経営者、株主、債権者の責任か?免責か?左派のみなさんはどちらを支持しますか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

経営者、株主、債権者の責任か?免責か?左派のみなさんはどちらを支持しますか?

秘書です。
脱ポピュリズムとは何を意味しているのでしょう。
国民負担を求めるための強い政権?


「迎合政治から脱却を」=玄葉氏
時事通信 5月20日(金)11時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000060-jij-pol
 玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長)は20日午前の閣議後の記者会見で、民主党政権の在り方に関し「いずれは『脱ポピュリズム』の強い政権をつくるためにどうあるべきかを考えている。人気取りに走る政治から脱却しなければいけない」と述べた。枝野幸男官房長官が金融機関の東京電力向け債権放棄に言及していることが念頭にあるとみられる
 玄葉氏は、社会保障や震災復興のための増税をにらみ、「国民の皆さんから支持されにくいテーマでも正面から説得し、理解を求めなければ日本の本質的な危機は脱却できない」と強調。その上で「いずれ強い政権基盤が必要になる」と述べ、将来の自民党との大連立も模索すべきだとの考えを重ねて示した。 

→誰の利益(左翼用語を用いるならば、いかなる階級的利益?)のために国民負担を求めるのか?

竹中平蔵教授のツイッターより。
http://twitter.com/#!/HeizoTakenaka
菅内閣の東電処理は、完全に間違っている。債務超過になるから公的介入と国民負担(料金値上と税投入)が必要になる。国民負担を求める以上、「責任問題」を明確にするべきだ。経営者、株主、債権者の順で責任を果たし、国民負担はその後だ。足利銀行の一時国有化と同じことを、なぜやらないのか!

→民主党はじめ左派のみなさんが新自由主義と批判してきた考え方によれば、経営者、株主、債権者が責任をとるべきと。

他方、新自由主義批判をしてきた民主党の一部からは、経営者、株主、債権者を免責して国民が責任をとるべきと。

さて、左派のみなさんは、どっちを支持しますか?みなさんはどこの階級的利益を代表していますか?

戦前、大政翼賛会に先頭切って参加した社会大衆党のごとく「強い政権基盤」という名の増税翼賛体制につくのか?それとも、国民の生活が第一の原点に立ち返って改革戦線を再構築するのか?

脱ポピュリズムという名の反国民的な強い政権基盤は、何処を政権基盤にするのか、左派のみなさんの動向に注目しましょう。