デフレ下の増税への「進軍」:失敗の責任は誰が負うのでしょう? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

デフレ下の増税への「進軍」:失敗の責任は誰が負うのでしょう?

秘書です。
デフレだろうがなんだろうが増税の「狂気」。
デフレ下で増税してもうまくいかない、となんで声が出ないのか。
既に決めたことだから?
空気の支配。
日米開戦に向かっていくときも、こんな空気が支配していたのかもしれませんね。
そして、デフレ下の増税への「進軍」がはじまる。



■「自民も逃れられない」=消費増税の議論で―柳沢元厚労相
時事通信 2月3日(木)22時31分配信
 政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」のメンバーに選ばれた柳沢伯夫元厚生労働相(城西国際大学長)は3日夜、BS11の番組収録で、2011年度までに消費増税を含む税制の抜本改革を法制化するよう義務付けた09年度税制改正法の付則について、「みんなで討議した成果なので、自民党も野党であろうと与党であろうと逃れられない」と述べた。これは、菅政権が取り組む税と社会保障一体改革の超党派協議に自民党も加わり、消費増税の議論を行うべきだとの考えを示したものだ。 

■与謝野氏「自民が政権から滑り落ちると…」21年の財政再建附則の理由
産経新聞 2月3日(木)22時54分配信
 「自民党が政権から滑り落ちると思ったから急いだ」。
 平成21年の改正所得税法で23年度までの財政再建着手を附則で義務づけた理由について、自民党時代に策定に携わった与謝野馨経済財政担当相は3日夜、BS11の番組で、こう語った。
 附則は麻生太郎政権末期の21年の通常国会で成立。与謝野氏は経済財政担当相として策定を主導した。番組で与謝野氏は「自民党が政権から滑り落ちるんじゃないかと思った。形に残さないと仕事したことにならない。自民党政権がずっと続くと思ってたら、そんなにこだわらなかった」と振り返った。
 その後、政権は民主党に交代したが、菅直人首相はこの附則を理由に、消費増税を含む社会保障と税の一体改革を超党派で進めようとしている。囲碁を趣味とする与謝野氏の巧みな“布石”だったのか。

デフレ下の増税の失敗の責任は誰がとるのか?
きっと、この失敗政策の責任者のみなさんは消費税率引き上げと同時に第一線から引退していて、失敗が明らかになったときには「私は附則に従っただけだ。あのときの判断は正しかった。○○国の○○は想定外だった」と言い訳をすることでしょう。
そして、その人たちは、安全なところで余生をお過ごしになることでしょう。
民主党の若手議員のみなさんに十字架を背負っていただくことになるのでしょうか。
「デフレ下の増税」になぜ国民生活の道連れにしたのか。若者の未来を道連れにしたのか?
なぜ、2011年に庶民の生活のために戦わなかったのか?
やはり、議員バッジというインセンティブのためなのか?