上から目線?:大政党から小政党によびかけるならば | 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」by Ameba

上から目線?:大政党から小政党によびかけるならば

秘書です。
お願いするときは、謙虚でないと・・・
仲良くするつもりがあるのなら、表現に気をつけたほうがよろしいかと。
たたきながら仲良くしろ、というのでは・・・
上から目線では仲良くなれないのではないでしょうか。


■「手を握る時は握らないと」みんなの党と?
7月8日22時3分配信 読売新聞

 菅首相は8日、熊本市での街頭演説で、小政党について、「小さな党はテレビで目立っても、国会では法案が通らない。他の党とどこかで手を握って仲良くしなくてはいけない」と述べた。

 さらに、「元気のいい人が、民主党や自民党のことをぼろくそ言っている。自民党の古い体質の中でやれなかったというのなら、やはり手を握る時は握らないといけない」とも語った。

 みんなの党の渡辺代表を念頭に、参院選後の民主党との連携を検討するよう求めた発言とみられる。

■少数政党は民主と連携を=菅首相
7月8日21時58分配信 時事通信
 菅直人首相は8日、熊本市内での街頭演説で、みんなの党などの少数政党について「目立ってみても、国会では法案が通らない。ほかの党とどこかで手を握って仲良くしなければいけない」と述べた。政策実現のためには民主党との連携を模索すべきだとの考えを示したものだが、協力を強いるかのような発言には反発も出そうだ
 首相はこの後、川崎市内で行った演説で「社民連という政党で16年間頑張って、いくらいいことを言っても、5人だけでは(政策実現は)できなかった。やっぱり大きな政党と手を組むしかないわけだ」と強調した。 

■菅首相 小政党に連携呼び掛け
7月8日21時57分配信 毎日新聞
 菅直人首相は8日、熊本市内での参院選応援演説で、参院選後の他党との連携について「私も小さな党にいたからよく分かるが、(小政党は)目立っただけじゃ駄目で、国会では法案が通らない。他党と手を握って、仲良くしなきゃいけない」と指摘した。厳しい選挙情勢を踏まえ、みんなの党などを念頭に小政党に連携を呼び掛けたものだ。
 首相は演説後、記者団に対し、内閣発足から1カ月が経過したことに関し「日米関係、沖縄関係、口蹄疫(こうていえき)などに的確な対応ができた。十分合格点を頂ける」と強調し、選挙後の続投に意欲を示した。【青木純】


小政党の存在を否定しているわけではないのでしょうが、日本では小政党の存続を認めているわけですから、誤解されないようにしたほうがいいですね。さて、社会市民連合がいまでも存続していたら、市民的公共性を大事にするネットワーク型政党として、ドイツの緑の党のように大きな勢力になっていたかもしれませんね。「上から目線」ではなく「下から目線」の党として。市民的公共性と国家的公共性についてどのような理論を構築していたでしょうか。普天間基地についてどういう態度をとっていたでしょうか。きっとマニフェストや候補者選定では熟議を重ね、熟議を重ねたものについて、簡単に見直してもいい、とはいわなかったのではないかな、と空想しています。