議事録がない?→各省庁に報告するための「メモ」ならあるでしょう? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

議事録がない?→各省庁に報告するための「メモ」ならあるでしょう?

秘書です。

議事録がない?

議事録がない→各自の記憶に頼る→「言った」「言わない」の喧嘩に持ち込んでうやむやにする→免責?

しかし、官僚が出席している会合には、自身の省庁に内容を報告するための「メモ」取り要員が随行していることでしょう。そして、各省庁ではその「報告」が回覧され、そこには発言メモがあるはずです。

政権中枢が、「メモ」取り要員のメモ、「報告書」の消却処分を要請するようなことがあれば、とても危険なことです(そのような要請が万一あった場合には、是非、公にしてください)。それらは歴史的検証に不可欠の物的証拠です。遠からず起こるであろう政権交代の日まで、なんとしても保管しておいてください。


「海水注入問題めぐる議事録はない」福山官房副長官
産経新聞 5月23日(月)12時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000523-san-pol

 福山哲郎官房副長官は23日の記者会見で、3月12日の東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐる政府内の発言内容の混乱について「水素爆発があるなど瞬間、瞬間の判断をしていた状況であったので、議事録をとるような場面ではなかった」と述べ、当時の発言内容を残した資料がないことを明らかにした。

 福山氏はその理由について「当時は(原発の)プラントは停電し、津波や地震の被害も出ており、原発の水素爆発もあった。本当に不確実な状態がたくさんあった」と釈明した。


→情報公開、科学的証拠(物的証拠)の重要性を熟知している人たちが、なぜ、このようなことをするのか?