ASEM首脳会議出席へ:欧州情勢は複雑怪奇、なんていわないように | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

ASEM首脳会議出席へ:欧州情勢は複雑怪奇、なんていわないように

秘書です。
帰国後、国会でしっかり報告を。


■菅首相、ASEM出席で調整
時事通信 9月27日(月)16時13分配信
 民主党国対幹部は27日午後、菅直人首相が10月4、5両日にブリュッセルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席する方向で調整していることを明らかにした。臨時国会の同月1日召集に変更はないとしている。 

さあ、「欧州情勢は複雑怪奇」などと感想を漏らすことのないよう、国際戦線での戦略をしっかりたててくださいね!

では、欧州戦線で何がおきているか、確認しましょう。



■露ラヴロフ外相 NATOサミットへの参加を検討
25.09.2010, 16:33 ロシアの声
ロシアのラヴロフ外相は、11月にポルトガルのリスボンで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にロシア政府指導部が招待を受けたことについて、参加を検討するとの声明を表した。
 外相は、露国営第1テレビからのインタビューに応えた中で、ロシア・NATO理事会の枠内ではロシアの立場が明確にされたと指摘。麻薬、テロ対策、アフガニスタン、ミサイル防衛(MD)などを巡る問題に関し、NATOがロシアとの協力強化を呼びかけたことが重要だと発言した。
 MD問題に関しては、ミサイル拡散の危険に関する共同分析に関して、露米の大統領、またロシア・NATO間でどれほど合意できるかを理解することが重要だとの考えを表し、ロシアにとって重要なのは、欧州全土の安全保障についての同国のイニシアチブが機能することだとの結論を示した。


■NEWS25時:NATO、軍縮協力を露に促す
毎日新聞 2010年9月24日 東京朝刊
 北大西洋条約機構(NATO、加盟28カ国)は22日、米ニューヨークでロシアとの外相会合を開き、11月にポルトガル・リスボンで開かれるNATO首脳会議に向け、ミサイル防衛や通常兵器の軍備管理・軍縮などで協力強化を呼びかけた。ロイター通信によると、クリントン米国務長官は「NATOとロシアは統合ミサイル防衛の仕組みを構築するために協力すべきだ」と述べた。【ブリュッセル】


■NATO米代表:露の加盟は露自身が決めること
22.09.2010, 13:37 ロシアの声
 北大西洋条約機構(NATO)常駐アメリカ政府代表のアイヴォ・ダールダー氏は、ロシアのNATO加盟は可能だが、ロシア自身がこれについて決定を下すべきであり、加盟により相応の利益があるかを考えなければならないとの声明を表した
 ダールダー代表は、「北大西洋条約には、欧州のいずれの国家にもNATOに加盟する権利があると明記されている。ロシアは欧州の国家であり、よって加盟する権利を有する。しかし加盟はNATOではなく、ロシア指導部が決定するものであり、規定の手続きを遵守するかによる」と述べた。
 代表はロシアのNATO加盟に関するあらゆる談話は、ロシアが公式に意思表示をした後でのみ意味を持つことになると強調。またロシアとNATOが一連の分野でこれまで長らく連携を図ってきたことを指摘した。


ロシアのNATO加盟なんていうことがニュースになっている時代です。「欧州情勢は複雑怪奇」なんていってはいけません。こういう中で、菅総理、何ができますか?保健や教育だけじゃ、だめですよ!