柳沢伯夫さんのインタビュー:①民主党案で頑張るべきだ②4月が過ぎないと本音の議論は・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

柳沢伯夫さんのインタビュー:①民主党案で頑張るべきだ②4月が過ぎないと本音の議論は・・・

秘書です。

今朝の読売新聞に、柳沢伯夫さんのインタビュー記事が出ています。
民主党のみなさん!よく読んでください。


(柳沢さん)「(民主党が主張してきた年金一元化や最低保障年金創設案は)絶対それでなければダメだ。現行の基礎年金の仕組みは国民には全くわからない。新機軸でなければ国民は感動しない。菅首相が与謝野経済財政相ににじり寄っている感じがあるが、民主党案で頑張るべきだ。」

元自民党の柳沢さんが民主党案でがんばれ!といっているのに、民主党本体が与謝野路線に向かって総崩れ・全面降伏してどうするんですか!

同じ読売新聞の記事に、民主党議員が「(自民党を)打ち破った人が僕らが政府の外側にいて、打ち破られた人たちがど真ん中にいる。自民党とどう違うのか」と記者団にいったセリフがでてます。そうですよね、小選挙区制で民主党が打ち破った人が政権中枢で復活するのですから、民主主義を、民意を否定する政治ですね。そして、そのど真ん中の人が民主党案で頑張れといい、民主党のみなさんはもうダメだと与謝野路線に軌道修正を図っている今の構図。

(柳沢さん)「消費税10%だと赤字が拡大しない状況には達し得ない。(引き上げの)過程で一休みするような目標設定はよくない。5(%の引き上げ)だけでとりあえず済ませて、後はいつになるかわからないという言い方は許されない。」

民主党は、堂々と、消費税率20%だか30%だか分かりませんが、究極の数字を出すべきでしょう?

(柳沢さん)「ただ、政局的にも(統一地方選がある)4月が過ぎないと本音の議論はしにくい。」

統一地方選が過ぎたら大増税プランが出てくる、ということですね。