物事が進まなかった原因：ねじれが原因ではなく、ねじれを利用したことが原因です

秘書です。
その歴史認識、ちょっと待った！


■参院選、各党党首らが全国各地で支持を訴え
< 2010年7月3日 20:41 >日テレニュース２１

１１日に投票が行われる参議院議員選挙。３日も各政党の党首らが全国各地で支持を訴えた。

　菅首相（民主党代表）「責任のある安定した政治を皆さんの力で作っていただけるか。衆参ねじれの中で、また物事が進まない不安定な、無責任な政治に戻すのか」

　自民党・谷垣総裁「民主党は何のために消費税をやるのかはっきりしない。そして、菅さんは言っていることが毎日ぶれている。こういう方に政権を任せておくわけにはいきません」

　公明党・山口代表「マニフェストを裏切って国民との契約を違反した。そんな民主党には皆さん、レッドカードを突きつけようではありませんか」

　共産党・志位委員長「大企業減税のための消費税増税は絶対反対。この願いをどうか日本共産党に託してください」

　社民党・福島党首「社民党は消費税の引き上げに反対です。自民党、民主党による消費税値上げ隊と対決して戦ってまいります」

　国民新党・亀井代表「国民新党が今やっていることは、悲しいかなわずかな党。しかし、この日本を日本でなくしていくわけにはいかない」

　みんなの党・渡辺代表「みんなの党は、増税の前にやるべきことがあるだろうというアジェンダを持っています」

　たちあがれ日本・与謝野共同代表「今のように民主党のだらしのない政治が続けば、やがて国民の生活が本当に大変になる」

　新党改革・舛添代表「何としてでも民主党の参院選における過半数を阻止しないといけない。今、こうして選挙戦を戦っている大きな目的」



主義主張の違いはかまいません。しかし、歴史の事実を曲げちゃいけません。

「衆参ねじれの中で、また物事が進まない不安定な、無責任な政治に戻すのか」

これは納得できません。
07年参院選で自民党が敗北して衆参がねじれて秋に福田政権ができて、与野党協議をよびかけたのは誰ですか、断ったのは誰ですか？日銀正副総裁をとにかく断り続けたのは誰ですか？
不安定化はねじれたのが原因ではない！
07年のねじれの原因は与野党よく話し合えという国民の声。
その期待を裏切り続け、与野党協議を拒否し続けたのはだれか？
ねじれを利用して、政治的に不安定状況をつくりだし、政権交代をつくりだそうとしたひとたちがいたから不安定化したのではないか？？
だれかが参議院を、衆院選勝利のために政府機能のマヒ状態を国民に印象づける革命の府にしたのではないか。それが不安定化の原因ではないか？
政権交代のために日銀総裁人事で不安定化をはかった「無責任な政治」の原因をつくったのは、一体誰か？