普天間問題の選択肢:県民に誠実にうったえる機会をだと思うのですが | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

普天間問題の選択肢:県民に誠実にうったえる機会をだと思うのですが

秘書です。
勝ち負けを度外視して、方針転換を謝罪し、誠実にうったえるという姿勢はないのでしょうか?
毎日毎日、罵声をあびてでもうったえるのが政権党の使命でしょう?
選挙に勝つならなんでも公約する、政権をとったら白紙にする、選挙に負けそうなら候補者は出さない、では信頼関係がつくれないのでは?
私達を無視して勝手に決めるのか、という叫びをしっかりと受け止める姿勢こそが合意形成の基礎だと思いますが。
県民の選択肢としての候補者を出さないということは、今後何もしない(現状維持)か、何かするときは強行突破しかなくなるのでは?


■沖縄知事選、候補擁立断念へ 普天間の責任 民主また放棄 県連とねじれ
産経新聞 10月21日(木)7時56分配信

 民主党は20日、沖縄県知事選(11月28日投開票)で候補者を擁立せず、自主投票とする方針を固めた。党沖縄県連が米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)を同県名護市辺野古に移設する政府案に真っ向から反対し、調整がつかないためだ。ただ、党本部が自主投票を決めても県連側には辺野古案に反対して出馬する伊波洋一前宜野湾市長(58)を支援する動きがあり党本部と県連の対応がねじれる公算が大きくなっている。(斉藤太郎)

 県連はこれまで、辺野古移設案に反対する候補の擁立を目指し、県連代表の喜納昌吉前参院議員(62)の出馬も含め検討してきた。しかし、党本部側は「政府の考え方と明らかに異なる候補者を推すことはありえない」(岡田克也幹事長)との姿勢を崩さなかった。

 自身の出馬を模索していた喜納氏は20日夕、「自分が出たらおかしくなる」と、記者団に語った。これに関連し、党本部の選挙対策委員会関係者は20日、「自主投票以外の選択肢はない」と語り、県連幹部も「県連が辺野古案反対の旗を降ろすことはあり得ず、最終的には擁立断念になる」と述べた。岡田、喜納両氏が21日にも会談し、最終的に結論を出す。

 沖縄県知事選には、伊波氏と現職の仲井真弘多知事(71)が出馬を表明している。伊波氏はもともと辺野古案反対で、仲井真氏は県外移設論に転じており、有力候補2人がそろって、辺野古案反対という事態になっている。民主党執行部は「仲井真氏の方が移設問題で交渉の余地が残る」(幹部)とみており、自公陣営の仲井真氏の支援に表だって回らないものの、自主投票で仲井真氏が当選する環境をつくりたいのが本音だ。

 だが、県連は4年前の知事選で争った仲井真氏と対立関係にある上、県選出の民主党議員や地方議員の多くは、伊波氏を支持する社民党と友好関係にある。19日には県連副幹事長の女性県議が伊波氏支援を表明して離党届を提出する騒動にまで発展した。

 こうした中で、菅内閣を支える政権与党の民主党としては、知事選で辺野古移設賛成派候補を擁立して、県民に移設の正当性を訴えるのが筋のはずだが、沖縄選挙区での候補者擁立を見送った7月の参院選に続いて、またしても政権与党としての責任は果たせそうにない。