽引
7月の観光客増加 草津などは苦戦
(2011年8月25日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110825-OYT8T00076.htm

 県は24日、JRと県などが開催中の大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」の効果を測るため、7月の観光客数の速報値を発表した。主な観光地やイベントの観光客数と主要温泉宿泊者数の合計は190万6266人と前年同月比6・1%増だった。DC期間(7月1日~9月30日)中の目標の5%増を上回るペースで、東日本大震災による観光客減をカバーした形だ。特に蒸気機関車(SL)停車駅近くの水上温泉や磯部温泉は約15%増で、目玉のSL列車が集客効果を発揮している

 調査対象は、草津や伊香保など主要温泉地9か所の宿泊客数と、DCイベントなどを実施している主要観光地点30地点と主要6イベント。

 震災が起きた3月11日以降、原発事故による風評被害などから、県内温泉地は宿泊客の激減に苦しんだが、DC効果で回復。前年同月の実績を下回ったのは、猿ヶ京温泉(7・6%減)、老神温泉(6・2%減)の2か所のみ。

 前年を大きく上回った磯部温泉(16・9%増)は、SLが止まるJR信越線磯部駅や、吉永小百合さんがCMに出演した「碓氷峠鉄道文化むら」に近い。水上温泉(15・5%増)も、復活したC61型などが牽引(けんいん)する「SLみなかみ」の終着駅のJR上越線水上駅から至近にある。

 SL関連のイベントも好調だ。高崎市中心部の飲食店などを巡る「機関車の街・高崎 まちなかスタンプラリー」では、景品の「機関車だるま」目当ての参加者が殺到。当初用意した1000個が約1週間でさばけ、1000個単位でだるまの追加発注を重ねた。

 一方、団体客の減少と7月末の悪天候の影響を大きく受けた観光地は、苦戦している。県内最大の温泉地、草津温泉は、車両通行数が前年の約2割増と個人客は多かったものの、バスの入りが少なく、宿泊客数では15万2072人で前年比1・2%増と伸び悩んだ。

 主要観光地点30地点のうち、前年を下回ったのは6地点。県は、具体名は公表しなかったが、「例年、団体客が多かった道の駅や花の見頃と悪天候が重なった場所」としている。前年比の増加割合が最も大きかったのは、伊香保温泉宿泊者の入場料を無料にした伊香保グリーン牧場(渋川市)で3万500人(前年比70・4%増)だった。

→やはりですね、鉄道駅のある温泉がSL効果が高かったですね。伊香保(東武鉄道伊香保軌道線)や草津(草軽電鉄)も、鉄道が残っていたら・・・・

→続いて、富山のトランジットモール、コンパクトシティと鉄道の話。


西武跡地前に新電停 セントラム利便性向上
2011年8月24日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110824/CK2011082402000145.html
 富山市と富山地方鉄道(富山市)は、路面電車の新しい電停(停車場)を、同市総曲輪の旧富山西武跡地前に設置する。二〇一二年度に着工し、一三年春の利用開始を目指す。

 市路面電車推進室によると、電停は長さ二十メートル、幅一・七五メートルで富山駅前方面に設置。旧富山西武跡地前の歩道を約一・五メートル狭める。路面電車を運行する富山地方鉄道が設けて、市が補助する。荒町や西町など既存の電停はそのまま残る。

 反時計回りに進む環状線セントラムに乗った場合、グランドプラザ前-荒町間が約四百七十メートル離れている。地元住民や商店街から新たな電停設置の要望があり、市や同社などが設置場所を検討していた。新電停はグランドプラザ前から約三百メートル、荒町から約百七十メートルの距離に計画されている。

 〇六年に閉店した旧富山西武跡地は、大和小田急建設(東京都)がアパマンショップホールディングス(同)から土地と建物を取得する見通し。商業施設とマンションの入る二十四階建てビルを計画している。(永井響太)

→富山地方鉄道はRAILWAYSのロケ地に。

「RAILWAYS」県内先行公開へ オール富山ロケ
2011年8月25日0時48分  朝日新聞
http://www.asahi.com/showbiz/movie/OSK201108240086.html

 富山地方鉄道が舞台となった映画「RAILWAYS(レイルウェイズ) 愛を伝えられない大人たちへ」が、全国ロードショー(12月3日から)に先行して11月19日から県内で公開される。

 鉄道にまつわる人々の人生に光をあてた「RAILWAYS」シリーズの第二弾。定年目前に、妻との第二の人生を思い描く運転士と、看護師の仕事を再開しようとする妻。人生の分岐点ですれ違う夫婦を、俳優の三浦友和さんと余貴美子さんが演じた。

 ロケは3月12日~4月27日、富山市や立山町、黒部市などすべて県内で行われ、富山地方鉄道の各駅のほか、富山市役所や富山赤十字病院などでも撮影された。

 撮影当時、設立協議会の段階だった「富山フィルムコミッション」もエキストラ募集やロケ地選びなどで協力。エキストラは延べ304人が参加し、地鉄の乗客や病院の患者などに扮した。

 一般の前売り券(1300円)は9月から発売される。

→そして、九州のイベント列車。

“浦島太郎特急”乗ってみた…乙姫さまには?★鹿児島 鉄の旅(上)
2011.08.25 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110825/dms1108251009005-n1.htm
. 砂むし風呂で知られる温泉地・指宿市と鹿児島市を結ぶJR九州の観光特急「指宿のたまて箱」(略称・いぶたま)。海側を白、山側を黒に塗り分けた奇抜な外観が話題となり、3月のデビュー以来人気を集めている。モチーフは浦島太郎の竜宮伝説。錦江湾を臨む絶景と、意匠を凝らした遊び心たっぷりの車内に、1時間弱の乗車はアッと言う間に…。

 全線開業した九州新幹線の終点・鹿児島中央駅ホームにツートンカラーの“顔”をした2両編成の列車が入線した。カメラを構えた鉄道ファンの姿もチラホラ。

 シュワシュワシュワー…。開けてびっくり。乗降ドアが開くと同時に上から白い煙ならぬ霧が降ってくる。指宿に残る竜宮伝説を題材にした観光特急にふさわしい仕掛けだ。

 降りてきた乗客たちはアッという間におじいさん…ではなく、笑顔で改札口に向かう。遊び心たっぷりの車両が旅を一層楽しいものにしてくれる。

 洗練されたデザインで古い車体を魅力的な観光特急に再生させてきた鉄道デザインの第一人者、水戸岡鋭治氏の最新作だ。

 指宿駅まで1時間足らずの旅だが、錦江湾に面した海側の車窓はとくに見どころたっぷり。桜島もドドーンと迎えてくれる。

 難燃性の天然木材を使った車内も、絵本を並べた本棚やベビーサークルがあったりと茶目っけにあふれている。水戸岡デザインには欠かせない小粋な暖簾など和風テイストも盛りだくさん。海側を向いた一人掛け席、大きなテーブルを間に挟んだ4人掛け席は人気が高く、真っ先に予約で埋まっていくという。

 隅から隅まで歩き回りたいところだが、古い気動車をリニューアルした旧式な“足回り”のうえ、運行する指宿枕崎線はカーブがやたらと多い。車内探索の際はくれぐれも揺れにご注意を。

 指宿駅に到着。またまた煙ならぬ霧が降ってくる。改札では美しい乙姫さまが亀を従えてお出迎え! 亀といっても陸亀で、乙姫さまはアキバ系のコスプレ風お姉さまだけど…。ただ、毎日出迎えてくれるわけではないので、視界に飛び込んできたらラッキーと思っていいだろう。

→「お笑い列車」ですか!すばらしい

肥薩おれんじ鉄道、「お笑い列車」を来月4日運行
(2011 08/24 20:03 南日本新聞)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=34582
 お笑い列車で地域を盛り上げまっせ-。肥薩おれんじ鉄道は9月4日、吉本興業のお笑い芸人が車内に乗り込み漫才を披露する「よしもと住みます芸人お笑い列車」を運行する。昨年7月導入した「銀河鉄道20 件999ラッピング列車」運行1周年を記念したイベント。
 鹿児島、熊本両県に暮らしながら活動する吉本興業所属の“住みます芸人”が、川内駅と八代駅からそれぞれ同乗。車両基地がある出水駅で合流し、同駅コンコースで漫才イベントを開く。出演するのは「ビューティーメーカー」と「もっこすファイヤー」。
 両駅とも午前11時集合。各列車定員20人、参加費1999円(弁当代含む)。午後1時10分から始まる出水駅でのイベントには誰でも参加できる。同鉄道20 件=0965(32)5678。