空回し内閣委員会：空回しと蓮舫大臣貼り付けは誰が決めたのですか？欠席している野党ですか？
秘書です。
新聞報道によると、民主党議員は「蓮舫氏を国会に縛り付け、事業仕分けを潰（つぶ）そうとしている」と野党を批判していた、とのことです。
これは本当でしょうか。この件について、野党側にも取材をしていただいたらいいと思います。常識的に考えて、空回しと蓮舫大臣貼り付けをなぜ野党が決められるのでしょうか？
夕方の内閣委員会「空回し」の最終バッターの中川秀直は、今回の委員会質疑において蓮舫大臣に質問通告も出席要求も一度も出していません。もしも、夕方に中川秀直が質問していたとしても、仙谷大臣と玄葉大臣しか出席要求していなかったでしょう（いままでブログに掲載した質問骨子をみていただければわかるはずです）。今日の夕方に中川秀直の質問時間を「空回し」で処理することを決めたのも、蓮舫大臣を貼り付けに決定したのも、決して野党ではありません。
そもそも、この「空回し」による委員会運営は与党と委員長がやっていることではないでしょうか。中川秀直は今日の夕方の質問に立つということは了解もしていないし、質問通告もしていません。そして、質問通告したとしても骨格は２７日に質問通告したものと同様で、蓮舫大臣に質問する予定は全くありませんでした。
聞く予定のない大臣を委員会に張り付けることは政治主導の観点から問題が多い。例え主義主張が異なる点があったとしても、答弁を求める大臣以外は行政府の現場に帰って、1分でも長く指揮をとってもらうべきです。中川秀直はその点をとても厳しく考えています。だからいつも、聞く大臣を絞って委員会で聞いています。大臣を委員会に張り付けると、霞が関では官僚主導になるリスクが高くなるからです。その中川秀直が蓮舫大臣を国会に張り付けて、事業仕分けつぶしをしたですと？？そんなせこい手は使いません！
まさか、中川秀直が答弁要求すらしていない蓮舫大臣を、中川秀直が欠席中の委員会に張り付けたけとでもいうのでしょうか。
万一、権力の側にいる人たちが、そのようなでっち上げを気軽に、平気で思いつきでいっているのだとしたら、とても恐ろしいことです。
■「恫喝」のあおりで蓮舫氏が仕分けに遅れる 衆院内閣委、野党が欠席
2010.10.29 18:20産経新聞
衆院内閣委員会は２９日、関係大臣への質疑を続行したが、自民、公明、みんなの各党は仙谷由人官房長官の「恫喝（どうかつ）発言」問題で要求した官僚の参考人招致が実現しないことを不服として欠席した。これにより委員会の散会が大幅に遅れたあおりで、蓮舫行政刷新担当相の事業仕分け会場入りは同日夕にずれ込んだ。
３党は民主党政権の天下り対策を批判した官僚に、仙谷氏が恫喝とも取れる答弁を行ったことを問題視。２７日の自民党議員の質疑打ち切りに続き欠席した。
共産党は午後に始まった委員会で質問したが、他の野党の質疑時間を消化するため、質問者欠席のまま委員会は「空回し」となった。昼までの予定だった委員会は夕方にずれ込み、蓮舫氏は委員室に足止めされた。民主党議員は「蓮舫氏を国会に縛り付け、事業仕分けを潰（つぶ）そうとしている」と野党を批判していた。
■野党３党欠席で質疑続行＝衆院内閣委
（2010/10/29-19:10）時事通信
衆院内閣委員会は２９日午後、自民、公明、みんなの３党の委員欠席のまま、民主、共産両党だけで質疑を行った。野党３党は政府参考人の出席要求を民主党に拒否されているため欠席。民主党は開会を予定より約３時間遅らせて説得に当たったが、３党は応じなかった。
自民党が出席を求めているのは、民主党政権の天下り規制策を批判した経済産業省の古賀茂明氏。２７日の委員会で自民党の出席要求が拒否されたことから、３党の委員は途中退席した。
■陰の総理が「表の総理」に 「産経はキャバクラ広告載せるのでは」と放言
2010.10.29 20:25産経新聞
仙谷由人官房長官は２９日、外遊中の菅直人首相の首相臨時代理として閣議に臨んだ。「陰の総理」が表の主役となった形で、閣議開始前の写真撮影ではいつもは菅首相が座る中央のいすに腰を下ろした。ちょっと落ち着かない様子だったが、ほおはゆるみがちだった。
また、この日の衆院内閣委員会では、首相不在で気が緩んだのか、自民党など野党側のボイコットで質疑が止まっていた最中の雑談で、新聞広告にまで口を出した。
自身の慰安婦問題に関する発言を報じた２９日付の産経新聞朝刊の記事のコピーを手にした岡崎トミ子国家公安委員長に、仙谷氏はこう話しかけた。
「産経新聞はそういう書き方をするんですよ。近ごろは健康食品の広告ばかり。そのうち、キャバクラの広告を載せるのではないですか」
「ちょっと放言癖がある」（平成２１年９月３０日の内閣府政務三役会議）と自認する仙谷氏だが、国会で何を言っているのだか。
■補正、来月１日審議入り＝与党方針－野党反発、欠席の構え
（2010/10/29-20:59）時事通信
円高・デフレ対策を盛り込んだ２０１０年度補正予算案の提出を受け、衆院議院運営委員会は２９日の理事会で審議日程を協議した。与党は１１月１日の審議入りを提案したが、野党は小沢一郎民主党元代表の証人喚問が先決だとして拒否。このため川端達夫委員長が職権で、同日の本会議で野田佳彦財務相による財政演説、２日に各党代表質問を行う日程を決定した。
民主党は「（補正審議は）『政治とカネ』と切り離してやる問題だ」（鉢呂吉雄国対委員長）としており、１日の審議入りは譲らない方針。これに対し、野党は強く反発。既に決まった同日の衆参予算委員会理事らによる中国漁船衝突事件のビデオ映像の視聴や、衆院予算委の集中審議には出席するものの、補正予算案の審議には応じない構えだ。
自民党の逢沢一郎国対委員長は２９日夜、国会内で記者会見し、「強行するなら自民党は出席できない」と表明、財政演説などの日程取り消しを求めた。公明党の漆原良夫国対委員長も国会内で記者団に「熟議の国会とは言えない。審議に応じるわけにはいかない」と述べた。自民、公明、みんな３党の国対委員長は同日夜、横路孝弘衆院議長に対し、日程取り消しと与党の謝罪を要求した。
一方、小沢氏招致をめぐる民主党内の調整は２９日も続いた。岡田克也幹事長は国会内で、小沢氏に近い輿石東参院議員会長と会談。ただ、執行部が目指す衆院政治倫理審査会での弁明に、小沢氏は慎重な姿勢を崩していない。鉢呂氏は公明党の漆原氏に電話で、「（小沢氏問題は）どうしようもない」と調整が難航していることを伝えた。
小沢氏は同日、都内の個人事務所で過ごした。面会した議員によると、小沢氏は「誰とでも会う」と語ったというが、岡田氏の会談要請に対して小沢氏は応じていない。
新聞報道によると、民主党議員は「蓮舫氏を国会に縛り付け、事業仕分けを潰（つぶ）そうとしている」と野党を批判していた、とのことです。
これは本当でしょうか。この件について、野党側にも取材をしていただいたらいいと思います。常識的に考えて、空回しと蓮舫大臣貼り付けをなぜ野党が決められるのでしょうか？
夕方の内閣委員会「空回し」の最終バッターの中川秀直は、今回の委員会質疑において蓮舫大臣に質問通告も出席要求も一度も出していません。もしも、夕方に中川秀直が質問していたとしても、仙谷大臣と玄葉大臣しか出席要求していなかったでしょう（いままでブログに掲載した質問骨子をみていただければわかるはずです）。今日の夕方に中川秀直の質問時間を「空回し」で処理することを決めたのも、蓮舫大臣を貼り付けに決定したのも、決して野党ではありません。
そもそも、この「空回し」による委員会運営は与党と委員長がやっていることではないでしょうか。中川秀直は今日の夕方の質問に立つということは了解もしていないし、質問通告もしていません。そして、質問通告したとしても骨格は２７日に質問通告したものと同様で、蓮舫大臣に質問する予定は全くありませんでした。
聞く予定のない大臣を委員会に張り付けることは政治主導の観点から問題が多い。例え主義主張が異なる点があったとしても、答弁を求める大臣以外は行政府の現場に帰って、1分でも長く指揮をとってもらうべきです。中川秀直はその点をとても厳しく考えています。だからいつも、聞く大臣を絞って委員会で聞いています。大臣を委員会に張り付けると、霞が関では官僚主導になるリスクが高くなるからです。その中川秀直が蓮舫大臣を国会に張り付けて、事業仕分けつぶしをしたですと？？そんなせこい手は使いません！
まさか、中川秀直が答弁要求すらしていない蓮舫大臣を、中川秀直が欠席中の委員会に張り付けたけとでもいうのでしょうか。
万一、権力の側にいる人たちが、そのようなでっち上げを気軽に、平気で思いつきでいっているのだとしたら、とても恐ろしいことです。
■「恫喝」のあおりで蓮舫氏が仕分けに遅れる 衆院内閣委、野党が欠席
2010.10.29 18:20産経新聞
衆院内閣委員会は２９日、関係大臣への質疑を続行したが、自民、公明、みんなの各党は仙谷由人官房長官の「恫喝（どうかつ）発言」問題で要求した官僚の参考人招致が実現しないことを不服として欠席した。これにより委員会の散会が大幅に遅れたあおりで、蓮舫行政刷新担当相の事業仕分け会場入りは同日夕にずれ込んだ。
３党は民主党政権の天下り対策を批判した官僚に、仙谷氏が恫喝とも取れる答弁を行ったことを問題視。２７日の自民党議員の質疑打ち切りに続き欠席した。
共産党は午後に始まった委員会で質問したが、他の野党の質疑時間を消化するため、質問者欠席のまま委員会は「空回し」となった。昼までの予定だった委員会は夕方にずれ込み、蓮舫氏は委員室に足止めされた。民主党議員は「蓮舫氏を国会に縛り付け、事業仕分けを潰（つぶ）そうとしている」と野党を批判していた。
■野党３党欠席で質疑続行＝衆院内閣委
（2010/10/29-19:10）時事通信
衆院内閣委員会は２９日午後、自民、公明、みんなの３党の委員欠席のまま、民主、共産両党だけで質疑を行った。野党３党は政府参考人の出席要求を民主党に拒否されているため欠席。民主党は開会を予定より約３時間遅らせて説得に当たったが、３党は応じなかった。
自民党が出席を求めているのは、民主党政権の天下り規制策を批判した経済産業省の古賀茂明氏。２７日の委員会で自民党の出席要求が拒否されたことから、３党の委員は途中退席した。
■陰の総理が「表の総理」に 「産経はキャバクラ広告載せるのでは」と放言
2010.10.29 20:25産経新聞
仙谷由人官房長官は２９日、外遊中の菅直人首相の首相臨時代理として閣議に臨んだ。「陰の総理」が表の主役となった形で、閣議開始前の写真撮影ではいつもは菅首相が座る中央のいすに腰を下ろした。ちょっと落ち着かない様子だったが、ほおはゆるみがちだった。
また、この日の衆院内閣委員会では、首相不在で気が緩んだのか、自民党など野党側のボイコットで質疑が止まっていた最中の雑談で、新聞広告にまで口を出した。
自身の慰安婦問題に関する発言を報じた２９日付の産経新聞朝刊の記事のコピーを手にした岡崎トミ子国家公安委員長に、仙谷氏はこう話しかけた。
「産経新聞はそういう書き方をするんですよ。近ごろは健康食品の広告ばかり。そのうち、キャバクラの広告を載せるのではないですか」
「ちょっと放言癖がある」（平成２１年９月３０日の内閣府政務三役会議）と自認する仙谷氏だが、国会で何を言っているのだか。
■補正、来月１日審議入り＝与党方針－野党反発、欠席の構え
（2010/10/29-20:59）時事通信
円高・デフレ対策を盛り込んだ２０１０年度補正予算案の提出を受け、衆院議院運営委員会は２９日の理事会で審議日程を協議した。与党は１１月１日の審議入りを提案したが、野党は小沢一郎民主党元代表の証人喚問が先決だとして拒否。このため川端達夫委員長が職権で、同日の本会議で野田佳彦財務相による財政演説、２日に各党代表質問を行う日程を決定した。
民主党は「（補正審議は）『政治とカネ』と切り離してやる問題だ」（鉢呂吉雄国対委員長）としており、１日の審議入りは譲らない方針。これに対し、野党は強く反発。既に決まった同日の衆参予算委員会理事らによる中国漁船衝突事件のビデオ映像の視聴や、衆院予算委の集中審議には出席するものの、補正予算案の審議には応じない構えだ。
自民党の逢沢一郎国対委員長は２９日夜、国会内で記者会見し、「強行するなら自民党は出席できない」と表明、財政演説などの日程取り消しを求めた。公明党の漆原良夫国対委員長も国会内で記者団に「熟議の国会とは言えない。審議に応じるわけにはいかない」と述べた。自民、公明、みんな３党の国対委員長は同日夜、横路孝弘衆院議長に対し、日程取り消しと与党の謝罪を要求した。
一方、小沢氏招致をめぐる民主党内の調整は２９日も続いた。岡田克也幹事長は国会内で、小沢氏に近い輿石東参院議員会長と会談。ただ、執行部が目指す衆院政治倫理審査会での弁明に、小沢氏は慎重な姿勢を崩していない。鉢呂氏は公明党の漆原氏に電話で、「（小沢氏問題は）どうしようもない」と調整が難航していることを伝えた。
小沢氏は同日、都内の個人事務所で過ごした。面会した議員によると、小沢氏は「誰とでも会う」と語ったというが、岡田氏の会談要請に対して小沢氏は応じていない。