国民総力戦:続々と広がる支援の輪!国民総力戦で危機突破! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

国民総力戦:続々と広がる支援の輪!国民総力戦で危機突破!

電機各社 原発に技術者を派遣
3月19日 11時49分 NHK
福島第一原子力発電所には、電機メーカー各社も技術者を派遣し、防護服を着ながら復旧作業などに当たっています。

このうち「東芝」は、原子炉の格納容器に詳しい設計者や電気系統の専門家など、福島第一原子力発電所の保守点検などに当たってきたおよそ100人の技術者を派遣し、東京電力とともに冷却ポンプの復旧作業を行っています。また、東京の東京電力本店や首相官邸にも原子力発電所に精通した社員を派遣するなど、およそ700人が現地の作業を支援する業務に当たっているということです。「日立製作所」は、冷却ポンプ用の電源を確保するため、東北電力の送電線から発電所に電線を引き込んだり、施設の中の分電盤を設置したりする工事を行うため、80人の社員を現地に派遣し、作業を行っているということです。さらに、プラントの設計者など原子力発電所の構造に詳しい技術者およそ1000人も、茨城県日立市の拠点などで、こうした工事を支援する業務に当たっているということです。現地に派遣されたメーカーの社員は、放射線を計測しながら防護服を着て作業を進めているということです。


高さ58メートルから放水=原発冷却、生コン圧送機を準備
時事通信 3月19日(土)12時14分配信
 政府は19日、高さ58メートルから放水できる生コン圧送機を福島第1原発の核燃料プールの冷却に活用する準備を進めている。圧送機は横浜市の倉庫を出発し、現在、第1原発に向かっている。
 公明党が18日、圧送機を所有するドイツの「プッツマイスター社」から放水にも使えると連絡を受け、直ちに首相官邸に伝達。官邸は同社、東京電力と協議した結果、放水機材として有効と判断。「放水に使う」と公明党に回答した。
 圧送機はアームの長さが58メートル。東京消防庁が現地に送り込んだ22メートルの「屈折放水塔車」より高い位置から放水できるため、作業の精度が高まるとみられる。 



JR東 余剰電力を東電に供給
3月19日 5時8分 NHK
首都圏の電力需給がひっ迫していることを受けて、自前の発電所を持っているJR東日本は、列車の運転本数を減らすなどして余った電力を、列車の運行に支障がない範囲で東京電力に供給しています。

JR東日本は新潟県に水力発電所と川崎市に火力発電所を持っていて、発電した電力を首都圏の路線を中心に列車の運行に使っています。このうち水力発電所は、東京電力の計画停電が初めて実施された今月14日から国の許可を受けて河川からの取水量を増やし、ふだんより多く発電する措置を取っています。その一方で、列車の運転本数を減らしたり、駅のエスカレーターなどを止めたりして節電した結果、必要な電力が2つの発電所での発電量を下回るようになりました。このためJR東日本は、東京電力に対して、列車の運行に支障がでない範囲で余った電力を逆に提供していて、この電力で一般家庭、およそ7万世帯が一度に消費する分を賄えるということです。こうした対応について、JR東日本は「運転本数の削減やホームの消灯などの節電で、利用客には迷惑をかけているが、理解してほしい」と話しています。



保育士ら被災児童の元へ=心の傷ケア、各地から200人超-厚労省
(2011/03/19-05:03)時事通信
 東日本大震災で両親を失った震災孤児らの心のケアに向け、厚生労働省が現地に派遣する保育士らを全国で募ったところ、18日までに212人が応じる意向を示したことが19日、分かった。
 同省によると、保育士111人のほか、児童相談所に勤務する児童心理司らが名乗り出たという。
 被災地では、震災孤児や、保護者と離れ離れとなり避難所などで孤独な状態に置かれている子供の存在が指摘されている。保育士らには子供が負った心の傷のケアや生活支援に当たってもらう。
 厚労省などは週明けに職員を現地に送り、保育士らの受け入れ態勢を整える方針。



福島の避難民迎えにバス出発
3月19日 9時38分 NHK
地震のあと、福島第一原子力発電所の事故で避難指示などが出されている福島県南相馬市の住民の避難を手助けしようと、災害時の協力協定を結んでいる茨城県取手市から、19日朝早く、住民を迎えるためのバスが出発しました。

地震や津波で大きな被害を受けたあと、福島第一原発の相次ぐ事故で市内に避難指示や屋内退避の指示が出されている福島県南相馬市は、茨城県取手市と災害時の協力協定を結んでいます。この協定に基づき、取手市は県外への避難を希望している南相馬市の住民およそ120人を市内の公共施設で受け入れることを決め、バスを向かわせることになりました。19日朝早く、取手市役所前に用意されたバスとトラックあわせて4台には、被災地に残る住民に届けるための水と1万2000食分のカップ入り即席めんや毛布などが積み込まれ、担当の職員とともに出発しました。バスは昼ごろ、南相馬市に着く予定で、午後7時ごろ、住民を乗せて取手市に戻ってくる予定だということです。取手市の野口龍一総務部長は「取手市も被害を受けたが、南相馬市の人たちは相当疲れていると思うので、温かく迎えたい」と話していました。

 

双葉町 役場ごとさいたま市へ
3月19日 11時22分 NHK
福島第一原子力発電所の事故で、町の全体が避難指示の範囲に含まれている福島県双葉町は、住民の安全を守るためには役場機能を充実させる必要があるとして、1100人余りの住民とともに町役場をさいたま市に移すことになりました。

人口およそ6900人の福島県双葉町は、福島第一原発事故が起きて町全体が半径20キロ範囲の避難指示の対象に含まれているため、今月12日から役場機能を内陸部にある川俣町に移し、少なくともおよそ4000人の住民は福島県内各地の避難所で生活していました。しかし、双葉町では、避難生活の長期化が予想されることや、住民の安全のために役場の機能を充実させる必要があることから、住民とともに役場を県外に移転することを決めました。住民たちは午前10時すぎ、川俣町をはじめ福島県内7か所の避難所からあわせて40台のバスに乗り込み、さいたま市に向けて出発しました。双葉町によりますと、役場の移転先はさいたま市の「さいたまスーパーアリーナ」に設置された避難所で、移転を希望する住民は1100人余りだということです。今回の移転について双葉町の井戸川克隆町長は「ふるさとを離れるのはつらいが、1か所に住民が集まり、落ち着いて役場の業務に当たれるようにしたかった。必ず戻ってきます」と話していました。住民は「原発事故のために自宅に帰れずつらいです。生まれ育った福島県を離れたくはありませんが、しかたがありません」などと話していました。


施設の高齢者 30キロの外へ
3月19日 12時2分 NHK
厚生労働省は屋内退避の指示が出されている福島第一原発の半径20キロから30キロの範囲内にある高齢者施設のすべての高齢者を範囲外の施設に移すことを決めました。

厚生労働省によりますと、対象となるのは、この範囲内にある特別養護老人ホームと老人保健施設、それにグループホームのあわせて6つの施設に入所している高齢者、あわせて254人です。254人は原発から半径30キロより離れた場所にある福島県内の施設や、新潟県や栃木県の施設にそれぞれ搬送する予定だということです。19日じゅうに搬送を始める方針で、厚生労働省で受け入れ先の調整を進めています。屋内退避の範囲内にある施設をめぐっては病院に入院していた1100人余りの患者の搬送がすでに始まっています。


海自輸送艦が接岸 食料陸揚げ
3月19日 11時27分 NHK
東北関東大震災のあと初めて宮城県の仙台港に海上自衛隊の輸送艦が接岸し、ストーブなどに使われる灯油や水や米といった食料が陸揚げされました。

宮城県内では、地震のあと、これまで、津波の被害で港までの道路が使えなかったことなどから、港に大型の船が接岸できない状態が続いていました。このうち仙台港では、自衛隊が流木などの撤去作業を続け、道路が使用できるめどが立ったことから、19日、初めて海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が入港し、接岸しました。輸送艦からは、灯油200リットルが入ったドラム缶70本のほか、静岡県浜松市から送られた水や米、それに缶詰などの救援物資が陸揚げされました。輸送艦「おおすみ」の佐々木俊也第1輸送隊司令は「壊れた港湾の設備が整い、輸送艦を入れることができた。今後も、できるだけの物資を運んで被災地に届け、多くの人の力になれば」と話していました。救援物資は自衛隊のトラックなどで、いったん仙台市の宮城県消防学校に集められたあと、宮城県内各地の避難所に届けられることになっています。


医師会 医薬品10トン支援へ
3月19日 12時34分 NHK
被災地で医薬品の確保が難しくなっていることを受けて、日本医師会は、製薬会社の協力を得て、糖尿病や高血圧の治療薬など10トン分を被災地に送りました。

日本医師会では、被災地で活動している医師と連絡を取りながら、緊急に必要な医薬品の種類などの検討を進めていました。その結果、製薬会社の協力を得て、まずは、糖尿病や高血圧の治療薬、それに抗不安薬など10トン分を被災地に送ることになり、19日午前、トラックに積み込まれました。被災地では特に避難所での医薬品の確保が難しくなっているということで、10トン分の医薬品は、在日米軍などの協力を得て、宮城県や岩手県、それに福島県に空輸され、主に避難所に送られるということです。

被災者向け「最後の営業」=津波壊滅の給油所-宮城
2011/03/19-05:01時事通信
 宮城県・塩釜港を望む七ケ浜町。東日本大震災の津波で大半が流され建物の骨組みしか残っていない給油所で、必死に地下タンクから軽油や灯油をくみ出そうとする人たちがいた。
 厳しい冷え込みの中、避難所は暖房用の灯油や自家発電に使う軽油の不足にあえぐ。寒さに震える被災者の「何とかならないか」という頼みに、「地下タンクは無事かもしれない。店はもうだめだが、お世話になった地域の皆さんに残った油を役立ててもらえたら」と経営者の男性(52)が応じた。
 給油ポンプは既になく、停電で動かせる機械もほとんどない。使うのはノリ養殖でノリを吸い上げる機械。男性の叔父(72)がタンクに合うよう改造した。
 叔父も津波で機械の販売店を喪失。「養殖のいかだも全滅した。店は廃業。使い道がなくなった機械だし、役立てないと」と笑顔で話すが、声には力がない。
 「いけるぞ。使えそうだ」。機械が吸い上げた軽油がホースの先から流れ出す。1台だけ残った配達用の小型タンクローリーに「命の燃料」が少しずつたまっていく。
 「これで私が給油するのも終わりだろう。最後に役に立てて良かった」と男性。雪が舞う中、30年近く続いた店の配達最終便が出発した。


甲子園練習始まる=水城「はつらつと取り組む」-選抜高校野球
2011/03/19-11:00 時事通信
 第83回選抜高校野球大会に出場する32校の甲子園練習が19日、始まった。東日本大震災の影響で大会の開催が危ぶまれたが、日本高校野球連盟の臨時運営委員会が前日、予定通り23日に開幕することを決めた。
 この日は午前8時半から、水戸市にある校舎が地震で一部損壊するなどの被害を受けた水城(茨城)がトップを切って練習した。選手たちは一礼をしてグラウンドへ。持ち時間の30分すべてを守備練習に充て、大きな掛け声と打球音が球場に響いた。橋本実監督は「甲子園でやれることが決まってホッとしていたが、選手は被災者への思いから複雑な表情もしていた。はつらつと野球に取り組む姿勢を見せることが、われわれの責任」と口元を引き締めた。
 この日は21世紀枠で初出場の佐渡(新潟)、優勝候補の日大三(東京)なども練習。甲子園練習は20日まで行われる。

高校球児は、はつらつとしたプレーをすることが国民総力戦!