政党の原点:不条理との戦いと参加民主主義について | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

政党の原点:不条理との戦いと参加民主主義について

秘書です。
他党の代表選をみておりますが。

①不条理との戦い
→「天下り根絶」という名の天下りの全面解放という不条理をどう総括するのか?

②参加民主主義
→では、マニフェストの形成過程に党員はどのように参加したのか。党員が参加していないからこそ、恣意的にマニフェスト修正ができるのではないか。そして、マニフェストの修正は全党員の議論をしたのか。


政治主導は、国会議員全員参加でやろうとしたら、霞が関のみなさんに木端微塵にばらばらにされることでしょう。国会議員が結束できるのは国民との公約のベースがあるからで、それがなければ、1週間で各省庁の走狗と化し、縦割り的対立をすることでしょう。

メニューはある、あとはやるだけだ。これは官僚主導に流される人たちがよくいうことです。
メニューがあってもできません。霞が関は社長には人事権がありません。
だから政治主導ができる人事体系を、という公務員制度改革の骨抜きをしたら、総理大臣がやりたいこともできません。

と、他党の代表選をみながら、政党政治の在り方を自問自答しています。