政府内部から「人としてどうか。建設的意見まで突っぱねる必要はない」の声(時事通信、産経新聞) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

政府内部から「人としてどうか。建設的意見まで突っぱねる必要はない」の声(時事通信、産経新聞)

秘書です。
2011/04/20-12:13時事通信の「桜井財務副大臣が菅首相批判=「退陣要求は当然」」によると、

・民主党の桜井充財務副大臣(参院宮城)は20日午前、野党議員が18日の参院予算委員会で菅直人首相の退陣を求めたことについて、国会内で記者団に「そういう感じを持つのは当然だ」と述べました。

・桜井氏は、参院予算委で首相が野党の指摘に反論を繰り返したことに関し、「人としてどうか。建設的意見まで突っぱねる必要はない」と厳しく批判しました。

・桜井氏は19日付の自身のメールマガジンでも、「首相を交代させろという声が出てくるのは当然」と強調し。震災対応の会議が乱立していることについて「目的や権限を具体的に議論していない組織だけを増やしているから混乱し、十分に機能しない」とし、「基本的な動作ができていないことが民主党政権の問題だ」と断じていました。


産経新聞 4月20日(水)11時54分配信の「財務副大臣、首相の人間性まで批判「人としてどうか、だ」 枝野氏は「財務相が対応」」によると、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000530-san-pol

・民主党の桜井充財務副大臣は20日午前、自身が19日付で菅直人首相の退陣論を是認するメールマガジンを発行したことについて「(参院予算委員会で野党議員が)『このくらいはせめて認めたらどうですか』と問いかけた際に、全部突っぱねられたら、『辞めろ』といいたくなるのも当然だ。こういう(自己正当化に終始する)ことをやっていたら政権がもたなくなるんじゃないか、という意味合いで申し上げた」と説明しました。国会内で記者団の質問に答えました。

・桜井氏は首相の政治姿勢に関し、「要するに人としてどうかだ」と人間性の問題を指摘。その上で、副大臣という政府の一員の立場で首相を批判したことついて「内閣の一員は全部、(首相が)間違っていようが何しようが、『その通りですね』と言わなきゃいけないのか。私はそうだとは思わない」と語った。ただ、「私は『辞めろ』とは一言も言っていない」とも付け加えました。

・枝野幸男官房長官は20日午前の記者会見で、桜井氏のメルマガについて「拝見していない。直接の上司である野田佳彦財務相において、しっかりと調査して、しかるべき対応をしてもらえると思っている」と述べ、当面は野田氏に対応を委ねる考えを示しました。


桜井副大臣の19日のメルマガは、下記のアドレスから。
http://gree.jp/sakurai_mitsuru/blog/entry/570126090

「昨日の予算委員会の脇雅史議員の質問は本当に素晴らしかった。」から始まり、「今日の総理の答弁にあったように、今後も総理を続けていかれるのであれば、僭越であることはわかってはいるが、もう少し歩み寄る姿勢をみせていただきたいと思った。」で締めくくられています。