7-9月のQEについて
秘書です。
7-9月のQEについて。
1.実質年率3.9%
7-9月の実質GDP成長率は前期比年率3.9%
事前予想が2%台であったのでポジティブサプライズ。
輸出が減速したので外需寄与はゼロで、全ては内需。
個人消費+4.7%、住宅投資+5.4%、設備投資+3.2%
と民需は軒並み3%以上の伸び。
公的需要は公共投資の▲2.2%が足を引っ張り、全体では▲0.2%。
2.政策需要とデフレでかさ上げ
ただし、個人消費は、自動車補助金打ち切りやタバコ増税前の駆け込み需要のかさ上げがある。
10-12月以降は反動減が予想されており楽観できない。
個人消費や設備投資の実質ベースの数字は、名目値に比べて年率3%程度高い。
(つまりデフレーターの下落が大きい)
値下がりの大きなIT製品への需要のシフト、低価格品志向が影響しており、実際のカネ回りはそれほど良くない可能性がある。
名目GDPは年率2.9%と、実質より1%も低い。GDPデフレーターは前年比▲2%と、これまでのマイナス幅縮小からデフレは再拡大傾向になっているものとみられる。
3.10-12月は反動減か?
10-12月は、自動車の補助金の廃止やエコポイント効果の低減などから個人消費の反動減が予想される。設備投資も10-12月の機械受注がマイナス予想となっており、輸出面でも80円台の円高の影響はこれからが本番。
名目雇用者報酬は前期比▲0.1%と既にマイナスに転じたが、生産活動の鈍化が進めばマイナス幅の拡大が懸念される。
7-9月のQEについて。
1.実質年率3.9%
7-9月の実質GDP成長率は前期比年率3.9%
事前予想が2%台であったのでポジティブサプライズ。
輸出が減速したので外需寄与はゼロで、全ては内需。
個人消費+4.7%、住宅投資+5.4%、設備投資+3.2%
と民需は軒並み3%以上の伸び。
公的需要は公共投資の▲2.2%が足を引っ張り、全体では▲0.2%。
2.政策需要とデフレでかさ上げ
ただし、個人消費は、自動車補助金打ち切りやタバコ増税前の駆け込み需要のかさ上げがある。
10-12月以降は反動減が予想されており楽観できない。
個人消費や設備投資の実質ベースの数字は、名目値に比べて年率3%程度高い。
(つまりデフレーターの下落が大きい)
値下がりの大きなIT製品への需要のシフト、低価格品志向が影響しており、実際のカネ回りはそれほど良くない可能性がある。
名目GDPは年率2.9%と、実質より1%も低い。GDPデフレーターは前年比▲2%と、これまでのマイナス幅縮小からデフレは再拡大傾向になっているものとみられる。
3.10-12月は反動減か?
10-12月は、自動車の補助金の廃止やエコポイント効果の低減などから個人消費の反動減が予想される。設備投資も10-12月の機械受注がマイナス予想となっており、輸出面でも80円台の円高の影響はこれからが本番。
名目雇用者報酬は前期比▲0.1%と既にマイナスに転じたが、生産活動の鈍化が進めばマイナス幅の拡大が懸念される。