今度こそ、「刺し違える」ことができますか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

今度こそ、「刺し違える」ことができますか?


秘書です。
本当に刺し違える覚悟があるなら、もしも総理が退陣しないのであれば、参院で問責決議に賛成後、衆院に信任決議を提出して否決するとの最後通牒をして、説得されてはいかがすか。


首相に退陣説得へ=時期明示なければ辞任視野-民主執行部
(2011/06/18-22:29)時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
 民主党の岡田克也幹事長ら執行部は18日、赤字国債発行に必要な特例公債法案など重要法案成立に道筋を付けるため、菅直人首相に早期退陣を迫り、その時期を明示するよう求める意向を固めた。岡田氏らは19日に首相と国会対応を協議し、この席で退陣時期を明確にするよう要請する考え。首相が拒んだ場合、党幹部は「刺し違える」と明言しており、自らの辞任と引き換えに首相を説得する構えだ。
 民主党執行部は、22日に会期末を迎える今国会を90日程度延長する方針。しかし、自民、公明両党などは、首相が退陣を表明しながら時期を明確にしないことに反発を強めており、重要法案成立に野党の協力を得るためには退陣時期を明示する必要があると判断した。
 これに対し、首相は18日も2011年度第3次補正予算案の編成に言及するなど、続投への意欲を示しており、首相と執行部との19日の協議はもつれる可能性がある。
 これに関し、自民党の石原伸晃幹事長は18日、山口県宇部市で講演し、民主、自民、公明3党による子ども手当見直し協議に関連し、「民主党の玄葉光一郎政調会長が石破茂自民党政調会長に『何とか3党合意を成立させて首相に持って行き、首相が辞めないと言ったら私は辞表を出す』と言った」とのやりとりを明らかにした。
 岡田氏についても「『暇になるからこれからよろしくお願いします』と言っていた。(首相と)刺し違えるつもりかもしれない」と指摘。「仙谷由人官房副長官も『辞める、辞める』と言っている。民主党の中でもこのままずるずる行くのはまずいという空気は醸成されつつある」と語った。 
 一方、玄葉氏は18日、福島市内で記者団に「内々の話について答えるのは差し控えたい」と石原氏の発言内容を否定せず、首相退陣をめぐる与野党対立が「3党合意を整理する上で妨げになっている」と述べた。岡田氏は三重県四日市市で記者団に「『暇になったら』というのは、いつかは別にして、首相が代わったときは幹事長も代わる」と説明した。

→民主党は機関決定で退陣に追い込めるでしょうか?今週の見どころです。ちなみに、ムッソリーニは、1943年7月25日のファシスト党大評議会の解任決議により、罷免。バドリオ政権が誕生しています(その後、ムッソリーニはドイツに助けられてドイツの傀儡政権をつくりますが、1945年4月28日に、ムッソリーニはコモ湖畔でパルチザンに捕らえられます)。

→もしも、循環冷却方式が失敗して、汚染水が公海に流れ出るようなことがあって、「第一義的には東電の・・・」ではすまされないでしょう。将来、放射能被害が明らかになったとき、なぜ、当時の国会は菅総理の延命工作を阻止できなかったのか、という観点から総括されることでしょう。その覚悟を持って、「刺し違え」てください!