予算委員会審議:非公開の理由にある「電波メディア」の「ビジネス的欲望」→我々に批判的になる! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

予算委員会審議:非公開の理由にある「電波メディア」の「ビジネス的欲望」→我々に批判的になる!

秘書です。

小泉進次郎議員の質問です。



Q:なぜ、神戸にビデオがあるのか

→これには明確な答弁はなし。

Q:ビデオ流出についての馬淵大臣は責任は?

馬淵大臣:現時点は捜査中であると認識しています。

Q:もっと早く公開すればよかったと思いませんか。

総理:一般の行政情報のものと、捜査に関連するものについて総理としてこうしろああしろと言えるのか。第一義的には捜査当局が判断すべきもの。
総理:一定の手続きをぬきに公開すべきとは思いません。
総理:日本は法治国家ですから、捜査に関連したもので、捜査当局の判断を一義的に判断すべきものなのか、一定の手続きを抜きに公開するのはふさわしくなかったと思います。

Q:公開しないメリットは

総理:法律にのっとっらないでやるということは私の今の立場では、そういう議論にはなりません。法律にのっとって公開するかどうかです。

Q:議論をすりかえるのはやめてください。私は法律に基づいて公開すべきといっています。長官がみせた厳秘の資料にはメリットデメリットと書いてある。総理、公開のメリットは何ですか。

官房長官:現時点でメリット、デメリットを考えると、デメリットは犯罪組成物件を政府がおすみつきを与えることが最大のデメリットと考えます。

Q:私は公開しないデメリットをきいています。いいかえれば公開するメリットです。このことは考慮にいれなかったのですか。

官房長官:そういうことだけを考えてはいけません。電波メディアは中長期的国益よりも、ビジネス的欲望があるでしょうから、我々に批判的になる、そういうデメリットはあると思います

Q:中国の対日批判をしりぞけることができるというメリットと、犯人の量刑を下げるかもしれないデメリットを比較して、なぜ、対日批判をしりぞけることを国益と考えないのか。

官房長官:私達は、法廷で白黒つければいいだけではない。それを上回るデメリットが大きいという判断をしている。

Q:総理に聞く。中国に対して、日本は悪くない、証明できることは国益以外のなにものでもないではないか。

総理:今回の流出ビデオには一定の効果はあったのは事実。・・・

Q:そもそも、もっと早く公開していれば流出事件も起きなかった。もっと早く公開していれば、中国の批判はあたらないと世界に示せた。海保職員の申し出について責任を感じませんか。

総理:もっと早い時期にといわれますが、早い段階で捜査期間に移ったわけで、捜査段階では一定の手続きが必要といっている。

Q:もしも海保職員の申し出のとおりだったら、責任の所在はどこにあるか。

総理:管理責任の最終責任は私自身にあると思う。防げなかったということでは、最終的には私、それぞれの段階に責任があると思う。

Q:ちゃんとけじめをつけてくれるか。

総理:捜査が進展している段階であり、捜査の結果がはっきりした段階で・・

→「電波メディア」のみなさん、みなさまの「ビジネス的欲望」が情報公開のデメリットとして国会で官房長官がおっしゃっております。しかも、何が困るのかといえば、「我々に批判的になる」。この発言は容認できますか?


(上記は暫定的なメモです。正確にはビデオ、会議録などでご確認ください)