読売新聞「外交劣化」:官邸秘密外交は継続しているのか | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

読売新聞「外交劣化」:官邸秘密外交は継続しているのか

秘書です。
引き続き読売新聞の「政治の現場 外交劣化(下)「官邸がハシゴ外した」より。


「仙谷官房長官は22日夜、ひそかに程永華駐日大使と会った。首脳会談の議題などを話し合ったとみられる。」

→まだ、こんな官邸外交やっているんですね。ここでいう首脳会談とは、ハノイにおけるASEAN関連会議の際の日中首脳会談のこと。22日夜、一体何が話し合われたのか?中国の前原外相批判が変化した背景に、ここでの何らかの「秘密合意」があるのか?

「通常、両国の外務省や在中国大使館と中国のパイプは十分ではない、との見方が首相官邸にはあるためだ」

→まだ、二重外交やっているんですか?

「特に、民主党政権が「初の民間出身」として送り込んだ丹羽宇一郎駐中国大使は熾烈な交渉の矢面に立たされ、迷走感を際立たせた。・・・一連の在中国大使館などの対応に、菅は「全然情報が上がってこない」「初動にミスがあった」と知人に怒りをぶちまけたという」

→「情報が上がってこない」というのは誤った政治主導の結果だと思うのですが、対外関係ではこれが国益を損ねます。

「官邸と大使館の距離感が広がるにつれ、中国側は外交ルートを外し、官邸との直接交渉に本腰を入れるようになった。」

→ここから、ビデオ非公開がかかわる「9.29秘密合意」につながっていくわけですね。

「元外務省幹部は「日本政府が一丸とならなければならない時に、大使館は官邸からハシゴを外され、事実上機能しなくなった」

→伝えられるところでは、「9.29官邸・民主党秘密訪中団」は北京では中国外交部の車を使ったようですが、日本大使館と接触しているのですか?