国の借金過去最高更新:地方も加えた長期債務残高は2010年度末で862兆円程度を見込む | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

国の借金過去最高更新:地方も加えた長期債務残高は2010年度末で862兆円程度を見込む

秘書です。
国の借金は過去最高を更新。


■「国の借金」908兆円=4兆円増で最大更新―9月末
時事通信 11月10日(水)15時58分配信

 財務省は10日、国債や政府短期証券、借入金の残高を合計した「国の借金」が9月末時点で908兆8617億円と、過去最大だった6月末から4兆7845億円増加したと発表した。10月1日時点の推計人口(1億2738万人)で割ると、国民1人当たり約714万円の借金を負っている計算になる。
 借金のうち、普通国債は6月末比8兆614億円増の613兆8134億円、特殊法人などへの貸し付け原資となる財投債は5388億円減の123兆2799億円。国債全体では7兆4794億円増の741兆2878億円となった。
 政府短期証券は2兆253億円減の113兆1836億円。9月15日に実施した円売り・ドル買いの為替介入などに伴う外国為替資金証券の発行が約1.7兆円あったが、財務省証券の償還額が上回った。
 借金から財投債や政府短期証券などを除いた長期債務残高は約640兆円。地方も加えた長期債務残高は2010年度末で862兆円程度を見込む。 


→「民主党と自民党のどちらがこの国の将来を憂い見つめているのか、国民に判断してもらいたい」ともう一度いうべきときがきているのでは?


2009/08/12
■血の通った温かい政策をつくり実行 鳩山代表が21世紀臨調主催の党首討論で
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16822

 鳩山由紀夫代表は12日午後、都内で「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が主催した麻生首相との党首討論に臨み、「多くの国民がチェンジ、変化を求めている。この背景には長期政権への大きな失望がある。この声を真摯に受け止めて、新しい政治を起こしていきたい」と政権交代への決意を改めて示した。

 冒頭、鳩山代表は「私たちはチャレンジャーとして、私ども民主党と自民党のどちらがこの国の将来を憂い見つめているのか、国民に判断してもらいたい」として、今回の選挙は、初めて政権選択ができる選挙であり、長期政権が続くことで、官僚任せのムダ遣い・天下り天国となったこの国を変え、そして官僚が机上の計算で結論を出した政策や冷たい政策ではなく血の通った温かい政策をつくり、それを実行することでこの国を作り直すと表明した。

 また、特別会計を含めた207兆円の予算全体を組み換え、さらに、天下り先への支出の削減、官製談合やムダ遣いの排除、国有財産の売却、埋蔵金の活用などで、子育て・教育、年金・医療・介護、雇用など、必要なところに予算を優先的に配分することで十分に対応できるとした

 討論で、鳩山代表は首相に対して、この4年間で国民の暮らしは良くなったのかが一番に問われるべきであるとの認識を示し、どう考えているのかを質した。首相は、郵政民営化など成果を上げたと答えたものの、国民の暮らしについては答えずに逃げた。そうした首相を前に鳩山代表は、「この間、国民の生活は厳しくなった。反省から出発すべき」と批判した。

 さらに、自民党の政権公約で経済成長を来年度後半には2%にするとしていること、景気が回復すれば消費税を上げるとしている点を取り上げ、再来年の4月から消費税を上げるのか明確にせよと迫った。しかし、これについても首相は、まず「景気を回復させる」「消費税を上げられる環境をつくる」としたものの、明言を避けた。

 これに対して鳩山代表は、「マニフェストは国民との契約だ」として、「2%の経済成長の達成、景気の回復ができなかったら公約違反である。この4年間で130兆円も国債残高を増やし、国民に6.4兆円もの負担増を強いた」自公政治を問題視。そのうえで「借金と負担増での財政運営でしかない。結局、借金漬けだ」と批判した。

 鳩山代表はまた、官僚の天下りに関して、マニフェスト発表直前に削除されたのはどうしてかを質した。これに対して首相は、「すでに天下りを禁止しているから」と開き直った。また、優秀な人材を広く使う、官僚の人材として能力は使われるべきものとして、天下りを容認した

 主催者からの質問に、鳩山代表は、「国民新党、社民党とは国会でも協力しており、また、選挙協力をもしている。連立政権を考えている」と、選挙で自公政権を過半数割れに追い込み政権を担うことなった場合は連立政権を目指すとの考えを改めて表明した。

→207兆円の予算の組み替えはどこへ消えたのか?

→マニフェストの公約違反、こんなに厳しく問うていたんですね。

→天下りの部分は2009年の野党時代の鳩山さんに、2010年の菅首相が回答しているような不思議な感じですね。