総理大臣が新たにかわったときには国民の皆さんに改めて政権選択の機会提供すべき(98年民主党代表) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

総理大臣が新たにかわったときには国民の皆さんに改めて政権選択の機会提供すべき(98年民主党代表)

秘書です。


「○○政権が退陣をされて総理大臣がかわったわけでありますから、内閣が新たにかわったときに、総理大臣が新たにかわったときには、私は、国民の皆さんに改めて政権選択の機会を提供するのが本来の国民主権の議会制民主主義のあり方である、このように考えます」(1998年8月17日の民主党代表の質問)


これをいったのはだれでしょう?

菅直人さんです。

98年の菅さんなら、鳩山さんが総理を辞めたのだから、解散すべきと今の菅総理にいったことでしょう。


菅首相、政権運営「4年があるべき姿」=普天間合意の実現目指す―衆院予算委
時事通信 8月8日(月)11時16分配信
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011080800020

 衆院予算委員会は8日午前、菅直人首相と関係閣僚が出席して外交・安全保障に関する集中審議を行った。首相は衆院解散・総選挙について「大震災(への対応)、原発事故の収束がこれからも必要な中で、ほとんどの国民は今ではないだろうと思っている」と指摘。その上で「(衆院選で)多数を得た政党なり政党連合がきちんと(政権運営を)4年間やって、4年後に国民に信を問うのがあるべき姿だ」と強調した。自民党の高村正彦元外相への答弁。
 自らの進退に関しては「震災復興と原発事故収束に一定のめどを一日も早くきちっと付けて次の世代に(責任を)移していきたいという思いは一切変わっていない」と述べた。同時に、退陣条件に掲げた特例公債法案と再生エネルギー特別措置法案を念頭に「具体的法案も(一定のめどに向け)前進してきている」とも語った。
 沖縄県の米軍普天間飛行場の移設については、「何とか固定化しないで、早い時点で(同県名護市)辺野古に移設できないか努力している。普天間が返還されればトータルで負担軽減につながる」と述べ、昨年5月の日米合意の早期実現を目指す考えを示した。共産党の赤嶺政賢氏への答弁。


→98年の菅さんは、小渕首相にこういいました。

第143回国会 - 衆議院 予算委員会
平成10年08月17日
○菅(直)委員 本会議に続きまして、きょうからいよいよ予算委員会が始まりました。
 さきの参議院選挙で、私ども民主党は、比例区で千二百二十一万人の皆さんから御支持をいただきました。この御支持の多くは、自民党政権に対するレッドカードの気持ちからだと思います。しかし、同時に、私たち民主党にもチャンスを与えてやろう、そういう激励の気持ちも含まれていた、こう受けとめて、この国会を含め、私たちは、もし民主党が政権を担うときにはどうするのか、そういったいわば政権担当能力が問われているという気持ちで真摯に取り組んでいきたいと思っております。一票を入れていただいた皆さんにその行方をしっかりと見きわめていただきたい、このように感じているところであります。
 その中で、小渕総理、今はどなたが総理大臣をやっても大変厳しいときだと思います。その中で総理を引き受けられたことを、大変御苦労なことだとまずもって申し上げておきたいと思います。
 しかし、残念ながら、小渕総理大臣という立場は、まだ国民が選んだ総理ではありません。さきの参議院選挙の結果は、もちろん自民党は大きく過半数を割りまして、参議院においては、首班指名で、決選投票で、野党の皆さんの一致した御支持をいただきまして私が百四十二票いただき、小渕総理は百三票、かなりの大差で私に指名をいただきました。
 衆議院では確かに小渕総理の過半数が一回目の投票で確保されたわけでありますが、しかし、一年半前の選挙を思い出してみますと、単独で自民党は幾つの議席があったのか、二百三十九であります。そして、その選挙が終わってから一年半の間に何人の人が野党から自民党にいわばくらがえをしたのか、衆議院で二十三名でありました。
 たしか、過半数になったとき、時の幹事長が、北村直人さんでしたか、花束を渡されたのをテレビで見て、一体何を考えているんだろうと。選挙で勝って花束を渡すのならわかります。選挙で勝っていない、つまりは党のくらがえをして過半数を確保したから花束を渡す、ここにまさに自民党のおごりが始まり
、また、今残念ながら小渕総理が国民の信任を得ていないということのいわば原点があると思います。

 さらに言えば、橋本政権が退陣をされて総理大臣がかわったわけでありますから、内閣が新たにかわったときに、総理大臣が新たにかわったときには、私は、国民の皆さんに改めて政権選択の機会を提供するのが本来の国民主権の議会制民主主義のあり方である、このように考えます
 そういう考え方について、まず小渕総理の御見解を伺いたいと思います。

→先日の菅首相の自民党からの一本釣り政務官人事は、このときの報復?