参院予算委員会審議:菅総理答弁の「2つの?」 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

参院予算委員会審議:菅総理答弁の「2つの?」

秘書です。
参院予算委員会審議で、川口順子先生が菅総理の対中認識を追及中。

(1)菅総理は、戦略的互恵関係は安倍総理の時代に合意された経緯を知らなかったみたいですね。

いま、答弁で、戦略的互恵関係について色々定義を語り、安倍総理との違いを川口議員がその包括性について語っていますが、もう一つ二国間関係についての最も重要な部分、個別的摩擦を大局に影響させない、という決定的な要素についての認識が菅総理にはないようですね。

靖国問題後にこの合意ができたという歴史的経緯を総理が十分に認識していないから、こういうことになるのでしょうね。

(2)菅総理によると、小泉政権期に「政冷」が「経冷」になったと断じていました。

では、そのころ、レアアースについてのように、日本企業狙い撃ちの差別的待遇はありましたでしょうか?

政治が全面的に屈服することが経済にプラスになると考えているとすれば、それは絶対に間違っています。

対中関係の政治と経済の関係はそんなに簡単ではありません。