最近の鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

最近の鉄道ニュース!

全国200万の鉄道ファンのみなさま、おはようございます。
「志士の目鉄道研究会」です。
鉄道ニュースで、ブレイクタイム!

まずは今日のイベントの話題から。



■「鉄道×萌え×地域活性」をテーマに交流会
(2010年11月15日)アキバ経済新聞
 「NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ(以下リコリタ)」は11月16日、UDXマルチスペース(秋葉原UDX4階)で「グリーンドリンクスアキバ October 鉄道×萌え×地域活性」を開催する。
 「グリーンドリンクスアキバ」は今年4月から毎月第3火曜日、オープンキッチン型レストランスペース「UDXマルチスペース」で行っているエコと「アキバ」を掛け合わせたパーティー。これまで、「怪獣作品と環境問題」、「森を守るアキバ」、「ゲームと生物多様性」などを主題に開催してきた。
 今回は鉄道を活用した地域活性化が注目を集めていることと「秋葉原的なものと地域活性を考えたときに、はずせないテーマは鉄道」との考えから「鉄道×萌え×地域活性」をテーマに実施。「鉄道居酒屋 LittleTGV」(外神田3)スタッフなどをゲストに迎え、鉄道の「萌え」を活用した地域活性の取り組みを紹介する。
 開催時間は19時30分~21時30分。入場無料。

→今夜、お時間のある方は是非どうぞ。「鉄道×萌え×地域活性」の三位一体論。鉄道を地域活性にとご検討のみなさん、「萌え」の要素を加えてみては?

大手私鉄・西武鉄道も「萌え」てます!


■「ご主人さま、到着です★」 萌え萌えメイド電車、西武鉄道で出発進行!
2010年11月12日 11:30 TechinsightJapan
特急電車がメイド喫茶に!アキバ系男子には垂涎の企画が実現する。
西武鉄道は来月11日(土)、西武池袋線の池袋-西武秩父駅間において、特急レッドアロー号を使った「メイドトレイン」を運行すると発表した。
西武鉄道では、沿線にアニメーションの制作会社が多く集積していることから、アニメーションによる地域振興を推進しており、昨年5月には銀河鉄道999特別列車を漫画家・松本零士氏や練馬区などと共同で運行したほか、有名なアニメキャラクターを起用した子ども向け環境マガジン「アニッコ」を制作し配布するなどの取り組みを行っている。
今回は、日本のポップカルチャーとして認知されている「メイドさん」に注目。特急レッドアロー号の車内をメイド喫茶に見立て、「メイドトレイン」として運行することで、「アニメ」や「サブカルチャー」などに縁の深い沿線イメージの定着を図るのが狙いだ。
車内では、メイドによるウェルカムドリンクが提供されるほか、メイドによる車内アナウンスや、ワゴンでの車内販売なども行われる。さらに、到着駅の西武秩父駅仲見世広場では撮影会など各種イベントが予定されている。
この「メイドトレイン」は事前の予約が必要で、特設サイト(http://maidtrain.info/)にて受付中。定員になり次第締め切る。旅行代金はイベント参加費も含めて大人が3500円、子どもが3000円となっている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)

→キャラクターの得意料理に設定された新名物がのと鉄道に登場!

■のと鉄道に新名物 「のの字巻」弁当
北国新聞 【11月14日03時17分更新】
 穴水町の「まちづくり会社江尻屋」は21日から、のと鉄道(穴水町)の列車運転体験の参加者に、新たな名物として「のの字巻(まき)」弁当を提供する。同鉄道の名称にちなみ、地元すし店が海苔(のり)を「の」の字に巻いた太巻きを使用し、同鉄道の活性化と合わせて「すしどころ穴水」の発信につなげる。
 「のの字巻」は、のと鉄道を発信する同社のオリジナルキャラクター「のっとちゃん」の得意料理に設定されている。具は自家製卵焼きやキュウリなど4種類で、同鉄道穴水駅前の「江戸ッ子寿司(ずし)」が製造を担当する。
 江尻屋は、のと鉄道が廃線となったレールで実施している列車運転体験の運営を受託している。申し込み者数が、1カ月当たりの定員10人を上回る状況が続いたため、12月は倍の2回計20人に増やす。この運転体験のコースに独自の弁当を付けることで、さらなる魅力付けを図る。
 同すし店は、12、1月に同鉄道の「つこうてくだしフリーきっぷ」を提示した客に限り、390円で「のの字巻」とみそ汁を販売する。町飲食店組合の加盟34店が個別メニューを統一料金で提供する初の試み「39プラン」(北國新聞社後援)の一環となる。
 同店の福島栄太郎店主(69)は「まちと鉄道の活性化のために、自分も協力したい」と話した。

→なるほど!キャラクターのバーチャル空間からリアル空間へ。そこに新たな創造、新たな価値が生まれます。

■狩勝高原エコトロッコ鉄道 コース、倍に延長 新得
(11/12 14:51)北海道新聞
 【新得】町内のNPO法人旧狩勝線を楽しむ会は、狩勝峠3合目の旧国鉄新内駅構内にある「狩勝高原エコトロッコ鉄道」の今季の営業を終え、コース延長工事を行っている。設計から敷設まで会員の手作業で間もなく完成する。同トロッコの奥田善弘駅長は「魅力がアップしたトロッコで来年は一層の集客につなげたい」と張り切っている。
 エコトロッコは2008年秋に開業。足こぎトロッコで風を切って走行するさわやかさや、手動でポイント切り替えができることなどが好評で、家族連れや鉄道ファンの人気が年々高まっている。テレビ番組や旅行雑誌などにも多数取り上げられ、開業3年目の今季は5~10月の6カ月間に過去最高の6290人が乗車。すっかり新得観光の目玉の一つとして定着した。
 開業初年度はY字形コースの往復だったが、2年目からは大カーブを増設して400メートルの周回コースに。それでも「もっと乗りたい」と、何度も利用する乗客が多いことから、さらにコースの延長を決めた。
 新コースは従来の線路の途中に短絡線を設け、大カーブを2度通ることで走行距離を2倍の800メートルにする。工事は営業終了後の11月に入ってから本格化。レール購入費120万円はこれまでの収益から工面したが、工事は会員の手作業だ。
 「冬が本格化する前に完成させよう」と、旧国鉄新得保線区技術主任で設計を担当した松尾為男さん(75)が施工の中心となり、奥田駅長ら数人と急ピッチで作業を進めた。11日までにレールが敷設され、あとは周囲に砂利を敷き詰め仕上げる。
 新コースには線路が十字に交差する「ダイヤモンドクロッシング」ができるほか、信号や電動式ポイントを新設するなど、鉄道を愛する会員たちのこだわりがいっぱい詰まる。
 来季は春の大型連休中に営業開始予定。コース延長に伴い足こぎトロッコも2台から3台に増やすという。(佐藤元彦)

→手作りのトロッコ鉄道と聞いてすぐに思い出すのは簡易軌道。是非、ミルク缶を運んでいた「簡易軌道(植民軌道)」の歴史を再現していただきたいですね。北海道しかなかった簡易軌道。鉄道ではなく道路の代替手段!簡易軌道こそ、北海道の誇るべき文化です!

簡易鉄道!「萌え」ますね。「萌え」といえば軽便鉄道です。


■西大寺鉄道の懐かしの姿ずらり 岡山で写真22枚見つかる
11/12 15:30山陽新聞
 岡山市と西大寺市(現・岡山市東区)を結び、「軽便(けえべん)」の愛称で親しまれた西大寺鉄道(1962年廃線)の、戦後を中心に撮影された写真22枚が、岡山市の個人宅で見つかった。
 同鉄道を起源とする両備グループ(同北区錦町)は「今年は西大寺鉄道設立100周年のため資料を集めたが、初めて見る写真ばかり。当時の姿がうかがえ興味深い」と話している。
 保管しているのは同市北区表町の自営業渡辺泰多さん(71)。昨年7月、同市内の古書店で発見した。
 同グループの担当者によると、写真の正確な撮影年は不明だが、戦後の食料不足で業務の傍ら農作業をする駅員の姿、走行中の車両から望む風景、機関庫前の蒸気機関車など、終戦直後を中心に戦前や戦時中の同鉄道や駅周辺の様子を納めている。

→西大寺鉄道のレール幅は610ミリでした
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■上越で蒸気機関車など走行
11月1日(月) 信濃毎日新聞
新潟県上越市頸城区の旧頸城鉄道機関庫で30日、かつて同鉄道で活躍した軽便車両の一般公開があり、小型蒸気機関車「コッペル2号」、ディーゼル機関車「DC92」などが鉄道ファンや家族連れなどを乗せて走った。頸城平野を走った同鉄道は、1971(昭和46)年に廃線となった。

→頚城鉄道の車両は、大阪のファンの方が私設トンネル内で大切に保存していたものが、長い年月をかけて御里帰りしたものですね。将来、とくに北陸新幹線開通後、ほくほく線沿線の貴重な観光資源として脚光をあびることでしょう。写真は我が家の頚城鉄道ホハ5です。
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→さて、沖縄にも軽便鉄道がありました。

■生活様式変えるLRT 東大・須田義大教授
高齢者・身障者住み良く
2010年11月14日 08時52分 沖縄タイムス
 公共交通とまちづくりについて考える「LRT(次世代型路面電車)国際ワークショップ」が7日から9日までの3日間、開かれた。同ワークショップ実行委員会の顧問で東京大学生産技術研究所・須田義大教授に沖縄の交通問題の課題や新たな公共交通システム導入の可能性などを聞いた。(聞き手=政経部・島袋晋作)

 ―沖縄の交通の現状をどう見るか。
 「完全に車社会。特に那覇は渋滞がひどく、課題を抱えていると感じた。沖縄都市モノレールが導入されたことはこれまで軌道系のシステムがなかった沖縄にとって大きな一歩ではあるが、それだけで解決するものではない」

 ―公共交通利用への移行がなかなか進まない。
 「自動車は非常に便利な乗り物。沖縄の県民は長年それに慣らされてきた。だが、移動手段にさまざまな選択肢があるということが一番のぜいたくではないか。ライフスタイルを変えるという大きな観点で考える必要がある。この点、沖縄は選択肢が限られている」
 「高齢者になれば車も運転できなくなる。事故も増えており、公共交通の役割は今後重要になる。モノレールは基幹交通としてはいいと思うが、高齢者や身障者にとって高架構造というのはそれだけで抵抗感がある。地面を走るLRTや、建設費のかからない新たなシステムも組み合わせてネットワーク化していくことが重要だ」

 ―LRTのメリットは
 「東京の山手線などのような鉄道は重装備で建設費も高く、よほどの需要がなければ厳しい。だがLRTは既存の道路を利用できるため建設費が安い。海外では狭い道で通している例もあり、柔軟性も持ち合わせている」

 ―LRT導入に向けた課題は。
 「住民のコンセンサスも重要だが、ほかの公共交通機関との調整も必要となる。市町村の首長が強力なリーダーシップを発揮し、ウィンウィンの関係を築くように進めていくことが大事だ。富山市は市長のリーダーシップの下で成功した」

 ―行政は採算性も重視しなければならない。
 「公共交通と言いながら、日本だけが営利事業として独立採算制を採用している。海外では公共事業として行政が大胆に補助金を投下している。初期投資を抑えることができれば、運賃も低く設定することも可能で、利便性はより高まる。この点で、国の施策として振興が図られている沖縄の利点があるのではないか」

■路面電車の魅力探る 那覇でワークショップ
2010年11月8日 09時36分 沖縄タイムス
 公共交通としての路面電車の役割について考える第4回LRT国際ワークショップ(主催・同実行委員会)が7日、始まった。県内での開催は初めて。9日まで、イベントやシンポジウム、講演を通して路面電車(LRT)の県内への導入の可能性を探る。
 同ワークショップは1997年、東京都や熊本県で開催。前回の第3回は2006年、富山ライトレールの開業を受けて京都市で開催された。
 県内では初日の7日、那覇市の沖縄産業支援センターで、鉄道模型の展示や、大画面で電車の運転が体験できるイベントと講演会があり、約220人の家族連れなどが訪れた。
 講演では、県内で長年、LRT導入を訴えているエッセイストのゆたかはじめさんが、「暮らしを支える路面電車」をテーマに、県内で最も適している公共交通の一つとして路面電車を紹介した。
 ゆたかさんは、戦後の米軍占領下で、県内はアメリカ型車社会が進んできたと説明。一方で「交通渋滞、環境問題、住民の高齢化、飲酒運転問題など、自動車に頼りすぎた社会のひずみに、現在では県民も困っている」と述べた。
 路面電車が整備され、老若男女が障害なく街を歩くドイツやフランス、スイスの市街地の映像を紹介し、「誰もが利用できる地域の公共交通として最適。住民の暮らしを良くするという観点から、路面電車の導入を進めるべきだ」と訴えた。

→沖縄には「軽便鉄道節」という曲もあります。

路面電車に関する最新のニュースです。


■長崎 路面電車で木造車両運行
11月16日 15時14分 NHK
長崎市で路面電車の運行が始まってから95年になるのを記念して、明治時代に造られた木造の車両が運行され、乗客たちは懐かしい雰囲気を味わいました。

この車両は、明治44年に製造された「168号」と呼ばれる路面電車で、現在も走ることができる路面電車としては日本で最も古いということです。長崎市では、大正4年11月16日に路面電車の運行が始まってから、16日で95年になり、木造の車両はこれを記念して、16日一日に限って長崎市内を走っています。この車両は窓が多いのが特徴で、「チリンチリン」という合図とともに発車すると、乗客たちは懐かしい雰囲気や乗り心地を味わっていました。この車両は昭和34年から長崎市の路面電車でも活躍し、ふだんは車庫に保管されているということです。福岡県から来た観光客は「重厚なモーターの音と木のにおいがいいですね。ずっと保存してほしいと思います」と話していました。この車両は16日午後4時ごろまで運行されます。