東京都健康安全研究センター発表:現時点においては健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

東京都健康安全研究センター発表:現時点においては健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心

東京都健康安全研究センターが発表した都内での環境放射線測定結果の詳細
(測定時間=2011-03-17 14:00~14:59 段階)


都内の環境放射線測定結果
測定場所:東京都新宿区百人町

健康安全研究センターでは、年間を通して環境中の放射線量の測定を行っています。
 今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、都民の皆様の健康不安を解消するため、最新の測定結果をホームページで提供しています。
 現時点においては健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心ください

http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/


1時間ごとの測定結果
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/report/report_table.do.html

都道府県別環境放射能水準調査結果
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/17/1303724_6_3.pdf


◆解説

◆放射線の単位について
・グレイ(Gy)は、放射線が物質に当たったとき、その物質に吸収される放射線量のことで、シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す目安となる放射線量のことです。

・人体影響を評価する際はシーベルトを用います。通常は1グレイ=1シーベルトとして換算します。
◆放射線被爆量と健康影響
・1年間の自然界からの放射線被爆量は、宇宙からの放射線、空気や地面、食物からの被爆により2,000~5,000マイクロシーベルト程度です。

・東京都健康安全研究センターで観測されている測定値(概ね0.035マイクロシーベルト/時間)では、年間で300マイクロシーベルト程度になります。これは自然放射線量のうち空気によるものです。

・一般的に、放射線被爆量が年間で100,000マイクロシーベルト以下であれば人の健康や環境に影響が出ることはないと言われています。(国際放射線防護委員会-ICRP- 2007年勧告)