退陣とも辞任ともいわない菅総理ー鳩山さんがウソをついているのか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

退陣とも辞任ともいわない菅総理ー鳩山さんがウソをついているのか?

秘書です。

参院予算委員会で、山本一太先生の質問の暫定的な未定稿メモです。

山本先生はまず総理の一連の退陣をめぐる発言について「政治的ぺてんだ!」と一喝。以下は山本先生と菅総理等との問答です。


山本先生は、総理はあの代議士会で退陣表明、辞意表明をしたということでいいですね?と質問。

菅総理「(ぺてんは)そういう表現は適切ではないと思います」

菅総理「私としてやるべき一定の役割を果たせた段階で・・・、一定のめどがつくまでは私に責任を果たさせていただきたいというこおとでご理解いただきたい」

昨晩の会見から辞任にじの字もない、退陣のたの字もない。総理は退陣を表明したのですか、辞意を表明したのですか?

菅総理「メディアのみなさんがどういう表現するかまでどうこうする立場にない」

総理、全く答えていません。来年の1月まではやめないということですね。1月まではやめないということですか。

菅総理「夜の記者会見の言葉をいろいろマスコミがとらえられているのは事実ですが、・・・」

一定のめどは冷温停止ではないのですね。総理が辞任表明とメディアが報道したら、国内的にも国際的にもレイムダックです。特例法と二次補正は次の総理とやります。懸案の処理は無理です。期限をきってください。

菅総理「私が言ったとおりのことを申し上げた」

総理は退陣するつもりがないということですね。退陣といえないというなら、詐欺ですよ。

渡辺副大臣、なぜ辞表を出したのですか?

渡辺副大臣「総理が辞意を表明したということで、代議士会で総理の話を聞いて、総理が辞意を考えておられる以上、私達は白票を投ずる(不信任に賛成する)必要はないと考えました。・・・総理はめどがついたら退陣すると思っています。」

三井副大臣「・・・

東副大臣「・・・

総理は辞任も退陣もいっていない。日高さんは反対に回ったときはこういう状況を想定していたか。それとも総理は近く退陣すると思ったのか。

日高政務官「より強いリーダーシップのために辞表を出した。総理が公の場で辞意を表明をされた。被災地への覚悟を感じたので青票を投じた」

その辞意表明は、間もなく退陣するとおもったからですか

日高政務官「期間はわかりませんが覚悟を感じたということです」

辞意を表明するとも退陣するともいっていませんが退陣する目途とは何か

菅総理「めどという言葉は一般的につかわれています。常識的にはある程度の幅でめどという言葉がある。」

全然答えていません!6月いっぱいで鳩山前総理は退陣すると思っている。鳩山前総理はうそをついているのですか。

菅総理「私は私の言葉で・・・」

鳩山前総理がいっているのは間違えだ、うそか勘違いかといっているのと同じですよ。鳩山さんと岡田さんとどちらが正しいのですか。

菅総理「私と鳩山さんの会談には平野、岡田さんが同席している、同席した立場で岡田さんの認識をのべていると思います。鳩山さんとの合意はあの文書通りです」

鳩山前総理が「私との約束がうそというなら辞めていただくしかない」といっているが、どう思うか。

中断の後、菅総理「今の御質問は、私の認識は岡田さんの認識と同じです」

鳩山前総理のいっていることは間違っているとおっしゃっているんですね。

あなたは退陣を表明したという事実すら認めない。

辞めると世界に伝わってしまった総理がまともな外交ができるか。完全なレイムダック内閣だ。

参院であなたを倒すしかない。菅政権のもとでは与野党協力できない、震災対応できない、原発対応できない、そのことを示して、・・・問責決議を6月末ぐらいにあなたにをつきつけるチャンスがやってくる!!!


(発言の趣旨についての暫定的なメモです。正確には、議事録等でご確認ください)