対立の政治から合意形成の政治へ(中川語録) | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

対立の政治から合意形成の政治へ(中川語録)


報道をみるかぎり、政府・民主党から発せられるメッセージのほとんどは、9月の代表選をにらんだものになりはじめたようだ。本人たちはお気づきにならないかもしれないが、それこそが国民不在の永田町のコップの中の争いである。国民第一、生活第一だったはずの党がなぜこうなってしまうのだろうか。



他方、野党にも、国民第一、生活第一の姿勢が求められる。2007年の参院選でねじれ国会が生まれた時に、与野党よく話し合えという民意に従うことなく政権交代のために参議院を政局の府とした民主党のようなことはしてはいけない。



権力闘争のための対立の政治ではなく、国民のための合意形成を行なうための新しい政治をはじめなければならない。



与野党よく話し合う良識の府にする必要がある。強引な国会運営をしてきた民主党は、まず、徹底的な反省をしなければならない。参議院議長を野党から出すことが民主党の反省の証であり、国民のための合意形成を行なうための新しい政治、新しい良識の府として第一歩となる。



(7月13日記)中川秀直