レアアース：欧米に波及か？副大臣級ではなく首相級・WTO級でしょう？
秘書です。
レアアース問題、欧米に波及のようです。日中二国間の副大臣級の話ではないでしょう。
■中国のレアアース、欧米向けも輸出停止 緊張高まる恐れ、米紙報道
2010.10.20 07:58産経新聞
【ワシントン＝渡辺浩生】米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は１９日、中国がレアアース（希土類）の輸出停止措置を、日本だけでなく米国や欧州諸国に広げたと報じた。中国が環境技術や軍事技術に不可欠なレアアースを政治的武器として活用している表れとみられ、中国と欧米間の貿易関係に一段と緊張が高まる可能性がある。
同紙が業界筋の話として報じたところによると、中国の税関当局が１８日朝、米欧向けの輸出にストップをかけた。過去数週間、欧米向けの数種類のレアアースの出荷が遅れていたが、広範囲な輸出停止は１８日に始まったという。欧米の企業は日本ほどレアアースの在庫を保有していないとみられ、影響が広がりそうだ。
米通商代表部（ＵＳＴＲ）は先週末、中国によるレアアース輸出制限について、世界貿易機関（ＷＴＯ）ルールに違反する可能性があるとして調査する意向を表明。中国は英字紙チャイナ・デーリーを通じて、来年のレアアース輸出枠を最大３０％削減する方針を示し、米政府に反発の姿勢をみせていた。
米政府・議会はレアアースの自給向上策の検討を開始しており、国防総省は、レアアースの調達を中国に依存することによる安全保障上のリスクについて報告書を来月まとめる方針だ。
→なぜ、日本はWTO違反について指摘しないのか？
■中国、レアアースの輸出規制批判に反論
（19日22:49）TBS
中国外務省の馬朝旭報道官は、パソコンや携帯電話の製造に使われる鉱物資源、レアアースの輸出規制への批判に反論しました。
「どの国も、自国の資源を、合理的に使う権利がある。中国は長期にわたり大量のレアアースを廉価で提供してきた」（中国外務省・馬朝旭報道官）
馬報道官は１９日の会見でこのように述べて、日本やアメリカなどから出ている輸出規制への批判に反論しました。その上で、「最近行った管理と制限は環境保護と持続可能な発展のためだ」として、輸出枠削減に関するこれまでの主張を繰り返しました。
また、今月末にベトナム・ハノイで開かれる予定のＡＳＥＡＮ首脳会議で日中の首脳会談が実現するかどうかについては、「必要な条件を作り環境を整えてほしい」として、日本側の対応次第だという考えを示しました。
このほか、中国各地で起きている大規模な反日デモについては「理解できる」としながらも、法に従って、理性的な行動をとるよう求めました。
■レアアース、対中協議の意向 経産相「副大臣級で」
2010年10月20日 東京新聞
ハイテク製品の製造に不可欠な希少金属、レアアース（希土類）をめぐり、中国で十九日、輸出数量枠を一段と減らす可能性が浮上した。日本への輸出が停滞している問題では、中国側は実態すら認めておらず、大畠章宏経済産業相は早期正常化に向け両国副大臣級による話し合いの場を設ける意向を明らかにした。日本にとっては代替材料の前倒し開発などの重要度が増している。
「税関の検査が依然厳しく、状況は決して改善していない」。大畠経産相は同日の閣議後記者会見で、対日輸出がほとんど再開していないとの認識をあらためて示した。
経済産業省は問題が深刻化した九月下旬以降、中国側に改善を要請。同相は輸出再開がない場合、副大臣級の中国派遣を検討するとしていた。会見では、日本へ向けた出港がみられるなど一部で改善しつつあるとしたが「全体的には止まっている」と述べた。
話し合いの時期は未定で、場所は日中どちらでも構わないとしている。日本側は中国の「輸出禁止を指示していない」というコメントと、実態との食い違いを示して早期再開につなげる考えだ。
（坂本正範）
→副大臣級では無理でしょう。問題はそんなに甘くない。首相級でしょう？米国とWTO戦略を協議してますか？それとも、二国間で特例扱いの要請（＝物乞い）しますか？
レアアース問題、欧米に波及のようです。日中二国間の副大臣級の話ではないでしょう。
■中国のレアアース、欧米向けも輸出停止 緊張高まる恐れ、米紙報道
2010.10.20 07:58産経新聞
【ワシントン＝渡辺浩生】米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は１９日、中国がレアアース（希土類）の輸出停止措置を、日本だけでなく米国や欧州諸国に広げたと報じた。中国が環境技術や軍事技術に不可欠なレアアースを政治的武器として活用している表れとみられ、中国と欧米間の貿易関係に一段と緊張が高まる可能性がある。
同紙が業界筋の話として報じたところによると、中国の税関当局が１８日朝、米欧向けの輸出にストップをかけた。過去数週間、欧米向けの数種類のレアアースの出荷が遅れていたが、広範囲な輸出停止は１８日に始まったという。欧米の企業は日本ほどレアアースの在庫を保有していないとみられ、影響が広がりそうだ。
米通商代表部（ＵＳＴＲ）は先週末、中国によるレアアース輸出制限について、世界貿易機関（ＷＴＯ）ルールに違反する可能性があるとして調査する意向を表明。中国は英字紙チャイナ・デーリーを通じて、来年のレアアース輸出枠を最大３０％削減する方針を示し、米政府に反発の姿勢をみせていた。
米政府・議会はレアアースの自給向上策の検討を開始しており、国防総省は、レアアースの調達を中国に依存することによる安全保障上のリスクについて報告書を来月まとめる方針だ。
→なぜ、日本はWTO違反について指摘しないのか？
■中国、レアアースの輸出規制批判に反論
（19日22:49）TBS
中国外務省の馬朝旭報道官は、パソコンや携帯電話の製造に使われる鉱物資源、レアアースの輸出規制への批判に反論しました。
「どの国も、自国の資源を、合理的に使う権利がある。中国は長期にわたり大量のレアアースを廉価で提供してきた」（中国外務省・馬朝旭報道官）
馬報道官は１９日の会見でこのように述べて、日本やアメリカなどから出ている輸出規制への批判に反論しました。その上で、「最近行った管理と制限は環境保護と持続可能な発展のためだ」として、輸出枠削減に関するこれまでの主張を繰り返しました。
また、今月末にベトナム・ハノイで開かれる予定のＡＳＥＡＮ首脳会議で日中の首脳会談が実現するかどうかについては、「必要な条件を作り環境を整えてほしい」として、日本側の対応次第だという考えを示しました。
このほか、中国各地で起きている大規模な反日デモについては「理解できる」としながらも、法に従って、理性的な行動をとるよう求めました。
■レアアース、対中協議の意向 経産相「副大臣級で」
2010年10月20日 東京新聞
ハイテク製品の製造に不可欠な希少金属、レアアース（希土類）をめぐり、中国で十九日、輸出数量枠を一段と減らす可能性が浮上した。日本への輸出が停滞している問題では、中国側は実態すら認めておらず、大畠章宏経済産業相は早期正常化に向け両国副大臣級による話し合いの場を設ける意向を明らかにした。日本にとっては代替材料の前倒し開発などの重要度が増している。
「税関の検査が依然厳しく、状況は決して改善していない」。大畠経産相は同日の閣議後記者会見で、対日輸出がほとんど再開していないとの認識をあらためて示した。
経済産業省は問題が深刻化した九月下旬以降、中国側に改善を要請。同相は輸出再開がない場合、副大臣級の中国派遣を検討するとしていた。会見では、日本へ向けた出港がみられるなど一部で改善しつつあるとしたが「全体的には止まっている」と述べた。
話し合いの時期は未定で、場所は日中どちらでも構わないとしている。日本側は中国の「輸出禁止を指示していない」というコメントと、実態との食い違いを示して早期再開につなげる考えだ。
（坂本正範）
→副大臣級では無理でしょう。問題はそんなに甘くない。首相級でしょう？米国とWTO戦略を協議してますか？それとも、二国間で特例扱いの要請（＝物乞い）しますか？