格下?・メモ読み?:GDPは今期も中国を下回り・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

格下?・メモ読み?:GDPは今期も中国を下回り・・・

秘書です。

国際会議を終えた総理は、これで支持率が上がるだろうと期待することが多くありますが、そうした期待は裏切られることが多い。国民生活第一の民主党はそのことを一番よくわかっていたはず、だと思ったのですが。

何が何でも首脳会談!と、目的と手段が逆転するとどうなるか?


■なんとか「日中首脳会談」―でも中国側は「交談」だって、何それ?
2010/11/15 12:01J-CASTニュース
APEC(アジア太平洋経済協力会議)は横浜ビジョンを採択てきのう(2010年11月14日)閉幕したが、まあ、とくに中国には振り回された。
日中首脳会談はたった22分間。通訳を入れると半分になる。胡錦涛主席は表情も硬く、単なる儀礼であることがありあり。菅首相は「尖閣」に言及したが、会話にはならなかったらしい。中国側の発表は会談ではなく、「交談」とされた。

菅首相メモ棒読み
司会の小倉智昭「交談とは?」
産経新聞の山本秀也記者が「外交的には3つのランクがあって、その一番下だ」と解説した。公式なものではないらしい。しかし、これには理由があるという。中国政府は日本との関係を戻したいのだが、内陸部で起こった反日デモが怖い。そのため中国側からは動けない。友好的な発言がしにくいというわけである。
これはファーストレディー外交にまで及んで、各国首脳夫人のなかで、胡錦涛主席の劉永清夫人だけが不参加だった。最後に日本風の衣装をまとって記念撮影があったのだが、それが報道されると具合が悪いということだったようだ。
それにしても菅首相は会談でも会見でもさえなかった。胡錦涛主席との会談でもメモを読んでいた。
小倉「なんであんなにメモを読んでいるのかね」
夏野剛(元NTTドコモの執行役員)「発言を間違えないようしたためと聞いてびっくりした。会談は会うことが目的じゃなくて内容なんだから、相手の目を見てしっかり話さないとだめですよ
柴門ふみ(漫画家)「環太平洋じゃなくて、菅(さん)大変よ(爆笑)。ハラハラしながら見てた。国民をハラハラさせる首相って、どうなの?」
かつての威勢のいい菅直人はどこへいったのか。権力というものにいまだ順応できないらしい。


→「会談は会うことが目的じゃなくて内容なんだから、相手の目を見てしっかり話さないとだめですよ」その通り。

中国の要人会見の経験でいえば、こういう会見の場では中国要人はメモをみませんよね。メモをとることはあっても。首脳外交とは、個人的信頼関係をつくって、下のレベルでは判断できない危機的状況をお互い国家を背負う重責についての共感で芽生えるトップ同士の信頼関係の中でなんとか解決策を見出すもの。わずか22分の会見で、相手の目もみず、メモに目を落としては・・・


■中国“日中首脳会談は格低い”
11月14日 20時48分 NHK
13日行われた日中首脳会談について、中国はアメリカやロシアなどとの間で行った首脳会談に比べて格の低い会談と位置づけ、国内の反日感情が根強いなかで、日本との関係改善についてはなお慎重な姿勢であることをうかがわせています。
中国の楊外相は、胡錦涛国家主席が今月11日から相次いで出席したG20とAPECの首脳会議を総括する談話を中国国営の新華社通信を通じて発表しました。談話は「各国との友好関係を深め、責任ある大国としての中国のイメージを示した」として、中国の外交の成果を強調しています。ただこのなかで、アメリカやロシアそれに韓国との首脳会談については、正式な「会談」と明記しているのに対し、菅総理大臣との日中首脳会談だけは、格の低い会談を意味する「会晤」という中国語を使っています日中首脳会談の内容について談話は、双方が関係を改善していくことで一致したとしていますが、中国国内の反日感情が根強いなかで、日本との関係改善はなお慎重に進めていこうとする中国政府の姿勢をうかがわせています

→格下扱いの原因は?メモを読んだからではないでしょう。何か信義違反をしましたか?まさか秘密合意を破りました?

■中国外相:菅首相とは「会晤」 米露は「会見」
毎日新聞 2010年11月15日 10時53分(最終更新 11月15日 11時41分)
APECの首脳宣言を発表し中国の胡錦濤主席(左から2人目)と握手する菅首相=横浜市西区のパシフィコ横浜で2010年11月14日(代表撮影) 中国の楊潔チ(よう・けつち)外相は14日、胡錦濤国家主席が主要20カ国・地域(G20)首脳会議とアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した成果を強調する談話を発表した。この中で、G20が開かれたソウルでのオバマ米大統領やメドベージェフ露大統領らとの会談は、正式な会談を意味する「会見」とし、横浜での菅直人首相との会談については「会晤(かいご)」と表現して区別した。国内の反日世論に配慮し、格式でやや劣る扱いにしたとの見方も出ている。
 中国語の「会見」も「会晤」も会談を意味し、過去には国営新華社通信の記事の中で混在しているケースもあった。晤は一般的に「明らか」などを意味するが、中国では「会う」の意味で使われる。
 今回の日中首脳会談については、中国外務省の発表や新華社の記事に「会見」の表現が1カ所入っていたのを後で「会晤」に統一したほか、華僑向け通信社、中国新聞社も当初は「会見」としていたのを「会晤」に直した。
 14日付の中国共産党機関紙「人民日報」は、日中首脳会談の記事を1面で掲載しており、両首脳が座って話し合っている写真も掲載した。他の主要紙も1面で扱うなど正式会談と変わらない扱いと言える。ただ、「格が低いと受け取る人もいる『会晤』を使うことで国内世論の反発を招かないようにした」(日中関係筋)との指摘も出ている。【成沢健一】

■GDP 今期も中国を下回る
11月15日 11時33分 NHK
今回の7月から9月までの3か月間のGDPで、物価の変動を反映させた名目で比べると、日本は中国を下回りました。

内閣府によりますと、ことし7月から9月までの日本のGDPは、名目でドルに換算すると1兆3719億ドルでした。一方、高い経済成長を続けている中国の同じ時期のGDPは、1兆4154億ドルでした。この結果、3か月間のGDPで日本は中国より435億ドル下回り、4月から6月に続き、2四半期連続で抜かれました。1月から9月までの9か月間の合計では、日本が中国を206億ドル、率にして0.5%上回っていますが、その差は一段と縮まっています。季節によって変動する要因や円高が進んでいることもあり、今の数字を単純に比較することはできませんが、このままのペースでいけば、12月までの1年間のGDPで、日本が世界第2位の経済大国の地位を中国に譲り渡す可能性が強まっています。

→これが原因?

→かつての反上げ潮派のみなさん!日本には成長なんていらない、といっていたみなさん!どうお考えでしょう?