参院決算委員会審議:委員長の官房長官への要請と総理の中国当局への要請 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

参院決算委員会審議:委員長の官房長官への要請と総理の中国当局への要請

秘書です。


(1)参院決算委員長から官房長官への要請

■答弁「品位汚さぬよう」=仙谷氏に異例の要請-鶴保委員長
(2010/10/18-11:47)時事通信

 鶴保庸介参院決算委員長(自民)は18日午前の同委員会の冒頭、仙谷由人官房長官に対し、「国務大臣としての品位を汚すことなく、真摯(しんし)かつ適切な答弁に務めることを強く望みたい」と要請した。
 鶴保氏が取り上げたのは、15日の参院予算委員会で民主党政権の天下り根絶への取り組みを不十分と批判した経済産業省の官僚に対し、仙谷長官が「こういうやり方は彼の将来を傷つける」と述べたことなど。鶴保氏は「国会を冒涜(ぼうとく)する答弁であり、当該政府参考人に圧力を加えるのではないかとの指摘がある」と述べた。
 委員長が、他の委員会での閣僚の答弁を問題視し、注文を付けるのは珍しい。自民党など野党側は、法律論を長々と述べては追及をかわす仙谷長官への反発を強めており、鶴保氏は野党の委員長として、仙谷長官をけん制した形だ。

→国会を冒涜する答弁が続くようであれば・・・? 

(2)菅総理から中国側関係当局への要請

■反日デモに「遺憾の意」=邦人の安全確保も要請-菅首相
(2010/10/18-10:46)時事通信
 参院決算委員会は18日午前、菅直人首相と全閣僚が出席して2008年度決算に関する総括質疑を行った。首相は、中国で反日デモが発生し日本料理店などに被害が出ていることについて「中国側関係当局に対して遺憾の意を伝えるとともに、邦人および日系企業の安全確保を強く要請している」と明らかにした。冒頭、鶴保庸介同委員長(自民)に答えた。
 その上で、首相は「いろんな課題でいくつかの問題が生じているが、戦略的互恵関係を深めるということで、双方が冷静に努力する必要がある」と述べ、日本側としても冷静に対処していく考えを示した。

→まさか、「双方が冷静に努力する」の論理でビデオ非公開ということはありませんね?

→そのようなことをすれば、今後、日本の国会で議決があっても、①官製デモ、あるいは、②官製デモが制御不能になって暴徒が日系進出企業、日本料理店、日本車を襲撃すれば日本政府は折れる、という前例を作ることになり、結果的に将来の在留邦人及び日経企業の安全を脅かすことになります。

→日本政府は冷静にビデオを公開すべきです。