6月TPP参加結論=「国際公約」に:そして、6月訪米へ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

6月TPP参加結論=「国際公約」に:そして、6月訪米へ

秘書です。
ダボス会議で菅総理はスティグリッツ教授や、ジョージ・ソロスと会談したようです。
行きすぎだ市場原理批判、新自由主義批判はしたのでしょうか?
そして、デフレ下の増税による景気回復路線の説明はしたのでしょうか?


■首相「TPPは6月に結論」ダボス会議で明言
読売新聞 1月29日(土)22時4分配信
 【ダボス(スイス)=舟槻格致】菅首相は29日昼(日本時間29日夜)、ダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席し、「開国と絆」と題した講演を行った。
 明治維新と戦後に続く「第3の開国」を実現するため、2国間や地域内の経済連携を推進すると強調。特に環太平洋経済連携協定(TPP)に関し、「今年6月をメドに交渉参加について結論を出す」とする方針を改めて示し、「6月に結論」を出すことを事実上の国際公約とした。
 首相は、日本の過去10年間の経済連携への取り組みについて、「足踏み状態にあった」と振り返り、TPPのほか、世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結や、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)に向けた交渉開始に意欲を示した。

→「参加についての結論」というのは、なんとも分かりにくいですね。「参加を決定」だけではなく「不参加の決定」も含んでますから。6月という期限だけがメッセージです。これで自信がつたわるのでしょうか。

→日本が自信を回復したことを示したかったそうですが、4%成長なんて無理です、日本の潜在成長率は0%台半ばですと公言している国を世界はどうみるのでしょう?潜在成長率0%台半ばに自信を持っている人を、世界は自信を失っている人とみるのでは?

■首相訪米、6月下旬へ延期検討…国会情勢理由に
読売新聞 1月30日(日)3時9分配信

 菅首相は、オバマ米大統領と「今春」の開催で合意していたワシントンでの日米首脳会談を今国会閉会後の6月下旬まで延期する方向で検討に入った。
 与党が参院で過半数割れしている「ねじれ国会」のもと、2011年度予算関連法案の年度内成立のめどが立たないなど、国会情勢が極めて厳しいとの判断に基づくものだ。複数の政府筋が29日、明らかにした。政府はすでに、米側にも延期の可能性を非公式に伝えた。
 菅首相の訪米と次回の日米首脳会談は、一昨年から不安定化してきた日米関係立て直しの切り札として、日米双方が重視してきたものだが、日本側の内政混迷の余波を受け、遅れる可能性が強まったことになる。
 首相訪米は、昨年11月に横浜で行われた日米首脳会談の際、オバマ大統領が「来年春に菅首相を米国に招待したい」と表明したことで決まった。首相は「招待を大変うれしく思う」と応じ、会談後の記者発表で、「来年春ごろの訪米の招待を受けた」と語った。
 関係筋によると、米ホワイトハウスからは今年に入り、オバマ大統領の日程調整のため、5月の大型連休時のワシントンでの日米首脳会談実施に向け、非公式な打診があったという。
 しかし、政府内で検討した結果、5月の連休前後には国会審議と政局が緊迫し、首相が日本を離れるのは難しくなるのでは、との判断が強まった。このため政府は、「訪米延期の可能性がある」と米側に伝えたという。

→6月にTPP参加を決定して訪米できるかどうか?

→そして、6月、「デフレ下による増税で日本経済は復活する」との宣言!