責任とは事実を述べることでは? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

責任とは事実を述べることでは?

秘書です。
歴史の法廷に立って事実を述べることこそ、最大の責任。


国会 菅首相、自民党などからの退陣要求に「責任放棄できない」と続投への意欲強調
(05/31 11:49)FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00200511.html

菅首相は、衆議院災害復興特別委員会で、福島第1原発事故への対応にからみ、自民党などから出ている退陣要求に対して、「今やらなければならない責任を放棄はできない」と述べ、続投への意欲を強調した。
菅首相は「危機の中の危機をですね、次の段階まできちんとつないでいく役目が、私は自分の役目だと、そう考えておりますので。私としては、その義務を果たしていく覚悟であることを申し上げて、反論とさせていただきます」と述べた。
自民党の中川秀直元幹事長は「あなたがお辞めになった方が、原発の対応も事故の処理も、もっとスムーズに進む。国民の信頼も、国際社会の信頼も取り戻せる」と述べた。
また、震災翌日に中断されたと伝えられていた福島第1原発の1号機への海水注入が、東京電力の吉田所長の判断で継続されていたことについて、菅首相は、「現場の責任者は、自分の判断で危険を回避することは認められている。結果として、継続したことは正しい判断だった」との認識を示すとともに、「原子力災害対策本部長としての最終的な責任は、わたし自身にあると認識している」と答弁した。
また、自民党の西村康稔氏が、現地対策本部長の池田経済産業副大臣が、体調不良のため、10日以上にわたり常駐していない事実を隠していたのではないかとただしたのに対し、菅首相は、「早急に、ほかの副大臣、政務官に対応してもらうよう相談したい」と釈明した。

→問題は、海水注入の総理指示を出したはずのその瞬間に、正式ルートの情報が届かない中で、誰かに何かを言われたのか狼狽した総理が海水注入の「再臨界」の危険性(専門家はみんな否定していたのに)を検討する指示を出して、それが正式ルート以外のルートから現地にまで伝わっていた、ということです。これは総理の資質の問題でしょう。政治主導を間違って解釈しているとしか思えません。

→経済産業大臣答弁や政府・東電統合対策室もまた訂正?。これは情報操作をしていたということでは?