「一般人の限度である年間1ミリシーベルト」→では、こどもの基準年間20ミリシーベルトは? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

「一般人の限度である年間1ミリシーベルト」→では、こどもの基準年間20ミリシーベルトは?

秘書です。

「一般人の限度である年間1ミリシーベルトを超える被ばくをした恐れが強い」?

一般の子供がなぜ年間1ミリシーベルトを超える20ミリシーベルトの安全基準?


東電、被ばく線量記録せず 後から行動聞き取り推計 
2011/04/28 14:11 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042801000282.html

 福島第1原発事故の対策拠点で作業員が寝泊まりもしている「免震重要棟」という建物に滞在中に浴びた放射線量について、東京電力は個人の線量を毎日は記録していなかったことが28日、分かった。

 3月11日の地震後、緊急的作業が一段落してから被ばく線量を検討し、第1原発にいた女性19人は3月23日までに全員退避させた。この中には、主に免震重要棟で作業していた放射線業務従事者ではない4人が含まれ、一般人の限度である年間1ミリシーベルトを超える被ばくをした恐れが強い

 それぞれの被ばく線量は23日以降に、行動を聞き取りさかのぼって推計しており、東電のずさんな被ばく管理に批判が強まりそうだ。

 東電によると、屋外の現場作業などをする場合は線量計を持参し、被ばく線量を毎日、台帳などに記録して管理している。だが、免震重要棟内では時間当たりの放射線量を記録していただけで、線量計を身につけていなかったという。

 3月23日以降、退避した女性も含め棟内にいた社員らに滞在時間を聞き取り、23日以前の被ばく線量を計算した。

 棟内では事故後、高い線量が続き、水素爆発などが起きた直後には、毎時100マイクロシーベルト(0・1ミリシーベルト)を超えたこともあったという。4月26日現在の線量は毎時1・5~3マイクロシーベルト。

 19人のうち放射線業務従事者の女性社員が、女性の限度の3倍以上の17・55ミリシーベルトを被ばくした。主に放射性物質の吸い込みによる内部被ばくの管理が不十分だったことが要因と判明。この女性の免震重要棟滞在中の外部被ばく線量は1・89ミリシーベルトとされている。


行き場失う「除去表土」 郡山で搬出先住民が反対
2011年4月28日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0428/news8.html

 郡山市は27日、県の調査で放射線量が高かった同市の薫小と鶴見坦保育所の校庭・園庭で表土の除去作業を実施、一定の効果を確認した。しかし、表土の処分先とした河内埋立処分場の周辺住民の不安の声を受け、市は急きょ、表土搬出を取りやめた。同日夜に河内クリーンセンターで開催した住民説明会では、住民から「なぜ事前に説明がなかったのか」「なぜ市長が来ないのか」「表土を持ってくるな」といった怒りの声が相次ぎ、”見切り発車”ともいえる市側の準備不足が浮き彫りとなった。
 説明会には住民約100人が出席。冒頭、柳沼大太郎生活環境部長が「ご心配をお掛けして心よりおわび申し上げる」と謝罪。経過説明した渡辺伸市清掃課長が「除去した表土は放射線の数値が高くないため、いったん埋立処分場に保管し処分する予定」と説明すると、住民から一斉に怒声が上がった。質疑応答では、「責任は国と東電にあるのだから、除去した表土は東電の敷地に埋めるべきだ」などと厳しく指摘する意見が相次いだ。柳沼生活環境部長は「皆さんの理解と協力が得られなければ、強行突破するつもりはない」と回答するにとどまり、住民の理解を得られるような明確な基準を示すことはできなかった。同処分場から南に約2キロ地点には河内小がある。同校では現在、同市に避難している川内村の児童が空き教室で学んでいる。


校庭の土除去“冷静対応を”
4月28日 13時40分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/k10015612671000.html

高木文部科学大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県郡山市の小学校などで校庭などの表面の土を取り除く作業を行うことについて、「土や砂を入れ替えなくても屋外活動ができる」と述べ、冷静な対応を呼びかけました。

福島第一原発の事故を受けて、福島県内の一部の学校で屋外での活動を取りやめているなか、郡山市では、これまでの調査で放射線量が比較的高かった小中学校と保育所の合わせて28か所で、校庭などの表面の土を取り除く作業を行うことにしています。これについて、高木文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「郡山市の独自の判断だが、土や砂を入れ替えなくても、政府が目安として示した1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満の放射線量なら通常の屋外活動ができる。3.8を若干超えても、1日1時間に収めれば屋外活動ができる」と述べました。そのうえで、高木大臣は「大事なのは継続的に放射線量の測定をしっかりやることだ。学校の先生に線量計を持ってもらい、安全性の確保を心していくことが重要だ」と述べ、冷静な対応を呼びかけました。