国民総力戦:闘将激励
「子どもたち、負けるなよ」闘将激励熱く 楽天1ヵ月ぶり帰仙
2011年04月08日 河北新報
東日本大震災の影響で関西を拠点に活動を続けていたプロ野球東北楽天の選手、首脳陣が7日、約1カ月ぶりに本拠地の仙台市に戻った。星野仙一監督らは同日夜に早速、避難所となっている市六郷中(若林区)を訪れた。
星野監督は「秋には喜んでもらえる報告をしたい」と優勝を約束。さらに「今の状況を耐えれば、必ず強い人間になる。子どもたち、負けるなよ」と激励した。東六郷小5年の若生賢人君(11)はグラブにサインをしてもらい「練習場は(津波で)流されたけど、このグラブでいつか野球をしたい」と喜んだ。
帰仙したのは監督、コーチと1軍選手27人。3月3日に仙台を離れ、同21日に戻る予定だったが、震災で交通網が寸断されたことなどから帰れず、関西や福岡などを転々としていた。
4月12日の開幕戦(千葉市)を前に被災地を直接訪れたいという選手の要望を、星野監督が受け入れた。8日は宮城県内5カ所の避難所を訪れて支援活動を行い、夜には千葉へ出発する。
2011年04月08日 河北新報
東日本大震災の影響で関西を拠点に活動を続けていたプロ野球東北楽天の選手、首脳陣が7日、約1カ月ぶりに本拠地の仙台市に戻った。星野仙一監督らは同日夜に早速、避難所となっている市六郷中(若林区)を訪れた。
星野監督は「秋には喜んでもらえる報告をしたい」と優勝を約束。さらに「今の状況を耐えれば、必ず強い人間になる。子どもたち、負けるなよ」と激励した。東六郷小5年の若生賢人君(11)はグラブにサインをしてもらい「練習場は(津波で)流されたけど、このグラブでいつか野球をしたい」と喜んだ。
帰仙したのは監督、コーチと1軍選手27人。3月3日に仙台を離れ、同21日に戻る予定だったが、震災で交通網が寸断されたことなどから帰れず、関西や福岡などを転々としていた。
4月12日の開幕戦(千葉市)を前に被災地を直接訪れたいという選手の要望を、星野監督が受け入れた。8日は宮城県内5カ所の避難所を訪れて支援活動を行い、夜には千葉へ出発する。