前原外相発言への反発:また官邸秘密外交を始動させますか? | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

前原外相発言への反発:また官邸秘密外交を始動させますか?

秘書です。
さて、前原外相発言が問題になりはじめています。
これでまた振り出しに戻りました。
またしても、日中首脳会談開催のための官邸秘密外交、始動しますか?



■尖閣問題に「密約ない」=日本の一部報道に反発-中国外務省
(2010/10/21-22:00)時事通信

 【北京時事】中国外務省の馬朝旭報道局長は21日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)に上陸した中国人を拘束しない代わりに、中国側が船を同諸島に近づけさせないことを約束していたとする日本の一部報道について、「釣魚島問題に密約は存在しない」とする談話を発表した。
 馬局長は「デマによる中傷であり、下心が陰険で、民意を誤った方向に導くだけでなく、両国の政治信頼を損なう。これによって生じる一切の結果は日本側が負わなければならない」と反発。「釣魚島は中国固有の領土であり、中国政府が国家主権と領土保全を守る立場は明確で揺るぎない」と強調した。

■前原外相発言が障害に=日中首脳会談の実現で-中国
(2010/10/21-19:58)時事通信
 【北京時事】中国外務省の胡正躍次官補(アジア担当)は21日の記者会見で、月末にハノイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議での日中首脳会談について、前原誠司外相の発言などが実現の障害になっているとの認識を示し、改めて日本側に対応を求めた。
 胡氏は、前原氏が15日の記者会見で首脳会談に関し「時期は焦らなくていい」と述べたことに触れ、「なぜ焦らないのか」と不快感を表明。「毎日のように中国を攻撃する発言があり、外交官が口にすべきではない極端なものすらある。このようなことが繰り返されるのは耐え切れない」と不満をあらわにした。 
 ただ胡氏は、「日本は中国の重要な隣国で、両国関係は非常に重要だ」と強調。首脳会談実施には「雰囲気と条件づくりが必要だ」とし、日本側の対中発言などを注視して判断する姿勢を示した。