バイデン副大統領来日中に尖閣でやりましたね
秘書です。
中国の尖閣の挑発行動が、バイデン米副大統領の訪中後、来日中ということは、深刻なインプリケーションがありますね。
モンデール駐日大使時代の尖閣と日米安保の発言を踏襲しないことを、もう一度、訪中直後の福大統領に確認しておくことが必要ですね。
影落とす民主代表選 菅首相-バイデン米副大統領会談 突っこんだやりとりなく…
産経新聞 8月24日(水)14時38分配信
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110824/plc11082413430009-n1.htm
米副大統領として4年半ぶりとなったバイデン氏の訪日だが、月末に退陣する菅直人首相と懸案の米軍普天間飛行場移設問題などで突っ込んだやりとりはなく、29日投開票の民主党代表選で確定する次期首相の顔見せも候補者乱立で実現しなかった。民主党政権下の政局の混迷がまたもや日米関係に深刻な影を落としている。
「米側の対応で後悔することがあるとすれば、もっと日本を支援することができなかったか、ということだ」
バイデン氏は首相が東日本大震災の復旧支援に謝意を示すとこう応じた。米軍の「トモダチ作戦」は日米の結束を強めたといえる。
ただ、懸案である普天間問題については沖縄県名護市辺野古への移設を決めた6月の日米合意を「着実に進める」と確認しただけ。首相は意欲を示していた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加先送りについて「震災で遅れがちだが…」と言い訳し、方向性を示さなかった。
退陣で実現しなくなった9月前半の訪米については「国内の政治情勢のため」と、まるで人ごとのように説明した。
バイデン氏の日本側との公式行事は首相との会談と昼食会をあわせた23日の約2時間のみ。1月の訪米でバイデン氏と会談した前原誠司前外相をはじめ、民主党代表選に出馬する予定の候補者との面会もなかった。次期首相候補が数人程度であれば、米首脳級への初めての「披露」の場ともなり得たが、6人以上も名乗りを上げる現状では日程調整もかなわなかった。
バイデン氏は訪日に先立ち6日間、中国を訪問した。首脳と頻繁に接触し、次期国家主席就任が確実な習近平副主席とは地方にも足を運んで米中関係重視の姿勢をアピールした。
日本では日本側と実質的な話をする環境ではなく、被災地への訪問や米軍関係者らへの慰労が中心で、米政府関係者も「タイミングが悪かった」ともらした。
次期首相は9月下旬の国連総会の機会に訪米し、首脳会談に臨むことになりそうだ。だが、多忙な会議の合間に日米首脳会談に十分な時間を確保できる保証はない。民主党政権の2年間で一度も実現していない首相の公式訪米は10月以降に再調整となる見通しだが、懸案を先送りし続けた鳩山、菅両政権の後を受ける新首相は、重い課題を背負った外交デビューとなる。(酒井充)
中国の尖閣の挑発行動が、バイデン米副大統領の訪中後、来日中ということは、深刻なインプリケーションがありますね。
モンデール駐日大使時代の尖閣と日米安保の発言を踏襲しないことを、もう一度、訪中直後の福大統領に確認しておくことが必要ですね。
影落とす民主代表選 菅首相-バイデン米副大統領会談 突っこんだやりとりなく…
産経新聞 8月24日(水)14時38分配信
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110824/plc11082413430009-n1.htm
米副大統領として4年半ぶりとなったバイデン氏の訪日だが、月末に退陣する菅直人首相と懸案の米軍普天間飛行場移設問題などで突っ込んだやりとりはなく、29日投開票の民主党代表選で確定する次期首相の顔見せも候補者乱立で実現しなかった。民主党政権下の政局の混迷がまたもや日米関係に深刻な影を落としている。
「米側の対応で後悔することがあるとすれば、もっと日本を支援することができなかったか、ということだ」
バイデン氏は首相が東日本大震災の復旧支援に謝意を示すとこう応じた。米軍の「トモダチ作戦」は日米の結束を強めたといえる。
ただ、懸案である普天間問題については沖縄県名護市辺野古への移設を決めた6月の日米合意を「着実に進める」と確認しただけ。首相は意欲を示していた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加先送りについて「震災で遅れがちだが…」と言い訳し、方向性を示さなかった。
退陣で実現しなくなった9月前半の訪米については「国内の政治情勢のため」と、まるで人ごとのように説明した。
バイデン氏の日本側との公式行事は首相との会談と昼食会をあわせた23日の約2時間のみ。1月の訪米でバイデン氏と会談した前原誠司前外相をはじめ、民主党代表選に出馬する予定の候補者との面会もなかった。次期首相候補が数人程度であれば、米首脳級への初めての「披露」の場ともなり得たが、6人以上も名乗りを上げる現状では日程調整もかなわなかった。
バイデン氏は訪日に先立ち6日間、中国を訪問した。首脳と頻繁に接触し、次期国家主席就任が確実な習近平副主席とは地方にも足を運んで米中関係重視の姿勢をアピールした。
日本では日本側と実質的な話をする環境ではなく、被災地への訪問や米軍関係者らへの慰労が中心で、米政府関係者も「タイミングが悪かった」ともらした。
次期首相は9月下旬の国連総会の機会に訪米し、首脳会談に臨むことになりそうだ。だが、多忙な会議の合間に日米首脳会談に十分な時間を確保できる保証はない。民主党政権の2年間で一度も実現していない首相の公式訪米は10月以降に再調整となる見通しだが、懸案を先送りし続けた鳩山、菅両政権の後を受ける新首相は、重い課題を背負った外交デビューとなる。(酒井充)