マニフェスト見直し:党内の大衆討議プロセスに注目 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

マニフェスト見直し:党内の大衆討議プロセスに注目

秘書です。
マニフェストは、勝手に書いて、勝手に変えていいものでしょうか?
何かが欠けている。
そうです、大衆討議です。
党員参加、末端組織からの議論の積み重ねがない。
ここが英国のマニフェストとの決定的な差ではないでしょうか。
党内の議論の積み重ねがあれば、思いつきのような政策が公約になることもなければ、すぐに変えることもできない。


■マニフェスト検証委設置へ=子ども手当、高速道路焦点―民主
時事通信 3月1日(火)20時50分配信
 民主党は1日、2009年の衆院選マニフェスト(政権公約)の見直しに向けた検証委員会を3月上旬に設置する方針を固めた。岡田克也幹事長をトップに、玄葉光一郎政調会長、輿石東参院議員会長ら十数人がメンバー。満額支給額を月2万6000円としている子ども手当や、高速道路無料化などの扱いが焦点となる。 

→衆院選前のマニフェストで、「党員参加のマニフェスト作り」をしていますか?

民主党ホームページには、以下の2つのニュースがでています。

2008年
9月15日 愛媛県 「国民参加のマニフェスト作りIN愛媛」
      松山市の沖の興居島松島で島民や近隣40名と意見交換

9月17日 東京都 「国民参加のマニフェスト作り」第2弾
      複合介護施設を訪問、施設利用者や介護スタッフと懇談


これは、国民参加というぐらいですから、党員の大衆討議ではなさそうですね。検証委員会の結論は、全党員の大衆討議にかけるのですか?
このことは、政権党ゆえに、きびしく問われなければならないはずです。