住宅建築中の友人のセメントについての懸念 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

住宅建築中の友人のセメントについての懸念

秘書です。
今日、念願の戸建て住宅を建築中の友人の話を聞きました。汚染物質がセメントに入って我が家の基礎に入って放射能を発し続けるのではないか、との懸念についてです。


セシウム検出汚泥、使用は1%未満 安全性判断は保留 住友大阪セメント栃木工場
(5月6日 18:02) 下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20110506/512340

 福島県郡山市の下水処理施設「県中浄化センター」の下水汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、この汚泥をセメントの原料としていた住友大阪セメント栃木工場(佐野市)は6日、対応について第2報を発表した。
 同社の発表によると、汚泥はセメントの原料となる粘土源の代替として使用しており、「その量は生産したセメントに対して1%未満」としている。原料の8割は石灰石が占め、ケイ石、鉄原料などと調合・粉砕した上で、1450度で熱してセメントを生産しているという。
 生産したセメントの安全性については、「福島県による検査結果および関係機関からの見解も踏まえて判断する予定」などとした。
 一方で操業停止に伴い受け入れできない汚泥は、あらかじめ福島県の許可で他の処理事業者に受け入れてもらっているといい、その数量は307トンに上るとみられる。この汚泥は外部に搬出されず受け入れ施設内にとどまっている、としている。
 2日発表の第1報によると、3月12日~4月30日までに928トンの汚泥が使用された。製造したセメントの一部が県内や周辺地域に出荷されており、ビルや道路に使われた可能性があるという。

汚泥問題 分析後に対応策判断
5月4日 4時57分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110504/t10015694991000.html
 福島県郡山市の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出され、セメントの材料として再利用されていた問題で、経済産業省の原子力安全・保安院は、福島県が行っているセメントに含まれる放射性物質の濃度の調査結果を待って、今後の対応策について判断することにしています。
 この問題は、郡山市にある福島県の下水処理施設「県中浄化センター」の汚泥などから、放射性セシウムが検出され、この汚泥が栃木県佐野市にある「住友大阪セメント」の工場で再利用されていたものです。会社や原子力安全・保安院によりますと、再利用されたセメントはすでに出荷され、道路や橋などの資材として使われた可能性があり、会社側が追跡調査を進める一方、福島県が工場に残されていたセメントを採取して放射性物質の濃度を調べています。これについて、原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質が下水に流れ込んだとみていますが、今回のようなケースは想定がなく、関係する省庁と対応を協議しています。具体的には、原子力発電所から出る放射性廃棄物の処理について定めた国の規則を参考にする方向で、放射性物質として扱わなくてもよいとされる放射性セシウムの濃度の、1キログラム当たり100ベクレルが今後の対応策を決めるうえでの1つの目安になるとしています。原子力安全・保安院は、福島県の調査結果を待って、最終的な判断をすることにしています。

放射性物質含む汚泥、セメント材に使用
(2011年5月3日23時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110503-OYT1T00636.htm
 

福島県郡山市の県中浄化センターの汚泥から高濃度の放射性物質が検出された問題で、汚泥がセメント材として栃木県内などに出荷されていたことが3日、わかった。
 住友大阪セメント(東京)によると、汚泥は栃木県佐野市の栃木工場でセメント原料として再利用されていた。同工場でのセメントの生産・出荷を中止した。
 福島第一原発事故後に使った汚泥は928トンに上り、栃木をはじめ群馬、茨城県などに出荷していた。
 汚泥から放射性セシウムが1キロ・グラムあたり2万6400ベクレル検出されている。