さあ、いよいよ衆院内閣委員会:与謝野経財相、衆院内閣委員会へようこそ! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

さあ、いよいよ衆院内閣委員会:与謝野経財相、衆院内閣委員会へようこそ!

秘書です。
衆院内閣委員会がはじまりますね。

3月の菅副総理、枝野大臣との国立印刷局をめぐる論議
5月の仙谷大臣との天下り問題をめぐる論議
11月の仙谷官房長官との尖閣問題をめぐる60分一本勝負の論議

さあ、いよいよ、与謝野経財相との本格論戦の時がやってきました。

同じ党同士のときには公の議論はしないできましたが、いよいよですね!



■与謝野氏“言い訳”「本は面白くないと」

[2011年3月4日20時24分]日刊スポーツ

 与謝野馨経済財政担当相が4日の参院予算委員会で、昨年の自民党離党前に出版した著書で民主党政権の「事業仕分け」の仕分け人を「中国の文化大革命の粗暴な紅衛兵」と批判したことを追及され、「本は面白く書かないと読んでもらえない」と“言い訳”する場面があった。

 紅衛兵は、政治家や知識人を「反革命分子」としてつるし上げたことで知られる。自民党の山本一太氏が「仕分け人は紅衛兵と同じか」と質問すると、与謝野氏は「文革の紅衛兵はミクロ的に当時の指導者を指弾し、マクロ的なことはあまりやっていない。その比喩だ」と苦しい説明。事業仕分けを主導した蓮舫行政刷新担当相は答弁を求められ「正直、気分がいいものではない」と不快感をあらわにした。(共同)


→紅衛兵についての与謝野霞が関文学での定義が面白いですね。

「文革の紅衛兵はミクロ的に当時の指導者を指弾し、マクロ的なことはあまりやっていない。その比喩だ」

財政の帳尻合わせというミクロに徹底し、マクロ経済政策のことはあまりやらない経済財政運営は、それでは紅衛兵ということですね。

その意味では、1996年立党以来2010年に至るまで、マクロ政策がなかった民主党はたしかに紅衛兵だが、実は、財政の帳尻合わせ第一主義の与謝野デフレ増税路線も、紅衛兵的じゃないですか。

菅政権の経済財政指令塔そのものが
 「増税紅衛兵」  ですね。


→「中国の文化大革命の粗暴な紅衛兵」という本の記述は、与謝野経財相いわく

「本は面白おかしく書かないと読んでくださらない」

そして、「全共闘時代の新左翼崩れがつくった政権」という選挙のときの発言は、与謝野経財相いわく


「それは選挙特有の演説です」 
 


これほど国民をばかにした話はありますか?究極の衆愚政治ではないですか!

こんな衆愚政治のレトリックで、国民が増税に賛成するわけがないじゃないですか?

本気で増税をしたいなら、議員バッジを外して民間閣僚でやればいいといわれても、


「そういう考えはありません」

増税が信念なら、信念のために自己犠牲の精神を発揮すればいいのに、それもない。

 
■蓮舫“無責任”与謝野にムカつく!「気分いいものじゃない」
2011.03.04ZAKZAK

 参院予算委員会は4日午前、菅直人首相と全閣僚が出席して、2011年度予算案の基本的質疑に入った。自民党が論客を質問者として送り出し、菅首相は矛盾点を次々と指摘される厳しい展開。蓮舫行政刷新相が与謝野馨経済財政相に「気分がいいものではない」とキレる一幕もあった。

 「統治能力のないあなたがトップにいることは国民にとって不幸だ」

 最初に質問に立った自民党の小坂憲次氏はこう述べ、自民党が菅首相を解散・総選挙に追い込む姿勢であることを鮮明にした。菅首相の答弁は防戦シーンが目立ち、「まともに答えていない」として野党側は何度も審議を止めた。

 自民の山本一太氏は、民主党の佐藤夕子衆院議員が離党届を提出したことを追及。菅首相が「民主党として当選したので、離れるのはなかなか国民の理解を得られない」と答えると、「そこに座っている与謝野さんは自民党を離党して入閣した。国民の理解は得られるのか」と、すかさず質問。菅首相は「社会保障と税の一体改革に対し最も志があり、高い能力を持っている。理解は得られる」と「入閣」についてだけ答え、「離党」については「いろいろな経緯があった」と答えるのが精一杯だった。

 その与謝野氏は、この日も過去の言動の言い訳に追われた。昨年の参院選街頭演説で「(菅政権は)全共闘時代の新左翼崩れがつくった政権」との発言には「選挙特有の演説だ」。自著『民主党が日本経済を破壊する』で「事業仕分けは文化大革命の粗暴な紅衛兵だ」と記していたことには「本は面白おかしく書かないと読んでくださらない」などと述べた。

 鳩山由紀夫前首相をほうふつとさせる無責任発言。山本氏が「紅衛兵」のくだりに関して蓮舫氏に水を向けると、蓮舫氏はクビをかしげながら登壇。「読んでいないが、そう気分がいいものではない」と憮然とした表情で語った。

 岡田克也幹事長が子ども手当の所得制限に触れた件でも、菅首相は「政府案がベスト」と否定し、「党幹事長としての発言」と述べたのに対し、蓮舫氏は「個人的な発言」とチグハグ。これには山本氏もあきれ顔だった。