生産も消費も最大の落ち込み―それでも「増税ファース」トなのはなぜ? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

生産も消費も最大の落ち込み―それでも「増税ファース」トなのはなぜ?

秘書です。
生産も消費も最大の下落なのに、政府も有識者もみんな「増税ファースト」なのは、なぜ?「復旧・復興・改革」ファーストにならないのは、なぜ?


鉱工業生産 過去最大の下落
4月28日 11時36分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/t10015608921000.html

先月の企業の生産活動を示す鉱工業生産指数は、東日本大震災の影響で国内の自動車工場で生産が停止したことなどから、前の月と比べて15.3%のマイナスとなり、過去最大の落ち込みとなりました。

経済産業省が発表した先月の鉱工業生産は、平成17年を100とした指数で82.9と、前の月と比べて15.3%のマイナスとなり、いわゆるリーマンショックの影響で8.6%のマイナスとなったおととし2月を大きく下回って、昭和28年1月に統計を取り始めて以来、過去最大の落ち込みとなりました。これは、震災の影響で部品の供給が止まるなどして、国内の自動車工場の生産が停止するなどしたためで、調査対象の16の業種すべての生産がマイナスになりました。一方、先行きについては、被災地の工場の復旧が徐々に進むことなどから、今月は3.9%、来月は2.7%、それぞれ上昇すると予測しています。今回の鉱工業生産指数について、経済産業省は「震災の影響で工場が被災するなど直接的の影響だけでなく、部品の供給が止まるなどの間接的な影響もあって、3月は急激に低下したが、先行きについては回復していくとみられる」と話しています。与謝野経済財政担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「リーマンショックのときに比べても落ち込みは2倍であり、相当、衝撃的な数字だ。生産拠点が震災の直撃を受けて、日本経済の生産活動に大きな影響を与えたと思う。ただ、サプライチェーンに携わっている人は、昼夜を問わず復旧に全力を挙げており、明確な時期は言えないが、われわれの予想よりも早く回復すると信じている」と述べました。

→「リーマンショックのときに比べても落ち込みは2倍であり、相当、衝撃的な数字だ。」でも、日々のニュースで、予想はついたでしょう?

→「明確な時期は言えないが、われわれの予想よりも早く回復すると信じている」何を根拠に?それは増税シナリオのため?


3月消費支出 最大の落ち込み
4月28日 11時36分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110428/t10015609221000.html
東日本大震災の影響で、車の購入や旅行など幅広い品目で支出が減少したことから、先月の1人暮らしを除いた世帯の消費支出は、これまでで最大の落ち込みとなりました。

総務省が発表した家計調査によりますと、先月の1人暮らしを除いた世帯の消費支出は29万3181円で、物価の変動を除いた実質で去年の同じ月を8.5%下回り、6か月連続で減少しました。この下落率は、石油ショック直後7.2%のマイナスとなった昭和49年2月を下回り、統計の比較が可能な昭和39年1月以来、最も大きい落ち込みとなりました。これは、東日本大震災の影響で、車や衣料品の購入、旅行、外食など幅広い品目で支出が減少したことによるものです。総務省は「震災の影響で買い控えの動きが出たり、いわゆる自粛ムードが広がったりしたことを反映しているのではないか」と話しています。一方、米やカップ入り即席めん、缶詰やマスクなどの支出は増加し、震災後、食料品などをまとめ買いする動きが広がったことを示す形となっています。今回の家計調査では、被災地の7つの市や町で調査を実施できず、東北地方の同じ規模の市や町のデータから推計しましたが、全体への影響は小さいということです。

→こんな中で消費税増税をして、とどめをさすつもり?