経財相のデフレ容認発言→菅首相の方針に反する閣内不一致。(まさかこれも一つの自爆テロ??) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

経財相のデフレ容認発言→菅首相の方針に反する閣内不一致。(まさかこれも一つの自爆テロ??)

秘書です。

菅総理は、施政方針演説で、

「この国会では、来年度予算と関連法案を成立させ、早期のデフレ脱却により、国民の皆様に安心と活気を届けなければなりません。」

といっていましたが、経済財政政策担当大臣は、デフレ容認派のようですね。



復興相辞任、一体改革に影響は出ない=与謝野経財相
2011年 07月 5日 12:09 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-22038220110705
 [東京 5日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は5日の閣議後会見で、政府が近く改定を予定している2011年度の経済見通しについて、「(成長率が)マイナスになることはないと直観的に思っている」と述べた。また、松本龍復興担当相の辞任にも触れ、税と社会保障の一体改革に影響は出ないとの見方を示した。
 与謝野担当相は、日銀が5日にまとめた地域経済報告(さくらリポート)で、関東や東北など7地域の景気判断を引き上げたことに言及。「景気が回復軌道に乗り始めたのは、(政府は)まだきちんと勉強していないが、我々の直観と合致する」とした上で、震災発生後の経済の落ち込みを補う成長が7月以降に実現できるかがポイントだと指摘した。 

 前日に日経平均が1万円台を一時回復したことには「株価は景気の先行指標。一瞬とはいえ回復したのはいい兆候」として、寸断したサプライチェーンの回復、自粛ムードの緩和などで「平常な経済、社会活動を国民がもう一度始めた。今年3―5月頃にあった悲観論はやや行き過ぎだった」と語った。  

 一方で、デフレに関しては「1%程度の物価下落で、驚いて(政府が)自己暗示にかかるようなことはやってはいけない」と改めて持論を展開。「政府の課題は日本経済を成長させること。1%程度の物価下落は、労働所得を得ている人、年金所得者にとってむしろプラス」だと述べた  

 松本復興担当相の辞任については、「首相は強く慰留したが、松本大臣の決意は固かった」ことを明らかにした。また、同氏の発言に関し、「(松本氏は)とてもいい方で、仕事を熱心にやる人。(宮城県知事への発言は)自分達も一生懸命やるけれど、地方自治体もたくさん知恵を出してくださいとお願いするニュアンスだったと思う」と評価した。

 菅首相の政権運営への影響は「そういう話は考えないことにしている」と言及を避けたが、消費税引き上げを含む税と社会保障の一体改革への影響は「有為な閣僚がいなくなったのは残念だが、直接影響があるとは現時点で考えていない」とした。  

 与謝野担当相は、復興を進めるには財源、被災地の要望の吸い上げ、理念の3つが「うまくかみ合っていないといけない」と指摘。「それらを総合的に判断するのが復興担当相。1日も早く後任が決まり、3つの分野をうまく統合して総合的に判断することを期待している」と述べた。

 (ロイターニュース 基太村真司)

→まさか、これも一つの「自爆テロ」??

→前任大臣(現経産相)の海江田さんはなんといっていた?



やり残したことはデフレ脱却=海江田経済財政相
2011年 01月 14日 11:25 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19014620110114
[東京 14日 ロイター] 海江田万里経済財政担当相は14日の閣議後会見で、内閣改造にあたって菅直人首相にけさ辞表を提出したことを明らかにしたうえで、来年度に消費者物価をプラスにするとの政府目標に言及。「1日も早いデフレ脱却を常に心がけてきた。道半ばで職を辞することが、一番大きなやり残したこと」だと述べた。
 そのうえで、改造後に就任する新しい経済財政担当相には「一部の(経済)データを見ると若干、(国内景気に)薄日が差し始めている。経済の状況を好転させてほしい。そして、デフレ脱却と財政再建をバランスよくやってほしい」と注文をつけた。

 改造内閣に経済財政担当相として就任することが伝えられている与謝野馨氏については「今まで(同じ選挙区で)選挙で戦ってきた。当然のことながら違いはあった」と発言。「ひとこと言うなら、人生は不条理だなと思っている」と付け加えた。ただ、人事は「首相の専権事項。首相が判断することだ」と述べるにとどめた。

日銀、政府と同じ方向でデフレ脱却に努力を=海江田担当相
2010年 10月 1日 11:27 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17469320101001
[東京 1日 ロイター] 海江田万里経済財政担当相は1日の閣議後会見で、4─5日に予定されている日銀の金融政策決定会合について、「政府と同じ方向でデフレ脱却、雇用最大化に出来る範囲で努力して欲しい」と述べた。 
 同日公表された8月の有効求人倍率や消費者物価指数について、「肌で感じている通りだ。雇用状況は上向いているといっても相変わらず大変厳しい。物価下落も続いている」とし、「一日も早く雇用を回復し物価下落に歯止めをかけるのが大事」と強調した。 

 内閣支持率が下落しているとの一部世論調査の結果については、民主党代表選の前後に実施された前回調査が、菅直人首相への期待により「高すぎた」として、「今の状況が世論が正確に反映されている。きちっと仕事をやれということだ」との見方を示した。 

 尖閣諸島をめぐる中国側の対応を受けた日本国内世論について、中国政府を信頼できない声が多いのは当然としつつ、中国との経済関係が大事との意見も大部分だとして、「中国も国際社会の中でしか生きる道はない。しっかり国際世論に耳を傾けて欲しい」と述べた。 

 海江田経済財政担当相は会見で8月の消費者物価指数(CPI)について食料とエネルギーを除いたコアコアCPIが前年同月比マイナス1.5%となったとの総務省からの報告を引用した。これは総務省が毎月発表しているもので、高校授業料無償化の影響など特殊要因を差し引いて内閣府が発表しているコアコアCPIとは数値が異なる。

 内閣府が発表した8月のコアコアCPIは前年比マイナス1.0%だった。


→後任大臣はデフレ容認派ですね。同じ内閣にデフレ脱却派とデフレ容認派。内閣不一致じゃないですか?