菅防長官3点セット:①「拙劣」→謝罪又は辞任、②「恫喝」→罷免?、③「ビデオ公開」 | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

菅防長官3点セット:①「拙劣」→謝罪又は辞任、②「恫喝」→罷免?、③「ビデオ公開」

秘書です。
官房長官=菅防長官のこの2日の発言は、とても深刻な問題があります。
下記は、菅防長官3点セットです。



■山本氏が仙谷氏に反論 “菅防長官”と皮肉る
産経新聞 10月15日(金)22時7分配信 産経新聞

 14日の参院予算委員会で新聞報道をもとに質問した自民党の山本一太参院政審会長を「最も拙劣な質問方法だ」と批判した仙谷由人官房長官が野党時代に同様の質問攻めをしていたと、山本氏が15日の記者会見で明らかにした。

 山本氏は、平成16年の日本歯科医師連盟(日歯連)によるヤミ献金事件をめぐり「(自民党の国会議員による関与が)少なくとも新聞報道にはある」などと質問していたことを紹介、正式な謝罪がない場合は辞任を求めると発言した。さらに「仙谷氏がやはり『陰の総理』だ。答弁を求められていないのに、菅直人首相をかばうように出てくるから、『菅防(かんぼう)長官』だ」とも皮肉った。

 その後、仙谷氏は記者会見で「私の質問もある意味で拙劣だったことになる」と、過去の質問についてこたえた。


正式な謝罪がない場合は辞任!
→参議院自由民主党政審会長に対して「最も拙劣な質問方法だ」ということは、全自由民主党員が侮辱されたようなもの。私も一党員として侮辱された思いです。
→そして、山本一太先生の質問に、総理ちゃんと答えてください。総理は「激怒した」という部分しか明確には否定していません。そのことを隠すために官房長官がやったんでしょう?



■仙谷長官“恫喝”審議紛糾 官僚の将来に「残念だ」
産経新聞 10月15日(金)22時14分配信 産経新聞

 菅直人内閣で異様な存在感を放つ仙谷由人官房長官が、15日の参院予算委員会で、政府参考人として菅内閣の天下り対策に批判的な答弁をしたキャリア官僚に対し「彼の将来が傷つき残念だ」と発言し、審議が一時紛糾した。批判的な官僚に対する人事権の発動とも受け取れ、「公衆の面前で官僚を恫喝(どうかつ)した仙谷氏の罷免を求める」(自民党中堅)との声も出てきた。(酒井充、村上智博)

 予算委で答弁したのは、現在経済産業省官房付で、昨年12月まで国家公務員制度改革推進本部事務局の審議官だった古賀茂明氏。同氏は菅内閣が進める国家公務員の独立行政法人などへの「現役出向」について、こう批判した。

 「不透明な癒着は公務員の身分を維持して行っても全く同じことが起きる可能性があり、非常に問題だ」

 古賀氏は雑誌でも天下り規制を批判し、「肩たたき」を迫られているとされる。国会での答弁は公務員制度改革担当相として上司だった仙谷氏の逆鱗(げきりん)にも触れたようだ。

「職務と関係ないことでこういう場に呼び出すやり方は、はなはだ彼の将来を傷つけると思います。優秀な人であるだけに、大変残念に思います」 

 この件で答弁を求められていない仙谷氏が「関係ない質問に答えるな」とのヤジに構わず一方的にこう語ると、審議は中断。仙谷氏の発言は今後、理事会で協議することになった。

 仙谷氏は直後の記者会見で「彼のことを心配して言っただけの話だ。別に恫喝のつもりはない」と強弁、古賀氏の出席を「ルールが違う」と指摘した

 だが、古賀氏はみんなの党の小野次郎氏が出席を求め、民主党側も了解していた。みんなの党の渡辺喜美代表は「古賀氏の話は正論だ。仙谷氏は守旧派の道をひた走りに走ってきて、そういう過去が暴かれるのがいやで恫喝したのだろう」と述べた。

 菅首相以上に目立つ仙谷氏は最近、新聞で取り上げられる機会も多いが、会見では「この内閣は菅首相が十二分のリーダーシップで政権運営しており、『陰の首相』と書かれるが、揶揄(やゆ)というか、おちょくりだ。全体を正しくみれば、そういう表現が出てくるわけない」と、批判の矛先を報道陣に向けた。

 「どこがおちょくられているのか」との質問には、こう怒りをぶちまけた。

 「全部がおちょくりじゃないですか!」


理事会協議。(罷免?)
委員会が正式手続きで決めたことを「ルールが違う」とはどういうことなのか。立法府に対する行政府の越権行為ではないか。このような官房長官の発言が前例となった場合、政府の都合がわるい人は「ルールが違う」と言って官房長官が出席拒否権をもってしまう。国権の最高機関としての権威にかかわる問題です。


■ビデオ扱い、仙谷氏に一任=漁船衝突事件
(2010/10/15-20:34)時事通信
 仙谷由人官房長官は15日夕、柳田稔法相と前原誠司外相、馬淵澄夫国土交通相らと首相官邸で会談し、衆院予算委員会が尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像の提出要求を議決したことを受けて協議した。その結果、仙谷長官に対応を一任することを確認した。
 これに関し、政府高官は「政府としては、提出するかどうかの判断だ」と述べ、提出しないことも含め慎重に検討する考えを示した。

→ビデオ公開にも官房長官が立ちはだかりますか?国会の要求は無視ですか。