増税・デフレ・円高路線の是非が争点(中川秀直)

民主党代表選では、増税・デフレ・円高路線の是非が争点になる。たとえ、代表選で非増税・脱デフレ・円安路線を主導する候補が勝っても、当局の抵抗を押し切って非増税・脱デフレ・円安路線へと転換する力はないだろう。

国民に信を問うてないからである。代表選で増税・デフレ・円高路線を主導する候補が勝ち、首相になっても、０９年総選挙の政権公約を反故にするのだから、国民に信を問わねばならない。

誰が代表＝首相になろうとも、増税・デフレ・円高路線の是非を改めて、早期に国民に信を問わねばならない。

（８月１２日記）中川秀直