米国の超党派合意のキーパーソン:ノーキストさんの記事 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

米国の超党派合意のキーパーソン:ノーキストさんの記事

秘書です。
あっ!ノーキストさんの記事だ!
米国の財政赤字削減と連邦債務に関する超党派合意のキーパーソンのようですね。



全米税制改革協議会長のブッシュ減税めぐる発言、予算協議合意への糸口となる可能性
2011年 07月 22日 05:21 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT896019320110721
[ワシントン 21日 ロイター] 米民主党のホイヤー下院副院内総務は21日、全米税制改革協議会会長がブッシュ減税の打ち切りは増税にあたらないとの認識を示したことについて、共和党議員が財政赤字削減と連邦債務の上限引き上げに応じる糸口になる可能性があるとの見解を示した。

 全米税制改革協議会の会長を務める、増税反対派のグローバー・ノーキスト氏は、ブッシュ減税の打ち切りは増税にあたるかとのワシントン・ポスト紙の質問に対し「減税打ち切りは技術的には増税ではない」と述べた。

 同氏は1980年代以降、共和党議員に強い影響力をもち、党員の増税反対をとりつけてきた。

 ホイヤー下院副院内総務は記者団に対し、ノーキスト氏の発言は「非常に重要」とし、共和党議員が、赤字削減案の是非を判断する上で同氏のスタンスを考慮することを望む意向を示した。同氏の発言で、長期的赤字削減案に対するベイナー下院議長の支持を得る余地が生まれ、与野党合意への道が開ける可能性があると述べた。

 共和党が多数を占める下院は19日夜、財政均衡を求める憲法修正が付帯された10年間で5兆8000億ドルという大規模な歳出削減案を234対190で可決した。共和党は、上院での同案採決まで、代替案の検討には消極的とみられる。

 23日の採決で、上院は同案を否決するとみられている。


→2002年8月27日、米国の草の根減税運動団体(Americans for Tax Reform;ATR、全米税制改革協議会)のリーダーであるG・ノーキストさんは、中川秀直同席で小泉首相と会見しました 。この日、13時45分から小泉首相と会見したアーミテージ米国務副長官(ベーカー駐日米大使、福田官房長官が同席)の会見が15分間だったのに対して、14時4分から始まったノーキストの会見は約45分に及びました。会見では法人税減税の効果等について意見が交わさました。

2002年8月 グローバー・ノーキスト氏来日
http://asianforum.jp/topics/2002/articles.html
全米税制改革協議会のグローバー・ノーキスト会長が、AFJの招きで8月24日より来日、小泉総理大臣を始め、日本の若手政治家と会談したほか、AFJの主催した日米シンポジウム「日米政策協調と構造改革」へ出席した。
会談の中でノーキスト氏は、日本の構造改革を支持するブッシュ大統領からのメッセージを伝えたほか、シンポジウムでは、11月の米中間選挙において共和党が躍進する可能性を示唆するなど、精力的な日程をこなした。ノーキスト氏は、ハワイ州知事戦で善戦する共和党候補の選挙戦を側面から支援するため、日本からホノルルへと向かった。


ノーキストさんに関する本:

G・ノーキスト(1995)『保守革命がアメリカを変える』(訳:久保文明、吉原欽一、1996)中央公論社、Rock the House ―History of the New American Revolution―,VYTIS Press Inc. 

吉原欽一(2000)『現代アメリカの政治構造』日本評論社、pp.82-103.



Who is Grover Norquist?
http://www.atr.org/about-grover

(動画)RightOnline 2009 - Grover Norquist Part 1 of 2
http://www.youtube.com/watch?v=QGg2BeYtlkk