増税連立:増税のためなら手当たり次第の野合工作? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

増税連立:増税のためなら手当たり次第の野合工作?

秘書です。
昨日まで社民党との復縁工作をしていたと思ったら、その影で、たちあがれ日本にも工作していたんでしょうか?
そういうのを、「理念なき多数派工作」「手当たり次第の連立工作」というのでしょう。
右派であれ、左派であれ、増税に参加してくれるならどの党でもいい、というような心境でしょうか。


■自民「首相、追い詰められた」=公明「節操ない」-連立打診、野党酷評
(2010/12/24-23:43)時事通信
 野党各党は24日、菅直人首相がたちあがれ日本に連立政権参加を打診したことについて「首相が追い詰められているということだ。数(合わせ)しか考えていない」(自民党幹部)などと酷評した。
 別の自民党幹部も「手当たり次第だ。(衆院再可決に必要な)3分の2の議席確保も(参院の)ねじれも解消しないのに何を考えているのか」と指摘。公明党幹部は「民主党はうちにも秋波を送り、自民党とも大連立のうわさがある。社民党とも話をしていて節操がない」とあきれ返った
 みんなの党の渡辺喜美代表は「政権延命のための数合わせ。一刻も早く衆院を解散して国民に信を問うべきだ」と語った。
 ◇連立なら会派解消も-舛添氏
 一方、たちあがれ日本と参院で統一会派を組んでいる新党改革の舛添要一代表は、たちあがれが民主党と連立政権を組んだ場合、「統一会派を解消しなければならない」と強調。「新党改革は野党だ。それぞれ独立した行動を取ることになる」と、新党改革の連立参加を否定した。 

■菅首相、連立参加を打診=たちあがれ日本に-実現困難か
 菅直人首相がたちあがれ日本(平沼赳夫代表)に対し、民主、国民新両党による連立政権への参加を非公式に打診していたことが24日、分かった。来年1月召集の通常国会に向けて、政権基盤を強化するのが狙い。ただ、たちあがれ日本の中では連立参加に否定的な意見が強く、実現は難しいとの見方が広がっている
 たちあがれ日本は27日、議員総会を開き、首相からの打診について協議する。同党は「結党趣旨」の中で、「打倒民主党」を掲げていることから、菅政権への協力は有権者の理解が得られないとの立場に傾いている。園田博之幹事長は24日、都内で記者団に「あり得ない。ふざけた話だ」と述べ、連立参加に反対の意向を表明した。
 首相は24日、時事通信のインタビューで「いろいろな方と意見交換している。ただ、何か正式に申し入れたという形になっているとは承知していない」と述べ、たちあがれ日本に非公式に働き掛けたことを事実上認めた。
 首相は11月18日と今月4日、首相公邸や都内のホテルで同党の与謝野馨共同代表と会談。民主党の岡田克也幹事長も22日にたちあがれ日本の平沼、与謝野両氏と会った。民主党側は一連の会談を通じて政権への協力を要請、さらに平沼代表の入閣などを打診したとみられる。(2010/12/24-23:52)

■消費増税、年明け方針表明=社会保障制度改革も-野党に予算審議呼び掛け・菅首相
(2010/12/24-23:34)時事通信

 菅直人首相は24日夜、時事通信のインタビューに応じ、社会保障とその財源の在り方について「年明けの段階で、未来に向かっての方向性を示していきたい」と表明した。来年1月の年頭記者会見などの場で、社会保障制度改革と、消費税増税を含む抜本的な税制改革に関する基本方針を示す考えだ
 社会保障と税制の一体改革は、自民、公明両党なども必要性を唱えており、首相はこのテーマで政権の基本方針を明確にし、野党側との対話を模索する意向とみられる。
 首相は24日決定した2011年度予算案について「日本の閉塞(へいそく)感を突破する、元気な日本を復活するための予算を組んだ」と強調。その上で「野党も国民の生活を守るという姿勢で審議に応じていただきたい」と呼び掛けた。
 財政再建に関しては「決して十分とは思っていない。2年、3年を展望した方向性を打ち出したい」とし、新規国債発行額が約44兆円となったことについて「財政規律の面で約束は守れた」と語った。
 一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、首相は「(決着の)期限を区切ることはできないと米側も理解している」と述べ、来春の訪米時までの決着にこだわらず、粘り強く地元の理解を求める考えを示した。前原誠司外相が普天間飛行場周辺の施設移転に言及し、同飛行場の固定化を懸念する声が出ていることに関しては「外相は危険性の除去について言った。それ以上のことはない」とした。
 参院で問責決議が可決された仙谷由人官房長官の交代を含む内閣改造については「予算を迅速に成立させたい。そのことで頭がいっぱいだ。人事について申し上げるのは控えたい」と述べた。ただ、仙谷長官が法相を兼務していることに関し「常識的に今のままでいいのかどうかは検討しなければならない」と兼務解消の可能性に言及した。

■理念なき連立打診
(2010/12/24-23:06)時事通信
 菅直人首相(民主党代表)がたちあがれ日本に連立政権入りを打診したのは、来年の通常国会をにらみ、連携の選択肢を広げるのが狙いだ。たちあがれが受け入れれば、態勢立て直しに向けて首相が内閣改造に踏み切る可能性もあるとみられる。しかし、先に協力を呼び掛けた社民党とたちあがれでは、税制や安全保障など基本政策の溝が大きい。政権維持を優先させたのは明らかで、理念抜きの「野合」との批判は免れそうにない。
 与党が参院で過半数割れした「ねじれ国会」を乗り切るには、衆院で再可決が可能な「3分の2」の勢力を固めるのが近道だ。民主、国民新両党と与党系無所属に社民党が加われば3分の2にぎりぎり届く。首相が臨時国会閉幕後、社民党に急接近したのはこうした事情からだ。
 ただ、社民党は来年度予算編成に当たり、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設の関連予算計上に反対するなど、民主党との足並みは早くも乱れている。一方、首相と与謝野馨たちあがれ共同代表とは財政再建路線では立場が近い。たちあがれへの連立打診は、連携に煮えきらない社民党をけん制する思惑もあるとみられるが、民主党内からは「たちあがれと組めば、社民党は離れる」との声も上がる
 今回の打診は、政権維持に懸ける首相の執念の表れとも言えるが、社民党だけでなく、民意をも一層遠ざける可能性がある。

■連立、「ふざけた話」=たちあがれ幹事長
時事通信 12月24日(金)22時57分配信
 たちあがれ日本の園田博之幹事長は24日夜、菅直人首相からの連立政権参加の打診について、「あり得ない。ふざけた話だ」と記者団に語った。

→ほんとに、ふざけた話のように聞えますが。 

■たちあがれ日本へ連立打診…菅首相、非公式に
読売新聞 12月24日(金)21時58分配信
 菅首相がたちあがれ日本に対し、連立政権入りを視野に入れた協力を非公式に打診していたことが24日、明らかになった。
 同党は閣僚経験者ら政策通のベテラン議員を抱えており、政権基盤を強化する狙いなどがある。
 首相は24日夜、読売新聞などとのインタビューで、たちあがれ日本への連立打診について「私も岡田幹事長もいろいろな方とお会いしたり、電話したりはあったと思うが、正式に何か申し上げた形になっているとは承知していない」と述べた。
 たちあがれ日本は衆院議員3人、参院議員3人の計6人。 .

→次の記事を読むと、「正式に何か申し上げた形になっているとは承知していない」とは非公式にやっています、の意味だそうです。

■<菅首相>「たちあがれ日本」に連立参加を打診 岡田氏通じ
毎日新聞 12月24日(金)21時8分配信

 菅政権が野党のたちあがれ日本に連立参加を非公式に打診していることが24日、明らかになった。民主党の岡田克也幹事長が22日、たちあがれの平沼赳夫代表、与謝野馨共同代表と東京都内のホテルで会談し、菅直人首相の意向として伝えた。たちあがれ側が受け入れれば、首相は年内にも内閣改造に踏み切りたい考えで、平沼氏が拉致問題担当相として入閣する案などが検討されている。たちあがれ内に反対論があるほか、民主党内からも「野合」批判が出ており、両党間の調整が続いている。
 首相は24日夜、内閣記者会のインタビューで「いろんな方といろんな形で意見交換しているが、現時点で正式に何かを申し入れた形になっているとは承知していない」と非公式に打診していることを示唆した。
 たちあがれは27日に全議員総会を開いて対応を協議する予定。園田博之幹事長は24日夜に「ふざけた話だ。あり得ない」と語った。同党所属議員は衆院3人、参院3人で、連立に参加しても、野党が参院で過半数を占める「ねじれ」の解消にはつながらないが、首相は自民党など野党との連携へ向けた橋渡し役を期待しているとみられる。
 与謝野氏は「大連立」「財政再建」論者として知られ、首相は11月18日夜、首相公邸に与謝野氏を招いたのに続き、12月4日夜にも都内のホテルで極秘に会談した
 首相は24日のインタビューで、消費税引き上げと社会保障改革について「年明けの段階で未来に向かっての方向性を示していきたい」と強調。そのための与野党協議実現へ向け「通常国会が始まるまでに(土台が)できればありがたい」と述べた。たちあがれ関係者によると、与野党協議の座長に与謝野氏が就く案も検討されているという。【野原大輔、影山哲也】

→増税大連立ですか!