最近の鉄道ニュース:10.14鉄道の日特集! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

最近の鉄道ニュース:10.14鉄道の日特集!

全国200万の鉄道ファンのみなさま、こんにちは。
「志士の目鉄道研究会」です。
10月14日は鉄道の日。楽しいイベントに参加されました?

まだの方のために、今週末24日の鉄道イベント情報です。

最初に頑張るぐんまの中小私鉄フェアです。


■「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2010」を開催します
群馬県HP
http://www.pref.gunma.jp/cts/PortalServlet;jsessionid=D543068F88D890C4E660C839C5A61B04?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=98428

~上毛電気鉄道・上信電鉄・わたらせ渓谷鐵道を応援しよう~

■ 趣旨及び目的
本県は、全国有数のマイカー社会であり、公共交通機関を取り巻く環境は厳しさを増しています。
   このような中で、楽しみながら鉄道への理解を一層深めてもらい、その利用促進を図るため、県内の中小私鉄3社
(上毛電気鉄道・上信電鉄・わたらせ渓谷鐵道)が一堂に会して次のとおりフェアを開催いたします。

■ 実施日時  
平成22年10月24日(日)  9時30分~15時00分

■ 会場
大胡会場(上毛電鉄 大胡電車庫  大胡駅から徒歩1分)
西桐生会場(上毛電鉄 西桐生駅構内)

■ 実施内容
◇大胡会場
   ・上毛電気鉄道「デハ101」臨時運行
  ・写真撮影会(デハ101、デハ104+テ241、デキ3021+ホキ1)
  ・ミニトレイン運行
   ・上毛電鉄、上信電鉄、わたらせ渓谷鐵道、東武博物館、津軽鉄道の鉄道グッズ販売
  ・鉄道クイズ大会(12時00分~)
   ・ビンゴ大会(14時30分~)
   ・犬釘打ち体験、軌道自転車等

 ◇西桐生会場
・買場紗綾市(金魚、やきまんじゅう等販売)
・桐生市近代化遺産スタンプラリー
・駅弁販売(当日のみ数量限定)等

 ◇その他
  ・10月17日(日)にはトラくんやウサギさんが上毛電鉄に乗車して、フェアのPRを行います!(10時00分~15時00分)
   ・前日の10月23日(土)にはホキ車を牽引して、デハ101の臨時運行を行います。
   ホキ車は検査を終えてキレイになって再登場!ぜひ写真を撮りに来てください。
   (この日はデハ101に乗車することはできません。)
  
■ その他
  入場は無料です。会場には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。

■ 主催:中小私鉄等連携会議
  【構成団体】(上毛電気鉄道・上信電鉄・わたらせ渓谷鐵道・前橋市・高崎市・桐生市・富岡市・みどり市・下仁田町・南牧村・甘楽町・日光市・群馬県)

■ 問い合わせ先
上毛電気鉄道(株)                    TEL:027-231-3597
中小私鉄等連携会議事務局(群馬県交通政策課) TEL:027-226-2385
  デハ101の運行時刻など詳細は上毛電鉄ホームページをご覧ください。


■平成22年10月24日(日)頑張るぐんまの中小私鉄フェア2010 in 上毛電鉄
http://www15.wind.ne.jp/~joden/deha101.html
  今年で4回目を迎える群馬の私鉄3社合同イベント(上信電鉄、わたらせ渓

谷鐵道、上毛電鉄)「頑張る ぐんまの中小私鉄フェア2010 」が、今年は上毛

電鉄大胡電車庫にて開催します。日時は平成22年10月24日(日)9:30から

15:00までを予定しております。また詳しいイベント内容等について、下記チラシ

をご覧下さい。また、イベント内容詳しい内容はこのページで随時お知らせいたし

ますのでぜひご覧下さい。

皆様にまたお会い出来ることを今からスタッフ一同楽しみにしております。


→当研究会も、熱烈にがんばる群馬の中小私鉄を応援します!

→続いて、24日、ついに一円電車復活!の話題。


■一円電車、常設レールで本格復活へ 養父 
10月15日神戸新聞

 国内有数のスズ鉱山として栄えた明延鉱山(養父市)と神子畑選鉱場(朝来市)を結んでいた通称「一円電車」の本格的な復活運行が始まる。常設のレール(約70メートル)を養父市大屋町明延地区に敷設し、いつでも一円電車が走れるようにする。工事は着々と進んでおり、今月24日に同地区である「あけのべ一円電車まつり」から雄姿を見ることができる。

 一円電車の愛称で親しまれた明神電車は、1929(昭和4)年に開通。87年の閉山に伴い廃止された。当時の客車「くろがね号」は同地区に保存されている。年に1回、仮設のレール上を走らせるイベントが開かれ、当時を知る人や各地の鉄道ファンを喜ばせている。

 この評判を受け、地元住民でつくる「鉱石の道」明延実行委員会は、地区内に残る軌道跡に常設のレール(約600メートル)を敷き、定期的にくろがね号を走らせる計画を立てた。実現のため昨年から募金を始めており、9月末で約360万円が集まったという。

 今回の運行は、その最終目標に向けたPRなどが目的。常設のレールは、明延振興館近くの空き地に敷く。くろがね号と、新しく購入したバッテリー機関車の格納庫も新設。運転は地元の鉱山職員OBらが担う。現在、安全対策や定期的な運行に向けた詳しい計画を立てている最中だが、既に観光ツアーでの乗車体験などの利用が決まっているという。

 同実行委員会の中尾一郎会長は「これは第一歩。本格的な運行を通して、市民の皆さんに協力と理解を求めていきたい」としている。一円電車まつりは午前9時からで、線路整備や運営を手伝うボランティアも募っている。同実行委事務局(大屋地域局内)TEL079・669・0120

(原田大介)
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→10月14日「鉄道の日」にJR北海道が鉄道記念物を指定!


■価値ある鉄道記念物を選定 JR北海道が新事業
(10/14 08:51)北海道新聞
 JR北海道は、歴史的価値が高い鉄道関連資産を「鉄道記念物」として選定する事業を始める。本年度分は、米国から1884年(明治17年)に輸入された蒸気機関車「しづか号機関車」などいずれも同社が所有し小樽市総合博物館で展示している3点で、14日に正式指定する。

 鉄道記念物は、旧国鉄時代にできた制度で、道内では同博物館にある「旧手宮機関庫」の1点が選ばれていた。本年度選定する他の2点は1892年に道内で初めて製造された一等客車「い1号客車」、1895年に道内で製造された国産機関車「大勝号機関車」。

 民営化以降、選定作業は行われなかったが、今年9月、中島尚俊社長を委員長とする選定委員会を社内に設けた。

→民営化後の鉄道記念物指定について、深い考察のブログ発見。

■鉄道記念物に思う クラウス15号が「準鉄道記念物」に
2010年10月19日どうしん鉄道研究会スタッフ
http://blog.hokkaido-np.co.jp/tamatetsu/archives/2010/10/15.html


 「鉄道の日」の10月14日付で、JR北海道が新たに「しずか号機関車」「い1号客車」「大勝号機関車」の3点を鉄道記念物として選定しました。3点とも準鉄道記念物からの昇格で、1960年指定の旧手宮機関庫と合わせ、道内では一気に4倍になりました。JR北海道はこのほか新たに10点を準鉄道記念物に加えました。中でも注目したいのは、空知管内沼田町教育委員会所蔵の「クラウス15号機関車」です。と申しますのは、他の9点と違い、旧国鉄北海道総局との関係が極めて薄い鉄道遺産だからです。

 クラウス15号は、ドイツ・ミュンヘンのクラウス社が製作した小型タンク機関車。後の鉄道国有法で国有化された九州鉄道が、1889年(明治22年)に輸入しました。先輪も従輪もなく、2軸の動輪があるだけで、国内に現存する小型SLとしては「坊ちゃん列車」(伊予鉄道1号機関車、1967年に鉄道記念物に指定)に次いで古いものです。小型のわりに高性能で、使い勝手がよかったことから、九州鉄道では計20両が輸入され、旅客・貨物列車問わずに活躍しました。

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 国有化後も九州で活用され、東京横浜電鉄を経て1931年(昭和6年)に北海道に上陸。沼田町内の恵比島-昭和間を結んだ留萠鉄道に譲渡され、前年1930年に開鉱した明治鉱業昭和鉱業所の専用鉄道で使われました。1969年の閉山後は、沼田町に寄贈され、一時は大井川鉄道で動態運転したこともあります。89年からは、町ふるさと資料館併設の専用庫で大切に保管されてきましたが、旧昭和鉱業所に近い「ほろしん温泉」の観光振興を狙い、今年9月に、沼田町化石館「化石体験館」前に移設されました。

 実は、鉄道記念物も準鉄道記念物も、鉄道院・鉄道省・国鉄関係以外からの指定は、極めて限られています。鉄道記念物は前述の「坊ちゃん列車」のほか「佐賀藩製造の機関車模型」(佐賀県立博物館所蔵)だけ。準鉄道記念物でも、新居浜市別子銅山記念館所蔵の「別子1号機関車」に限られるようです

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 鉄道記念物の制度は1958年、国鉄の内部規定で誕生しました。規定では「国鉄および国鉄以外の」となっているものの、あくまで国鉄総裁が指定するものですから、国鉄関係に偏るのが当然だったかもしれません。そして、1987年の国鉄分割民営化に伴い、国鉄総裁という役職がなくなりました。鉄道記念物の名前は残りましたが、指定にいたるプロセスが消えてしまったのです。

 復活の皮切りは2004年。JR西日本が交通科学博物館所蔵の「義経号」など4件を準鉄道記念物から昇格させました。2008年には、やはりJR西日本が「0系新幹線車両」を加えました。

 今回、JR北海道は、手宮-札幌間に道内最初の鉄道が開業して130周年となるのを記念し、中島尚俊社長を委員長とする「鉄道記念物等選定委員会」を立ち上げました。道内での鉄道記念物の指定は旧手宮機関庫以来、50年ぶり。準鉄道記念物の指定も、1967年のキハ03(唯一現存する国鉄レールバス。小樽市総合博物館所蔵)までさかのぼります。

 JR北海道がクラウス15号を指定したのは、画期的といえるでしょう。鉄道院に所属したのは、道内にやってくる以前のことですし、しいて言えば、かつての留萠鉄道は列車の運行管理の大部分を国鉄に委託していましたが、これとて炭鉱専用鉄道内での運用だったクラウス15号には無縁の話です。旧国鉄に限らず、指定の視野を広げたことに、拍手を送りたいと思います

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 道内には、鉄道の歴史を伝える遺産が他にもあります。動態保存される森林鉄道用蒸気機関車「雨宮21号」(遠軽町)や、稚泊連絡船の乗り継ぎ客用に整備された稚内港北防波堤ドームなど、候補は多数あります。幸い、JR北海道による指定は今後も「鉄道の日」に合わせて続けられるようです。どんな視点で何を取り上げるのか、今後も楽しみです。(佐藤元治)

→鉄道記念物に私鉄モノが認定されたということは、とても意義深いものがありますね。大井川鉄道にいたクラウスは北海道に渡っていたんですね。

→続いて、軽便鉄道の話題です。


■駿遠線の面影、ミニSLで再現 牧之原・波津
2010/10/19 静岡新聞
 牧之原市波津の波津コミュニティセンターで開かれた「公民館祭」に合わせて17日、かつて軽便鉄道駿遠線が走行していた小堤山トンネル内で手作りのミニSL機関車が運行された。地元の市民団体「二十日会」が初めて企画し、訪れた人は約半世紀ぶりの“復活”に当時の思い出に浸りながら、歓声を上げた。
 同線は1913年に開業、藤枝から榛南、小笠の海岸部を通過し、袋井までを結んだ。延長64・6キロで当時は日本一とされる営業距離の軽便鉄道だった。64年から区間ごとに廃止が始まり、70年に全線廃止となった。
 今回、同会が「駿遠線唯一のトンネルで蒸気機関車を走らせたい」と数年前から構想を練っていた。ミニSL機関車は同市大沢の河原崎敏郎さん(85)が家業のモータースの経験を生かし、約8年かけて本物の12分の1の大きさで製作した。
 機関車は水と石炭で動き、汽笛も鳴るというこだわり。会場では子供は大喜びで乗り込み、笑顔で手を振っていた。れんが積みのトンネルは当時の趣を残し、年配の人たちは懐かしそうに眺めていた。同会の八木正会長(60)は「大きさは違うけど、以前からの念願だった。当時、乗車した様子がよみがえってきた」と感慨深げに話した。
 同トンネルがある区間の大井川―堀野新田間は68年に廃止された。現在、同トンネルは同線の軌道敷を再利用して、県道375号の太平洋岸自転車道として市民の生活道路に活用されている。

→以上、軽便鉄道ニュースでした。ここからはアイデアあふれる鉄道の話題です。

■SLトロッコお披露目 若桜鉄道 鳥取
2010.10.18 01:55産経新聞
 鳥取県東部の若桜、八頭両町を走る若桜鉄道が、新たに導入したトロッコ型の貨車を乗車できるように改修、17日、若桜町の若桜駅構内で開いた開業80周年記念の「鉄道まつり」で披露した。同社が保管している蒸気機関車に連結しての乗車イベントもあり、家族連れや子供たちが「SLトロッコ列車」の乗り心地を楽しんだ。

 この日、貨車を牽引(けんいん)した蒸気機関車は「C12型」。本線を営業運転する許可を取っていないため、駅構内の専用線約150メートルの往復となったが、乗客らはほかでは味わえない「SLに連結されたオープンカー」のさわやかさを満喫していた。

 このトロッコ型貨車は、長野電鉄(長野市)が災害時の輸送用に保管していたが、不要となったため若桜鉄道が無償譲渡を受けた。同社は1カ月半かけて修理や、出入り口や手すりの設置などを行った。

 同社は、毎月2回実施しているSLの構内走行イベントで貨車を連結し、希望者が乗車できるようにしたいとしている。

→アイデアですね。

■小坂鉄道 レールバイクで再利用
[ 10/14 18:53 秋田放送]
■ 動画をみる 2年前に廃線となった小坂鉄道について、沿線の小坂町と大館市では線路を自転車で走るレールバイクとして再利用し、観光資源にする方向で協議を進めています。鉄道を所有する小坂製錬でも施設の譲渡に前向きで、来年度中にも実現する見通しです。

→レールバイクで鉄道の観光資源化!アイデアですね!

■野辺地鉄道防雪林のPR看板設置へ
(10/14 11:49)北海道新聞
 野辺地町のJR野辺地駅にある、日本最古の鉄道129件防雪林が鉄道記念物に指定され、14日の「鉄道の日」で50年を迎える。植林されて以来110年以上もの間、木々は列車の運行を守り続けるとともに、その豊かな景観が町民に愛されてきた。東北新幹線全線開業と、駅沿線の並行在来線化を12月に控え、町が観光看板設置の計画を進めるなど、あらためて防雪林に光を当てようという動きもある。

 野辺地駅の防雪林は、盛岡-青森間の開通で東北線が全通した2年後の1893(明治26)年5月に造林された。JR東日本盛岡土木技術センターによると、現況では全長約200メートル、奥行き約50メートルの敷地に、幹の直径(地上1・2メートル部分)約40センチの杉が約700本林立している。

 わが国の鉄道防雪林発祥の地として1960年、当時の国鉄が第14号鉄道記念物に指定している。造林の提唱者は日本初の林学博士・本多静六(1866~1952)で、博士の出身地・埼玉県久喜市(旧菖蒲町)と野辺地町とは、相互交流が盛んだ。

 野辺地ライオンズクラブは1997年から、下草刈りなどの環境整備を行っている。駅前で酒店と食堂を経営するボランティアの中心、松浦敬祐さん(74)は、毎朝のように除草や花壇の整備などに汗を流す。

 13日も早朝から作業を行った松浦さんは「大きな節目を迎えるので、誰がいつ訪れてもいいようにしておきたい。より多くの人が気軽に見学できるよう、駅舎から防雪林までの渡線橋が整備されればと願っている」と思いを語る。

 町は11月中に「歓迎野辺地町 日本最古の鉄道129件防雪林」と大書した、ライトアップ付きで縦1・8メートル、横12メートルの看板を、防雪林前の線路沿いに設置する。

 町産業観光振興課の沢田則雄課長は「車窓からでもはっきりと分かる大きさ。リゾート列車の乗客などに大いにPRしたい」と意気込んでいる。

→野辺地駅から出ていた南部縦貫鉄道(動態保存中)もいっしょに観光振興の資源としてご活用を!

■中央線 オレンジ色車両が引退
10月17日 18時35分 NHK
東京を東西に走るJR中央線で半世紀以上にわたって運行されてきた、全体がオレンジ1色に塗装された車両が、17日で引退することになり、記念の運行が行われました。

JR中央線では、53年前に、全体がオレンジ1色に塗装された車両が導入され「オレンジ色の電車」として親しまれてきました。しかし、4年前から銀色の車体にオレンジのラインが入った新型車両に、順次、切り替えられたため、オレンジ1色の車両は、残り1編成だけになっていました。この残り1編成となった「201系」と呼ばれる車両が、17日で引退することになり、記念の特別運行が行われました。出発駅となる、東京・日野市のJR豊田駅に電車が姿を現すと、鉄道ファンが一斉にフラッシュを浴びせました。そして午前10時19分、5000人の応募の中から抽せんで選ばれた400人を乗せて、長野県の松本駅に向けて出発しました。車内では、乗客に、電車をかたどった箱に入った幕の内弁当がふるまわれたほか、行き先の駅の名前が書かれた、この電車の方向幕などがプレゼントされました。また、沿線にも多くの鉄道ファンが詰めかけ、引退する車両の最後の走りをカメラにおさめていました。電車は、およそ190キロの道のりを4時間余りかけて、終着駅の松本に到着し、中央線の利用者に長年親しまれてきたオレンジ1色の電車は姿を消しました。大学時代から中央線で通学、通勤している、東京・小平市の加藤勝行さん(46)は「学校や会社に連れて行ってくれた電車なので、最後は寂しくてほろっときてしまいました。長年、一生懸命働いてくれた電車なので、ほんとうにご苦労さまと言いたいです」と話していました。

→おつかれさまでした!

$中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba
鉄道博物館でオレンジ色の電車にのれます