首脳外交成功の要諦を学ぶ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

首脳外交成功の要諦を学ぶ

秘書です。
わずかな時間でも、通訳を介しても、人情は通じる、これ、いまや首脳の必須の素質。
そして、スタッフの企画力。
それが首脳外交成功の要諦。
首脳会談をやれば自動的に支持率があがるわけではありません。


被災者「パワーもらった」 中韓首脳名取・多賀城を訪問
2011年05月22日日曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110522t11026.htm

 中国の温家宝首相と韓国の李明博大統領は21日、名取市や多賀城市の被災地を相次いで訪れ、被災者を励ました。震災後70日以上たっても、生々しく残る津波の爪痕を目の当たりにした両首脳。言葉を失いたたずむ場面もあったが、避難所では力強く支援を約束した。被災者は「パワーをもらった」と感謝の気持ちを示した。

◎「激励に重み」「忙しいのに」感謝の気持ち深く

 大津波で壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区には、両首脳がそれぞれ入った。
 温首相は、完全に倒壊した県漁協閖上支所、屋根がぐにゃりと曲がった閖上魚市場を前に険しい表情を浮かべた。
 閖上地区の住民54世帯123人が身を寄せる同市館腰小の体育館に移動し、塾経営工藤博康さん(45)の次男丈武君(8)を膝に乗せた温首相。パンダのぬいぐるみを手渡し「中国人民は心から同情し、できる限りの支援をします」と語った。
 工藤さんが「地区の復興シンボルとして桜を植えた様子を撮影した」と写真データが入ったディスクを渡すと、首相は「桜は必ず咲き誇ります」とほほ笑んだ。
 友人2人と首相を迎えた主婦木皿マサコさん(63)は「津波を忘れるようなパワーをもらった。狭いところで大変ですね、と声を掛けてくれた」と勇気づけられた様子だった。
 「中国13億人が応援している」と声を掛けられた自営業の伊藤喜光さん(58)は「激励にすごく重みがある」と話した。
 温首相は、避難者全員分のパンダのぬいぐるみのほか、中国の小中学生が「加油(頑張れ)!」などのメッセージを書いた千羽鶴も贈った。
 李大統領も閖上地区を訪問。閖上公民館前で、地震発生時刻で止まったままになっている公民館の時計を見上げた。献花後、記者団に「人間の力、限界を超える災害。被災した日本国民に慰労の気持ちを送りたい」と述べた。
 李大統領は視察中、被災住宅跡で探し物をしていた自営業斎藤秀樹さん(44)、美有紀さん(43)夫妻に近づいて声を掛けた。斎藤さんが親族を亡くしたことを告げると、「韓国国民は応援している」と励まし、韓国の小学生が作ったうちわを手渡した。
 大統領は多賀城市内の避難所にも赴き、被災者を激励した。自宅兼食堂が被災した岩井マサ子さん(73)は「避難所生活に苦労はあるが頑張って、と言われありがたかった」と笑顔を見せた。同市の会社員飯沼竜英さん(42)は「忙しい中、日本のために来てくれた」と感謝した。


中韓首脳、個々に存在感 被災地訪問「菅首相より人情深い」
産経新聞 5月22日(日)7時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110522-00000074-san-pol

 中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領が21日、日中韓首脳会議出席のため来日し、菅直人首相とともに東京電力福島第1原発の周辺住民が避難している福島市の体育館を訪れ、被災者を激励した。日本政府の事故対応に不信感を募らせる中韓首脳は、菅首相との友好演出には関心が薄く、個別のパフォーマンスに精を出した。

 午後3時すぎ、福島市のあづま総合体育館で合流した3首脳は、風評被害を受ける福島県産のミニトマトなどを試食し、安全性をアピール。菅首相は「食べてもらって本当にありがとうございます」と2首脳に礼を言った。

 李大統領は韓国の子供たちのメッセージを書いたうちわなどを大量に持参。体育館内の避難ブースにあぐらをかいて座り、子供たちの頭をなでて回り、帰り際は被災者の握手攻めにも笑顔で応じた。

 温首相も子供たちにパンダのぬいぐるみ、大人にはポロシャツやラジオなどを大量にプレゼント。高齢者らと膝詰めとなり「気を落とさないでいつまでも元気で」などと励ました。

 菅首相のお土産はなし。中韓首脳に随行するようにブースを回ったが、両首脳はほとんど振り向きもしなかった。一番先に体育館を去ったのも菅首相。滞在時間はわずか18分間だった。

 温首相と話をした女性(76)は「言っちゃ悪いけど菅さんより人情深い感じがした」。菅首相に声をかけられた女性(57)は「『準備があるのでお先に失礼します』とサッと行ってしまった。温首相らに比べるともの足りない」。

 菅首相は当初、福島での開会式を希望したが、中韓首脳が拒否。菅首相との同一行動は“得点”にならないと考え、個別に宮城県内の被災地を慰問した。

 李大統領は名取市の閖上(ゆりあげ)公民館で献花し黙祷(もくとう)。韓国レスキュー隊が活動した多賀城市の避難所も訪れ、「頑張ってください」と日本語で激励した。

 温首相は津波で倒壊した名取市の漁協跡地で献花。避難所の館腰(たてこし)小学校では「13億人がみんな応援している」などとねぎらった。

 夜は都内のホテルで人気グループSMAPのメンバーと「世界に一つだけの花」を中国語で合唱、9月の中国公演をとりつけた。おかげで菅首相主催の夕食会は50分遅れとなった。

 22日は都内の迎賓館で日中韓首脳会議を開催。日中、日韓の首脳会談も行われる。


温首相、SMAPと面会 9月に北京で公演を歓迎
産経新聞 5月21日(土)23時7分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110521-00000559-san-pol

 中国の温家宝首相は21日夜、都内のホテルで人気グループSMAPと面会した。温首相はSMAPが今年9月に北京で公演することを歓迎し、東日本大震災を受けた日中友好に期待を示した。SMAPの海外公演は初めて。SMAPがヒット曲「世界で一つだけの花」を中国語で歌う場面もあった。

 SMAPは昨年6月に上海で予定された「ファンとの集い」が、ファン殺到への懸念で中止され、昨年10月の上海公演は直前の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件による日中関係の悪化に伴い延期されていた。

 温首相のあいさつの概要と、面会後のSMAPメンバーの記者との主なやり取りは次の通り。

【温首相あいさつ】

「SMAPは世界でも大変有名なグループでございまして、中国においても大勢のファンがいます。皆さんは1990年代から大変有名になりまして、歌で人間同士の友情を伝える努力をしてこられました。皆さまが中国にまいりまして公演をすることを心から歓迎を致します。今回の公演は(東日本大震災の)チャリティーの公演であるとうかがっています。日本国民の中国に対する友情だけではなく、日本の再建、震災からの復興のために支援するという意味合いも含まれていると思います」

「中日両国は一衣帯水の近隣です。両国人民の先祖代々の友好は両国人民の利益になります。ぜひ皆さんの公演で中日の間、友情の種を中国でまいて、そこできれいな花が咲けるように願います。私は年配で、皆さんの歌を聞いたことがありませんので、ぜひよろしければ…」

(SMAPが「世界に一つだけの花」を中国語のアカペラで歌う)

【SMAPと記者団のやり取り】

 --9月の中国公演で、どういうことを伝えたいか

中居正広さん「去年からやろうやろうということだったんですけども、なかなかタイミングだとかスケジュールだとか、中国側のスケジュールも、状況もありますので、今回3月に大震災があったものですから、また延期、延期の繰り返しだったんですけども、9月ぐらいになると、いろいろな形でタイミングとかもろもろのことが成立するということで、なんとか9月には区切りをつけるようになりました」

 --今まで延期になっていて悔しい、残念だという思いはあったか

中居さん「そうですね、残念だという思いのほうが強かったので、僕らもちろん、歌うこととか踊ることしかできなかった。お芝居だとか映画だとかで、いろんなジャンルの中で、中国だけに限らず、韓国のほかアジア全域でやらさせてもらったんですけども、今回本当、初めて海外でのライブはどこにしようかということで。で、やっぱり中国が最初にやりたい国だと。メンバーの気持ちもそうでしたし。中国の方々、ファンの方々もいらっしゃるというふうにうかがったので、ぜひとも中国でやらせていただきたいなと。でも、なんとか、まだ分かりませんけども、実現できそうです」

 --初の海外ライブを中国でやることの気持ちは

草●(=弓へんに剪)剛さん「そうですね、日本しか僕らやってなかったんですけども、少しでも日中の関係に貢献できたらなという気持ちもありますし、本当に去年は2回、本当に行く予定で、リハーサルも重ねていたんですけど、本当にいけなくて、僕らメンバーも悔しい思いが募るたびに、今度はできるんじゃないかなっていう気持ちだったんですけど、3月11日のときに地震が起きてしまいまして、またちょっと延期になったりしたんですけど」

「そのときに中国の方も日本にたくさん支援してくださったりとか、そういうこともあって、僕らがやっぱり、向こうで、中国でコンサートとかすると、中国の方もまた日本に少しでも観光で来てくださったりという気持ちが起きたりとかするので、なんかこう日中との関係を少しでもよくしたいなあという気持ちがあります」

中居さん「ファンの子がすごく多いとうかがったので、それが後押しになって中国側も、ねっ、国の後押ししてくれることが実現につながったんじゃないかなとは思ってます」

 --温首相との会見の感想は

香取慎吾さん「みんなそれぞれ中国語を必死に覚えてコメントを用意していたんですけど、言おうと思っていたことをすべて(温)総理が言ってくださったんで。とってもうれしかったんですけど、言えなかったなと」

 --中国語で何を言いたかったのか

草●(=弓へんに剪)さん「慎吾はすごい長いことを…」

香取さん「そうですね、中国での公演、よろしくお願いしますと言おうと思ったら、(先に温首相に)中国での公演、がんばってくださいと言われちゃったんで、あーもー、そっちから言われて本当にうれしく、光栄に思います」

 --ちょっと今中国語で言ってみてください

香取さん「もう終わったからさ、チョー緊張しててさ、言うときにもさ、ちゃんと覚えてるかどうかなって(その後、中国語で「中国での公演、よろしくお願いします」と話す)」

 --木村(拓哉)さんも一言

木村さん「そうですね、皆さん、こうやって自分ら、総理とお会いさせていただいたことはすごい光栄だったんですけど、今日本当にスケジュールの都合でうちの稲垣(吾郎さん)が舞台の公演がありまして、そちらをちょっと抜けてこちらに出席するということができなかったので。本当でしたら5人そろって、この場に参加できたら一番良かったんですけど、今日4人での出席という形になってしまったので。今日5人で出席できなかった分は、9月の中国の公演ですべてスッキリしたいなと思ってます」

 --中国のファンに一言

中居さん「何回かやっぱり、先ほど申し上げたようにタイミングがなかなかあわなかったので、ぜひとも楽しみに来ていただきたいなと思います」