尖閣方面:朝鮮半島情勢だけでなく尖閣方面の警戒を怠らずに! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

尖閣方面:朝鮮半島情勢だけでなく尖閣方面の警戒を怠らずに!

秘書です。
本ブログの予想通り、尖閣方面で動きがありました。


■中国の漁業監視船2隻、また尖閣諸島に接近
(2010年11月29日03時05分 読売新聞)
 28日午前7時40分過ぎ、沖縄県・尖閣諸島の大正島から北西約44キロの接続水域内(日本の領海の外側約22キロ)に中国の漁業監視船2隻が入ったことを、海上保安庁の巡視船が確認した。
 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は「漁政201」と、ヘリ搭載型で最新鋭の「漁政310」。2隻は同日午後11時20分過ぎ、いったん同水域から出た。この2隻は20~21日にも、尖閣諸島沖の接続水域内に入っていた。

→おっと、当ブログ掲載からわずか12分後!!
2010-11-28 07:28:06
いまこそ尖閣総括:朝鮮半島に関心が集中したときに、別方面で何かが起こることのないように
テーマ:秘書ひしょ
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10720414414.html

■首相が官邸で情報収集 野党の批判浴びて“臨戦”態勢
2010.11.28 21:04 産経新聞

米韓合同軍事演習をめぐり閣僚らと協議後、首相官邸を出る菅首相=28日午後 菅直人首相は28日、北朝鮮による砲撃の際の初動の遅れを指摘されたのにこりたのか、昼食のため官邸近くのホテルに行ったほかは、休日にもかかわらず、日中のほとんどを官邸で過ごして緊急事態に備えた。

 この日、首相は米韓合同軍事演習に対する北朝鮮の動向を把握するため午前と午後の2回、首相官邸に関係閣僚を集めて情報収集に当たった。首相は官邸で記者団に「閣僚から報告を受けた。警戒を緩めず、しっかりするよう指示した」と述べた。また、午前11時過ぎに公邸から官邸に移り、2時間弱、前原誠司外相、北沢俊美防衛相、仙谷由人官房長官らと協議。午後4時からも仙谷氏らから報告を受けた。沖縄・尖閣諸島の接続水域で中国漁業監視船2隻が航行していることが確認された問題では官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

→あくまで過去の歴史ですが、世界最強の米軍に対して必ず勝利するとの見込みのないまま(=勝てるかもしれないレベルで)先制攻撃した国は過去に1国しかないようです。そして、すくなくとも、社会主義国家で米軍を攻撃した国はないようです。(われわれとは座標軸が異なる社会主義国家なりの合理性をもって冷徹に計算して行動している、ということでしょうか)

→これに対して、専門家によれば、中国史においてある方面の関心が集中しているときに、別方面で活発な動きが起きることはよくあるそうです。弱腰・逃げ腰で隙をつくらず、強い決心をもって鉄壁の守りを固めておくことが重要です。


■中国監視船:接続水域に2隻進入 尖閣海域で海保が確認
2010年11月28日 18時59分 更新:11月28日 20時39分

 28日午前7時半過ぎ、沖縄・尖閣諸島の日本の領海の外側に隣接して設定されている接続水域(領海の外側約22キロの範囲)に、中国農業省所属の漁業監視船2隻が進入したのを第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認した。2隻は「漁政201」と「漁政310」で、20、21日も接続水域を航行しており、いったん尖閣を離れてから戻ってきた形。巡視船の警告に対し310は「我々は尖閣諸島を合法に管理している」などと応答したという。

 海上保安庁によると、2隻は尖閣の大正島北西約44キロの海域から相次いで接続水域に入った。日本の領海まで約550メートルまで接近し、領海線に沿って時計回りに接続水域を航行している。310は警告に対し「現在、日本の領海には入っていない」「我々は日本の主張を認められない」とも応答しているという。付近に中国漁船は一隻もいなかった。

 漁業監視船が尖閣に姿を見せたのは今回で5回目。310はヘリコプター搭載型の最新式とされるが、格納庫のシャッターは閉まっており、ヘリを搭載しているかどうかは確認できないという。【石原聖】

→「現在、日本の領海には入っていない」「我々は日本の主張を認められない」ということの意味をしっかり分析する必要がありそうです。