政権末期?:深夜の政局報道 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

政権末期?:深夜の政局報道

秘書です。
閣僚が陳謝を連発しはじめると、政権末期の空気になってきます。
そして、政局のにおいがただようと動き始める人々が・・・?


■陳謝、謝罪連発、ぼろぼろ予算委 民主内で「もう、菅内閣はもたない」との声も
産経新聞 11月18日(木)23時12分配信

参院予算委員会に臨み、仙谷由人官房長官(左)と話し込む菅直人首相=18日午前、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 菅内閣の閣僚6人が9件の問題で陳謝-。18日の参院予算委員会は、さながら「おわび委員会」の様相を呈した。国会軽視発言を追及された柳田稔法相を皮切りに、仙谷由人官房長官、蓮舫行政刷新担当相らが次々と陳謝した。野党が多数を占める参院で平成22年度補正予算案の審議は始まったばかりだが、問題発言で度々審議は中断した。民主党内からも「もう菅内閣は持たない」との悲鳴まで聞こえ始めた(小島優)

 「柳田氏は3つ目の新しいマジックワードを発明した。『真摯(しんし)に答弁する』と『誠実に対応する』だ

 この日のトップバッター、自民党の世耕弘成参院議員は、国会答弁について「『お答えを差し控えます』など2つの文句さえ覚えていればいい」と発言した柳田氏を追及した。

 すると、ここ数日野党の批判に平身低頭の柳田氏は、まさに世耕氏が指摘した通りに「再度おわび申し上げたい。これからも真摯に、誠実に答弁したい」と述べた。

 次のターゲットは仙谷氏だった。世耕氏は、先月18日の参院決算委員会で、自民党の丸山和也参院議員が仙谷氏と電話で話した内容を漏らしたことに「いいかげん」と批判したことを取り上げ、「いいかげんな発言といは何だ。謝るつもりはあるのか」と非難した。仙谷氏は「言い過ぎたといわれれば、その点は謝りたい」としぶしぶ頭を下げた。

 仙谷氏は自衛隊を「暴力装置」とも表現し、この日は2回も陳謝することになった。仙谷発言については菅直人首相も陳謝した。

 続いて、「仕分けの女王」こと蓮舫氏も、国会内でのファッション誌の写真撮影をめぐり謝罪した。

 蓮舫氏は先月14日の同委員会で、国会内でのファッション誌の写真撮影の許可願提出の際に、参院警備部から「国会活動と書くよう示唆を受けた」と答弁していた。

 世耕氏や続いて質問に立った丸川珠代参院議員から追及されると、蓮舫氏は「示唆はなかった」と撤回。それでもおさまらない丸川氏は「弱い立場の人に責任をなすりつけた虚偽答弁だ」と断言した。

 細川律夫厚生労働相と岡崎トミ子国家公安委員長も、答弁の誤りを指摘され「申し訳ない」と頭を下げた。

 陳謝こそしなかったが北沢俊美防衛相は、防衛省が関連行事の来賓に政権批判など政治的発言を控えるよう求める通達を出していた問題で矢面に立たされた。

 自民党は18日付の産経新聞で、民主党の松崎哲久衆院議員が、7月の航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)での納涼祭の際、隊員に恫喝(どうかつ)ともとれる発言をしていたとされる問題について、再三にわたり調査を求めた。最初は約束しなかった北沢氏だが、最後になって「わたしのほうで調査します」と答えた。

 首相以下、陳謝連続の事態に民主党議員は頭を抱えるばかりだ。中堅議員は「一秒でも早く今国会を閉じたい」とこぼした。

■法相辞任不可避 民主党内からも公然と「やむを得ない」
産経新聞 11月18日(木)22時29分配信

 柳田稔法相の国会軽視発言をめぐり18日、自民党をはじめ野党各党が柳田氏の辞任要求で足並みをそろえた。野党が多数を占める参院で問責決議案が提出された場合、可決する見通しだ。民主党内からも辞任はやむを得ないとの声が公然と出始めたことから、同氏の辞任は避けられない情勢となった。

 自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「柳田氏は辞任すべきだ。辞任しない場合は、問責決議案や(衆院での)不信任決議案を考えなければならない」と述べ、同氏が直ちに辞任しなければ来週早々にも問責決議案を提出する意向を示した。

 公明、みんな、社民、共産、たちあがれ日本、新党改革の6党も問責決議案に賛成する方針を決めた。社民党の重野安正幹事長は記者会見で「法相の発言は到底容認できない。自ら職を辞すべきだ」と述べた。社民党は連立離脱後も政権寄りの姿勢を取ってきたが、柳田氏への対応では他の野党と歩調を合わせた。

 民主党からも、護憲派グループ「リベラルの会」世話人の今野東(あずま)参院議員が記者団に「思い切って更迭した方がいい」と述べた

 一方、同党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長は記者会見で「柳田氏は『迷惑をかけたが、これからは真剣に取り組んでいく』ということだから、それでいい」と述べ、辞任の必要はないと強調。菅直人首相は参院予算委で「本人には強く注意した。さらに頑張ってもらえると思っている」と述べ、罷免の考えはないと強調した。

→政局のゴングか?

■「破れかぶれ解散」の可能性も=小沢氏が見通し
時事通信 11月19日(金)0時2分配信
 民主党の小沢一郎元代表は18日夜に開いた自身を支持する新人議員グループの会合で「破れかぶれ解散の可能性がある」と述べ、政権運営に行き詰まった菅直人首相が早期の衆院解散に踏み切ることもあり得るとの見方を示した。出席者が明らかにした。 

→民主党議員はいま解散されるのは怖いことでしょう。すると「破れかぶれ解散」阻止のためにとるべき選択肢は・・・

■小沢氏が早期解散の可能性に言及 支持派議員と懇談
(11/18 22:36、11/18 22:50 更新)北海道新聞
 民主党の小沢一郎71件元代表は18日夜、石井章衆院議員ら党内の支持派議員約25人と都内で懇談した。出席者によると、小沢氏は「民主党政権の現状は厳しい。衆院が解散されるかもしれない。常在戦場だ」と述べ、早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及した。同時に「みんなで民主党をどうしたらいいか、答えを見つけるようにしっかり頑張れ」と激励した。

 懇談に先立ち石井氏らは国会内で会合を開き、小沢系の衆院当選1回議員による新たな政策グループを25日に発足させる方針を決めた。参加者は50人超となる見通し。最高顧問には小沢氏が就任する

 政策グループは昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)の堅持を目標に勉強会を定期開催、政府への政策提言を行う。これまであった当選1回議員の親睦団体を衣替えし、結束を強化する。

→「破れかぶれ解散」阻止のために、みんなで民主党をどうするのか、注目です。民主党内政局か?

→そして、民主党の外からは、この方が・・・?


■<菅首相>たちあがれ日本の与謝野共同代表と会談
毎日新聞 11月18日(木)23時6分配信

 菅直人首相は18日夜、たちあがれ日本の与謝野馨共同代表を首相公邸に招き、約40分間懇談した終了後、与謝野氏は「たまには遊びに来いと言われたので行った。世間話だ」とかわした。尖閣諸島問題などで政権が失速する中、民主、自民両党による「大連立」が持論の与謝野氏との会談は憶測を呼びそうだ。首相は10月16日、07年秋に民主党の小沢一郎代表(当時)と大連立を協議した自民党の福田康夫元首相とも公邸で会談している。

→内を固められなくなると、外へ?そういえば、たちあがれ日本はこんな法案対応をしていました。

■給与法改正案に賛成=たちあがれ
(2010/11/17-14:54)時事通信
 たちあがれ日本は17日、国家公務員給与を人事院勧告通り1.5%引き下げる給与法改正案に賛成する方針を決めた。
 同党は公務員人件費の2割削減を主張しているが、園田博之幹事長は記者会見で「人数を減らすことも考えなければいけないし、給与も一度に2割削減は現実的でない」と述べた。

→閣僚への問責後の「改造」から一気に「大連立」政局??

→こんな報道もありました。


■与謝野氏、民・自大連立のススメ 谷垣氏は断る
2010年10月26日19時58分朝日新聞

 たちあがれ日本の与謝野馨共同代表が26日、東京都内の講演で、持論である民主、自民両党の大連立の実現について熱弁をふるった。

 与謝野氏は、民主党の菅直人首相や岡田克也幹事長と会った折に「細かい政党と組むんじゃなくて、自民党と組みなさい。政策のすりあわせをして、骨太の方針を実現した方がいい」と助言した逸話を披露。自民党の谷垣禎一総裁にも同様の話をしたが、谷垣氏は「我々は(菅政権と)戦う」と断ったという。

 自民党政権時代には重要閣僚として活躍した与謝野氏だが、離党後は民主、自民両党のはざまで埋没しがち。大連立の機運が高まらない状況が歯がゆいようで、「民主党政権は無能。しかし政権は国会でいくら質問しても倒れない」と、自民党の歩み寄りを熱心に勧めた。(南彰)


→深夜の政局妄想シナリオ。問責連発後、財政健全化責任法案を今国会で成立させるとの方針表明で一気に大連立政局?

■たちあがれ日本、補正予算案に反対表明
2010年11月10日19時11分朝日新聞
 たちあがれ日本の園田博之幹事長は10日の記者会見で、今年度補正予算案について「我が党は反対する。予算関連法案の地方交付税法改正案は賛成する」と述べた。理由については「政府・与党から財政健全化責任法案をやるという前向きな回答はなかった」とした

→新体制の方針が「増税+ビデオ非公開+小沢氏喚問なし」だと、小規模政局に?へたすると、一部閣僚の補強程度?

■尖閣ビデオは非公開で=与謝野氏
(2010/10/27-19:43)時事通信
 たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は27日の記者会見で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の状況を撮影したビデオ映像が衆院に提出されたことについて、「終わった事件の余波を拡大するような方向で動いてはいけない。真実は関係者が見ている。この問題は既に解決済みと考えるのが正しい」と述べ、ビデオは公開すべきではないとの認識を示した。

■与謝野氏「大衆のリンチ裁判」と反対 小沢氏の証人喚問
2010.10.26 11:04産経新聞
 たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は26日午前、都内で講演し、自民党などが求める小沢一郎民主党元代表の証人喚問について「小沢氏は刑事被告人になることが確実だ。裁判で争うべきことであって国会で大衆のリンチ裁判はやってはいけない」と反対した。
 同時に「議員辞職を求めたり、証人喚問に出てこいと言うのは国民に訴えるものはあるが、憲法から言えばしてはいけない」と指摘した。

→小沢氏の動きとの連動は?

→そして、カウンター勢力の動向は?