最近の鉄道ニュース! | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

最近の鉄道ニュース!

志士の目鉄道研究会です。
夏はちょっと頻度があがります。
地域振興に貢献できれば、と考えております。


まずは、今週末のイベントから。

■明知鉄道:開業25周年記念、レールフェア--28日 /岐阜
毎日新聞 2010年8月24日
 今年で開業25周年を迎える明知鉄道(恵那市明智町)は、記念イベントとして28日午前10時から同鉄道明智駅構内と同市恵南商工会で、「夏休みファミリーレールフェア2010」を開催する。

 イベントは参加無料で▽気動車と綱引き大会▽運転士らの制服を着て記念写真▽キップ切り体験▽軌道自転車に体験乗車(以上、明智駅)▽地元特産品販売▽これまでの開業記念グッズ、使用済み硬券販売▽Nゲージジオラマ展示(以上、商工会)--などが行われる。問い合わせは同鉄道(0573・54・4101)。【小林哲夫】

気動車との綱引き大会は楽しそうですね!

続きまして、車両売却の話題です。

■「いすみ鉄道」中古車両210万円売り出し
2010年8月23日8時30分日刊スポーツ
「ムーミン列車」などで知られる千葉県南東部、大原-上総中野間を結ぶ第3セクター「いすみ鉄道」が、車検切れの中古車両を210万円で一般に売り出したことが22日までに分かった。車両は同社が7両保有するうちの1つで、4年前から大多喜駅の車庫で保存していた。同社によると、座席などは現役時代のまま残っており、専門業者が整備をすれば自走もできるという。

 いすみ鉄道が売り出したのは1988年(昭63)富士重工製の「いすみ200型204号車」。全長15メートル、全幅2・5メートル、重さ約25トンで、鮮やかな黄色いボディーが特徴の運転席付きワンマン車だ。開業当時から06年まで18年間、現役としてバリバリ活躍していたが、ここ4年間は控え車両として休眠状態だった。このため同社では経営改善の一環として車両の一般への販売を決め、ホームページ上で情報を公開した。

 210万円の価格設定について、同社の鳥塚亮社長(50)は「特に理由はないが、これぐらいなら買ってくれる人もいるのではないか」という。導入時、新車で5000万~6000万円したものが「18年落ち」で約30分の1。同社長は「鉄道好きの方々には決して高くはないとは思います」と話した。

 いすみ鉄道は88年、JR木原線の廃止に伴い、沿線の自治体などが出資する第3セクターとして開業。大原-上総中野間の26・8キロを結ぶが、万年赤字の状態で、常に廃止の危機にさらされている。だがオリジナルせんべい「い鉄揚げ」や「房総のけむりまんじゅう」の販売など独自路線の経営努力が認められ、8月初旬に存続が決定したばかり。鳥塚社長によると、残る6車両も順次新型に入れ替えていく方針で、今回の売却が好評なら、今後も売り出しを実施する可能性もあるという。

 すでに問い合わせは会社経営者や個人らから2~3件あったという。「会社のシンボルにしたいとか、レストランに改装したいなどですね。できれば、いすみ線を愛してくれた方、かわいがってくれる方に買ってほしい」(鳥塚社長)。売却条件は送料別、現状渡し。大型トレーラーでの輸送費は県内でも100万~150万円ほどかかるほか、買った後の置き場所の問題など、実際は個人での購入はちょっと難しそうだが…。同社では9月下旬までには売却先を決定し、引き渡したいとしている。

■「ムーミン列車」も/いすみ鉄道メモ
2010年8月23日8時34分日刊スポーツ
 ◆ムーミン列車 千葉の里山を走る路線を、自然豊かな「ムーミン谷」のイメージに見立て09年10月から運行スタート。6車両にそれぞれ「ムーミン」「スナフキン」などのヘッドマーク、ペイントを施したほかスタンプラリーも実施。

 ◆社長公募 経営再建に向け、08年から任期2年、年収700万円で社長を一般公募している。“初代”には元運輸会社経営の吉田平氏が就任したが、昨年2月に知事選出馬のため辞任。2度目の公募で、元航空会社勤務の鳥塚社長が就任した。

 ◆運転士養成プラン 今年3月、「いすみ鉄道で少年時代の夢をかなえませんか」を売り文句に、自社養成列車乗務員訓練生を募集。総訓練費約700万円を自己負担することが条件。40~50代の男性4人が採用された。

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大切に保存してくれるマニアとご縁がありますことを!できれば動態保存を。動態保存すると次の記事のような楽しい企画ができます。


■鉄道マニア「夢かなった」 一畑電車の雲州平田駅構内 島根
2010.8.23 01:52産経新聞
 映画「RAILWAYS(レイルウェイズ)」の舞台にもなった一畑電車の国内最古級車両「デハニ50形」の体験運転が、島根県出雲市の雲州平田駅構内で行われ、鉄道マニアらの人気を集めている。

 県や平田商工会議所などでつくる「デハニ50形の活用検討協議会」の提言を受け、一畑電車営業課が企画した。

 老朽化で昨年3月に引退した車両の“復活”とあって、体験運転には県内外から大勢の家族連れらが訪れ、機器の名称や加速する仕組みなどを教わった後、構内の検車線(70メートル区間)で、運転を楽しんだ。

 広島市安佐南区の会社役員、高橋伸英さん(40)は「ブレーキは右手、マスコン(アクセル)は左で操作するなど車の運転とまったく感覚が違った。楽しい企画で、夢がかないました」と感激していた。

 体験運転は中学生以上を対象に、28日▽9月12、23日▽10月10、24日▽11月14、28日▽12月11、12日にそれぞれ20人限定で行われる

 参加費は、昼食と電車模型の記念品付きで1万3千円。申し込み・問い合わせは同営業課((電)0853・62・3383)。

鉄道模型の記念品付きというのがとても気になります。

■タマネギ列車 運行開始 北見→札幌 毎日2往復
(08/18 07:29)北海道新聞

 【北見】全国一のタマネギ産地の北見から、収穫したばかりのタマネギを札幌方面に運ぶJR貨物(東京)の貨物列車が17日、今シーズンの本格的な運行を始めた。

 農産物の収穫期に合わせ、8月から4月下旬までほぼ毎日、北見-札幌間を往復している。2009年度に運んだ農畜産物28万トンのうち、6割の16万6千トンをタマネギが占めた。ピークには1日1500トンを超えるタマネギを扱う。

 列車は11両編成。選果場で選別した極わせ種のタマネギをコンテナに収納し、フォークリフトで4時間ほどかけて、約250トンを積み込んだ。いったん札幌市白石区の札幌貨物ターミナル駅に運ばれ、積み替えられて全国各地の食卓へ向かう。

 この貨物列車は、昨季まで1日3往復だったが、今季は2往復に減便された。老朽化したディーゼル機関車の更新が困難なことなどが理由。JR貨物道支社は「来年度の運行については未定」としている。

 運びきれない分はトラックで輸送するが、貨物列車はオホーツク地方と道央圏を結ぶ農産物輸送の大動脈で、特に冬場はトラックより安全で確実なため、廃止されれば打撃は大きい。地元自治体は4月に輸送体制維持を求める要望書をJR貨物に提出するなど、存続を求めている。


需要があるのに対応できない、というのは・・・。高速道路を含む総合交通体系のどこかに見直しが必要では?

■SLの町全国発信 公園内にミニ鉄道常設へ 島田市
2010/08/23 静岡新聞
 「SLの町」を全国にアピールし、交流人口の拡大を図ろうと、島田市は23日までに、同市野田の中央公園内にミニ鉄道の本格的な屋外線路を常設する方針を固めた。市議会9月定例会に整備費など補正予算案を提出する。
 同市によると、整備を計画しているのは約300メートルに及ぶ線路と客を乗せて走るミニSLのほか、車両をスライドして移動させる遷車台、駅舎ホーム、車庫、鉄橋、踏切など。予算は約3900万円を計上する。
 市の「ばらの丘公園」に隣接した中央公園は、緑に囲まれた約9ヘクタールの敷地に多目的広場やアスレチック、水鳥の遊ぶ池などが広がる。市総合スポーツセンター「ローズアリーナ」も5月にオープンし、さまざまなスポーツを楽しめるアリーナやプールを備え、多くの市民でにぎわっている。
 レールは園内の小高い丘を囲むように敷設する。乗客は駅を出発して、景色を眺めながら一周する。ローズアリーナのトレーニング室などからSLの姿を見ることもできる。
 大井川鉄道のSLは県外からもファンが訪れる同市の重要な地域資源。ミニSLを新たなスポットとして、観光客の増加につなげたい考えだ。「親子ふれあいの場」と位置付け、このほどローズアリーナ内に設置したミニ四駆のサーキットコースなどとともに、市が力を入れる子育て支援を充実させる。
 運行開始は2011年4月29日を予定。土曜、日曜、祝日に加え、毎月1回はミニ鉄道マニア開放日とする。

ミニSLのゲージが気になります。標準軌か?ナローか?


■「くりでんは永遠」元職員ら出席し解散式 遺産継承誓う
2010年08月22日河北新報

 廃線となり、清算が完了した「くりはら田園鉄道」(くりでん、本社宮城県栗原市)の解散式が21日、栗原市若柳であった。元職員や沿線地域の関係者ら約120人が出席し、大正時代から続いた鉄道会社の終幕を惜しんだ。
 社旗降納のセレモニーの後、2005年から廃線時まで10代目社長を務めた佐藤勇栗原市長があいさつ。車両を動く状態で保存する鉄道公園の計画に触れ、「市民に喜ばれ、全国の人が来たいと思う場にしたい」と語った。委員会を設け、鉄道資産や貴重な資料の活用策を検討する考えも述べた。
 初代、2代目社長それぞれの遺族や元社長、元職員らがスピーチに立った。市民グループ「くりでん保存愛好会」会長の元職員鈴木満さん(75)は「職員はレールを守りたい思いが強かったが、時代の流れで廃線となった。誇りと遺産をしっかりと引き継ぎたい。くりでんは永遠」と述べた。
 くりでんは1918年に栗原軌道株式会社として設立され、21年に石越―沢辺駅で開業した。93年に沿線5町と県が出資する第三セクターになったが、経営難が続き、2007年3月末で廃線。会社は解散し、清算法人に移行した。残された資産は栗原、登米両市に引き継がれ、先月末に清算業務が終了した。

動態保存を楽しみに期待しております。
それでは、恒例の軽便鉄道ニュース!


■軽便鉄道の歴史知って、明治から昭和初期の写真を展示/秦野
2010年8月19日 神奈川新聞

 明治から昭和初期にかけて秦野から二宮まで運行された軽便鉄道の資料展「写真で見る軽便鉄道」が31日まで、秦野市寿町のはだのこども館で開催されている。軽便鉄道を知る世代が少なくなったことから、興味を深めてほしいと開催されている。

 同市本町にあった最初の秦野駅や、火の粉が出ない独特の形をした煙突を備えた蒸気機関車、軽便鉄道の二宮駅舎として使われた現存する建物などの写真パネル30点が展示されている。

 明治時代と大正時代の時刻表や記念絵はがき、株券などとともに、軽便鉄道が走っていたことを表した石碑の写真なども展示されている。「軽便鉄道クイズ」も実施され、正解した子どもたち先着50人に2006年に発行された「軽便鉄道100周年記念ポストカード」が贈られる。

 軽便鉄道は1906(明治39)年に葉たばこや落花生などの輸送を目的に、東海道線二宮駅と秦野市内を馬車で結ぶ「湘南馬車鉄道」として開通。13年に利用者の増加から、蒸気機関車に変更し「湘南軽便鉄道」と改称した。全線10キロで区間内に8駅があり、約50分かかったという。

 27年の小田原急行鉄道の開通で利用者が減少、37年に全線廃止された。軽便鉄道に秦野駅があったため、小田急の駅は87年まで大秦野駅と名付けられていた。


みなさんの街にも、軽便鉄道の歴史が眠っているかも?それは地域の大切な歴史資源です!

■鹿島鉄道跡地バス専用道(BRT)で「ウォーキング大会」開催 公開日
  2010年8月23日 茨城県
 廃線となった鹿島鉄道の跡地をバス専用道として整備するバス高速輸送システム(BRT)事業が完了したことを記念し、「ウォーキング大会」が石岡市及び小美玉市出8月22日に開催されました。
参加者約600人は、石岡一高下バス停からの石岡コースと小美玉市玉里運動公園からの小美玉コースの各出発点からゴールの石岡運動公園までのバス専用道(各約2.5キロメートル)を楽しみながら歩きました。
 なお、バスは8月30日から運行開始となります。

新空港の旅客と貨物を運ぶ鹿島鉄道の雄姿を見たかった!
ということで、懐かしの鹿島鉄道の写真です。


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