露大統領国後島到着:諸外国は10年後からバックキャストしてうごいているのでは?他方、日本・・・ | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

露大統領国後島到着:諸外国は10年後からバックキャストしてうごいているのでは?他方、日本・・・

秘書です。
今日の読売新聞一面「地球を読む」で、伊藤元重先生が、

10年前=中国の経済規模は日本の3分の1しかなかった
10年後=中国の経済規模は日本の3倍程度になるだろうという予測がある

その通過点の今年、諸外国は10年後の姿からバックキャストして動きはじめたのではないか。

ところが菅民主党政権は、まだ、10年前の感覚、ひょっとしたら、冷戦下の1980年代の感覚(まさに後藤田官房長官の時代!)でうごいているのではないか?

時間軸でいえば20年-40年、経済規模でいえば10倍の認識の差のもとで、「配慮」「譲歩」「柳腰」を続けているのでは?そこに国民の不安があるように思います。


■ロシア大統領が国後島訪問=訪日前、関係冷却化必至に
(2010/11/01-09:44)時事通信
 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、ロシアのメドベージェフ大統領は1日、北方領土の国後島を訪問した。ソ連時代を含めてもロシア国家元首の北方領土訪問は初めて。今月中旬の同大統領の訪日を控え、日ロ関係冷却化は必至の情勢だ。
 ベトナム訪問を終えたメドベージェフ大統領は1日朝(日本時間同)、極東サハリン州ユジノサハリンスクの空港に到着。小型機に乗り換えて国後島入りした。
 大統領は国後島のユジノクリリスクで、地熱発電所などを視察、地元住民との交流会も行う予定。 

→日米同盟を毀損して、日中関係で現状のようなことをしていると、何が起きるのか、ということです。

→さて、日中関係。中国に配慮することを大人の対応という人がいますが、10年前の感覚ですね。これを10年後からバックキャストすると、ただの衛星国の行動にしかみえないでしょう。


■尖閣ビデオを視聴=予算委理事ら限定で-「中国漁船、衝突してきた」
(2010/11/01-09:38)時事通信
 衆参予算委員会の理事らは1日午前、衆院議員会館で、尖閣諸島沖の海上保安庁巡視船と中国漁船衝突事件の状況を記録したビデオ映像を視聴した。出席者によると、映像には漁船が(1)左旋回しながら巡視船「よなくに」の船尾に衝突(2)巡視船「みずき」と並走しながら右舷に衝突-する映像が映っていた。中井洽衆院予算委員長は視聴後、記者団に「大変鮮明に衝突の状況が映っていた。中国漁船がぶつかってきた状況が確認できた」と述べた。
 ビデオの今後の扱いについて、中井氏は「一般公開は別の理論だ」と全面公開には否定的な考えを示した。これに対し、自民党の武部勤衆院予算委理事は「明らかに故意にぶつかってきた。悪質な事案であることは間違いない。国民に見てもらうべきだ」と公開を求めた。
 ビデオ映像は海保が撮影したもので、衆院予算委の提出要求の議決を受けて、政府が7分程度に編集されたDVDを27日に衆院に提出した。 
 ビデオの視聴は、衆参予算委の委員長と理事、1日の衆院予算委集中審議の質問者らに限定。映像・音声の記録機器や携帯電話の持ち込みは禁止された。視聴に併せて海上保安庁の鈴木久泰長官が事件当時の状況を説明した。
 衆院予算委は視聴後、開示対象の拡大を含め、ビデオの扱いを改めて協議する。ただ、民主党は、日中関係への配慮などから全面公開は行わない方針だ

→日中関係に「配慮」?日本外相がののしられ、首相がドタキャンされ、それでもなお「配慮」によって何を守ろうとしているのでしょう?まだ、10年前の感覚でいるのでは?日本は圧力をかければ何でも「配慮」してくれる国、になっていきませんか?